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11月, 2011の投稿を表示しています

最小ステップ角比較

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懸案事項の一つ 最小ステップ角2.29秒角(6.6PPS)と4.58秒角(3.3PPS)の実写比較です。 ISO500 f/4 200mm 148秒 等倍トリミング(無レタッチ) ウオームギヤとホールギヤのかみ合わせ位置は同じです。 モーターの駆動方法を4W1-2励磁、2W1-2励磁で、最小ステップ角を変えています。 この実写では、3.3PPSの方が良好に見えます。 こんなテストをするとさらに疑問が増えます。 ステップ角0.9度のモーターを2W1-2励磁駆動とステップ角1.8度のモータを4W1-2励磁駆動する場合で、描写に差がでるだろうかと?? 急ぐ必要はないので、そのうち実施するとして、ファームウエアには2W1-2励磁モードも準備しておこうと思います。。 24日のアンドロメダ銀河 9号機 200mm f/4 ISO800 190s 投票ありがとうございます。(74)

進捗報告?

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時間が経験した事の無い速度で過ぎ去って行きます。最近思うのですが、この速度、日々の充実感とは関係ありませんね・・・。 今週は後半天気に恵まれ、9号を使い込み、勝手の悪さを改善しました。 ・運転中のインターバルタイマーの時限変更。 ・運転中のトルク変更。 ・太陽追尾モード、月追尾モードを追加。 それと、トドメ?にしたい試作10号機板金を発注しました。 その他、細々?した実写データを撮りました。 例えば、 最小ステップ角 2.2秒角と4.4秒角の描写差異をチェックしました(継続中)。 結論には至ってませんが、eos60D+200mm では、明確な差を確認できません。 現時点、むしろ、ピリオディックモーションの影響の方が大きいように感じます。 今後はピリオディックモーションの影響が最小となるホイール位置を管理し、再度、撮影チェックする予定です。 2.2秒角と4.4秒角を確認する理由はモーターの汎用性の問題なのです。 ファーストロット分は確保(発注済)できているのですが、ステップ角0.9度のモーターは汎用性が悪く、かなり高価なのです。 費用対効果を確認出来なければ、安価で汎用性のあるステップ角1.8度に変更する事も有りと考えております。 投票ありがとうございます(73) 色が決まりません・・。 もうモノトーンにするかなんて考えてます・・。

アンドロメダ銀河とカシオペア

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玄関先から離れ、電線の無い夜空を・・・・ 9号機 24mm f/4 ISO500 298s  201111201930 ピリオディックモーション値測定治具用のプーリをもう少し精度良いものにしてやろうと思い、1日中旋盤を回し、真鍮プーリとしては満足のいくモノができたのですが、測定器から出てきた数値は全く酷い出来で、何が悪かったのか???だまだ改善の余地満載です・・・。 投票ありがとうございます。(72)

9号機の剛性について・・・

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赤道儀の剛性をスマートに数値化する方法に、未だ、たどりついてはないのですが、11/17の方法でスチールフレームとアルミフレームで測定しました。 結果は スチールが0.11deg、 アルミフレームが0.22deg です。 この数値の意味は、 200mmF4+eos60D(約2kg)を使用し、 カーチス・デジカメ法 (DPPA)によって完璧(誤差ゼロの意味)な極軸調整を行った後、最も赤道儀に応力のかかる真上を撮影した場合にどれだけ極軸がズレるかを示す値です。 極軸の東西方向のズレ角をθ(deg)、撮影時間をt(s)、撮影された恒星の流れをm(秒角) とした場合(ピリオディックモーションはゼロとして) m = 3600*θ*sin(t/240) より  t=4分(240s) スチールフレームθ= 0.11 とした場合、 m = 6.911(秒角)  t=4分(240s) アルミフレームθ= 0.22 とした場合、 m = 13.82(秒角) 同等の測定で他社様赤道儀の数値は分かりませんが、 eos60D+200mmF4+スチールフレームの場合、2ピクセル以下です。(アルミ:3ピクセル以下) このズレが大きいかどうか・・・・。 数値を小さくする事は可能ですが、目標であるところの「軽く」からは離れてしまいます。 広角常用の方には軽さは重要です・・・難しいところです。 また、私の使用している三脚 SLIK PRO500DX2 では数値が2~3倍になります。 試作10号機(最終確認)で補強を考えてみます。 ・・・やっと、ここまできました。。。 -----------  だいさんへコメント写真 西向き真上の撮影 南天撮影

カーチス・デジカメ法モード + 剛性確認

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使い勝手を確認するため、毎日夜空を撮ってます・・・ 「 カーチス・デジカメ法 」モードはさらに一歩、進歩?しました(笑 操作方法 スイッチ長押し・・・・後は全て赤道儀がやってくれます。。。 スイッチ長押し 500倍速で運転開始 0.5秒後レリーズ_on 約30deg回転 レリーズ_off 1700倍速で原点復帰 200mm で、だいたい 3回繰り返せば、北極星の軌道の内側に、極軸を合わす事ができます。 バルブ撮影中、追尾を継続しながら、カメラの設定を変えたい事があります。 今はレリーズケーブルを抜いて変更をしているのですが、レリーズケーブルにスイッチがあれば、さらに便利が良いかも知れません。 これはオプションとして必要ですね・・・。 eos60Dのレリーズケーブルはカメラ側はΦ2.5のプラグですが、他のメーカーの仕様を調べなくては・・・。 まだ、測定方法を確立できないのですが、200mmで極軸をあわせ、最も赤道儀に応力のかかる真上を撮影した場合、極軸は0.11deg変位する事を確認しました。 ま~問題は無いと思いますが・・・。 方法は極軸にレーザーポインターを固定し、2600mm離れた場所のスポット位置の変位での計算値です。 写真は三脚に付けてますが、上の数値はテーブルに固定した場合の値です。 三脚だと、2~3倍数値が大きくなります。 このあたりをもう少し綺麗にまとめたいのですが・・・。 レーザースポット 極軸調整位置 最も応力がかかる位置 投票ありがとうございます。(71)

ひとりごと・・・

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9号機を持って帰省するも、雲が多く、電源を入れる事もありませんでした。 ブツを手にした80代の両親は、おもっ(重い)の一言・・・。 うん~~確かに軽い事たあ無い900g・・・微妙?。 最近、全国区のTVから実家の地名「ゆのごう」がたびたび流れます。 グランドまで歩いて5分 試合があったんかな~混むハズの無い道が渋滞してました。 この名が初めて全国区で流れたのは45年くらい前の「キーハンター」だったか(笑 TVからはB-1グランプリで岡山勢が1-2フィニッシュ・・・うん~~微妙。 --- まだまだ販売できる準備(ドキュメント類)は出来てないのですが、それを承知で、赤道儀を自作されている千葉のTさんから、基板とモータの注文を頂きました。 ありがとうございます。記念すべき Higrashi 1号様 です。 投票ありがとうございます。(68)(69)(70)

ひとりごと・・・

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まだ、そんな気分になるのは少し早いのですが、目標が見えてくるにつれ不安が増してきます。 設計上の困難はそれを乗り越える喜びがあるのですが、仕様目標がクリアでき、自分の手から離れた瞬間、残るモノは・・・・・不安です。 設計とは心配事を作る事也。。 それでも、サラリーマン時代はバックに大きな看板があり、それなりに守ってれたのですが、今回はボク一人。今になって組織のありがたさを感じます。 現状、ほぼ最終形のメカで評価をしています。 スチールフレームの剛性は問題無いと考えています。アルミフレームも200mm(赤鉢巻)での撮影で問題は無いのですが、ふなふにゃ感は否めません。(三脚に付けるとほとんど分からない程度) ちなみに、アルミフレームでは100g軽く10%以上の軽量化は可能です。 さてさて、どうしましょう・・・。 ふにゃふにゃ感とか、エージング時間 vs ピリオディックモーションの関係を数値化できないか・・・。 そんな事を検討しております。。。 今日は天気も良さそうなので、カバーを付けた実機を持って、玄関先から離れたいと 残念ながら満月で条件は良くないですが、実フィールドでの使用感を掴んできます。。 投票ありがとうございます(68)

新しいフレーム+  追記

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新しいフレーム+軸受により、剛性はずいぶん良くなりました。 剛性が上がると、今まで気にならなかった部分が ふにゃふにゃ に感じます。 それで、新しい、三脚が欲しくなりました。 まあ、そんな ふにゃふにゃ 三脚でも、200mm程度なら、写りにはそれほど影響は無いようです。 このあたりの関連を明確にしたく 三脚とフレームの ふにゃふにゃ により、極軸がどの程度変化するか測定する予定です。。 写真はカバーを外した中身です。 中身だけだと、コンパクトです。(趣味の範囲なら、ここで終わりですね) 目新しい所は、基板がしっかりねじ止めされ、動作しているくらいで・・・。 これで最終的な操作感をチェックできます。 今、月が明るく、撮影には適しませんが、操作感のチェックをしました。 「 カーチス・デジカメ法 」で極軸調整時(500倍速で運転時)、B撮影ができるようソフトを変更しました。 この変更により、カーチスデジカメ法はワンフィンガーで実現できます。 SWを長押しで500倍速運転が始まり、同時にレリーズがオンします。適当な時間経過後、SWクリックで、レリーズをオフし、仮想原点に戻ります。 いい感じです。。。 投票ありがとうございます。(65)(66)(67)

プリント基板  +追記

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プリント基板ができあがって来ました。 この業界と触れ合った事の無い人には、何でも無い話ですが、1000円弱の雑誌の付録で、基板屋さんの担当と合う事も無く、ネットを通してデータを送るだけで、1週間も待つこと無く、これだけの基板が手元に届いてしまう・・・・感慨深いモノがあります。。。 マイコン搭載、2相ステッピングモータバイポーラ駆動・4W1-2励磁基板です。 赤道儀を自作されてる方なら、欲しいブツだと思います。 そのうち、お安い価格で、お譲り致します・・・。 さてさて、これから部品を半田し、評価です。。。 追記: 21時、メカ部品は全てネジ止めでき、基板に電源が入り、予定している機能の動作確認ができました・・・・・ホッ! これで、なんとか、目処らしきモノが見えてきました。。。