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2月, 2011の投稿を表示しています

よろしければ、教えてください。

モノ作りで糧を得て30数年、新製品の開発時いつも悩む事がある。 この性能機能は必要か?ってヤツです。 でも、自分が購入する場合、他社にあって、ここ無ければ、必要無くても他社を買うよな~って事で、仕様が太り、コストアップしてしまう。 で、目の前の悩みは以下の通り・・・。 ①南半球モード切替スイッチって必要? どうしても必要なら、例えば、スタートswを押しながら、電源投入でモード変更できる。 ②電源スイッチは必要? 電源アダプタ接続で問題は無い様に感じるが・・・。 ③恒星-星景の切替え機能は必要? ネットで見る限り、多くの人はソフト的に解決している様子・・・。 ④クロックに水晶は必要? 1%の誤差があるとされるCPU内蔵クロックを使用した場合、1分で9秒角ずれる。 一般仕様として星景モードでは恒星モードの50%スピードだから、問題は無いような気がする。 また、一台ごとにソフトで対応する手間を惜しまなければ、精度は確保できる。 (温度-周波数特性データがネット上に見当たらない) ⑤インターバルタイマー? 他社にこの機能は無いし、レリーズ用インターバルタイマーを僕は持ってないので、付けたい。 んが、星景写真を趣味とされてる人の多くは、もってるのかも知れない・・・? ①~⑤を無くせば、直材費で1000円はコストダウンできる。 宜しければ、ご意見、お聞かせください。。 「痛い目みてなんぼ」の東山さんのブログで ”広角レンズを数十秒だけ駆動できればいいんです。「200mmを10分ガイド」なんてポタ赤に求めちゃいけません。” この一行、目から鱗です。

プリチェックの軸受を現時点、最善と思われる方法に変更し、ホイールをこれまで評価していたM社製に変え(プリチェックでは軸付きウォームと進み角の近いK社製を使用)昨夜テストしてみました。 結果は±30・・・NGです。あれれ~?です。 って事はM社のホイールが悪いのかもしれません。 8号機発注までに、もう少し潰さなければならない虫がおりそうです。。。 yes が増える度に力が湧きます。ありがとうございます。

プリチック

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まだ、8号機の板金図面もできてないのに、8号機の高精度タイプで評価予定の軸付ウォームギヤだけが届いたので、無理やり7号機に取り付け、昨夜、ピリオディックモーションを測ってみました。 8号機と7号機ではモーターやギヤの位置が数ミリ単位で異なり、ボンデ鋼板に一日仕事でヤスリを当て、進み角も異なる40歯のホイールと噛みあわせ・・・。 で、結果は・・・ f/13 ISO100 200mm 2906s 曇りがちで、測定条件は良くありませんが、結果はまずまず、これで、±16秒角です。 軸受が不完全で、どうなるかって思ってましたが、ええ感じですね。 8号機の高精度タイプではホイールを50歯でと、考えていたのですが、必要ないかもしれません。。。

部品選びはけっこう難しい・・・

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ネットには数十種のレベルでブツはあるのですが、実際、適量入手出来る物は限られます。 設計で糧を得る生活を30年以上やってますが、多くの時間を必要とする作業が部品の選定です。 趣味のレベルで数個なら、なんとかなるのですが、数年間にわたり、数個/月の量産?が最も難儀かも知れません。 先立つモノが潤沢にあるなら、一度に数年分を購入すれば問題は無いのですが、我々の様な個人事業者には・・・。 ・・で、先日NGになったモータードライバー、ネット通販で2社、お取引のある商社さんがロット2000個なら・・なんとかの返事と、2種(TB6608,TB6560)のサンプルを頂いたので、これで進める事にしました。 パソコンの中のイメージデータに過ぎませんが、プリント基板は高精度型と汎用型を共用できる2種のドライバーが実装できそうです。。 今朝、yesを頂いた方が30名(一人は私)に達しました。ありがとうございます。。

何歳になっても・・・

昨日、変換基板に半田付けしたIC(モータードライバー)のデータシートを読んでいて、先ほど、気が付きました。 なななんと、モーター用電源の最低電圧は13v・・・・トホホです。 電池使用の赤道儀には使えません・・・。 昔から、この種のチョンボは多いですな~~何歳になっても、治りません。 また、部品選定から、やり直しです・・・。

0.65mm ピッチの半田

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一昨日発注した部品が、昨日届いたので(便利いいですね~)、早々変換基板に・・・。 面実装品の半田はサラリーマン時代の試作品でやった以来、十数年ブリ・・・・。 その頃は、面実装品の聡明期、手半田の信頼性をいかに上げるかを手探りで求めた時代。 老眼のため、そのころ不要だったルーペは必需品になりました。

なんとか

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なんとか8号機のプリント基板に部品が載りました。 何回やっても、しんどい作業です。 今回は0.65mmピッチの面実装部品を使用します。 サラリーマン時代は、自分が半田する訳では無いので、なんとも抵抗は無かったのですが・・・ 部品が載る目処が立ったので、やっと製作用板金図面が書けます。

試作8号機の概要

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試作7号機ではいっぱい教えられ、新たな疑問が生まれました。 8号機はその答えを求めると同時に、新たな可能性を模索する試作機になりそうです。 7号機はウォームギヤとシャフトが別々で、安価なのですが、 当然の様に偏芯が発生します。 この偏芯エラーを調整でなんとかしたい・・・の発想で評価を進めてきたのですが ピリオディックモーション±25~30秒角に限界を感じてます。 8号機では、シャフト付きウォームも設置できる構造とします。 それで、±10秒角が実現できれば、 同時に2機種、高精度型と汎用型を実現できます。 さらに 2台を合体させれば、2軸赤道儀も実現できるハズ・・・。 そうなれば、コントローラも新たに設計しなければ・・・。 また、いつになるか分かりませんが ソフト的にピリオダイゼーションエラーを補償するための、カラクリも込めたいと思います。 やりたい事が増えるばかりです。。。 現時点パソコンの中の図面では、市販の軸付きウォームを取り付けると↓こんな感じです。 期待通りの性能が得られれば、量産時(いつになるやら・・)特注します。。 yes 投票ありがとうございます。

当地の夜空は

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望遠でピリオディックモーションばかりの評価に 若干飽きたので 7号機をベランダに設置し、久しぶりに広角撮影・・・ うん~~やっぱ、あかんな~ 南側は大阪方向の明かりが強すぎて・・・・引越したい。。。 ISO400 50mm f/2 30s 7号機恒星モード ISO125 10mm f/4.5 333s  また、お一人、yesをありがとうございます。 早く、形にしたいのですが、もう少し時間が掛かりそうです。 進捗: 8号機の構造設計80%くらい・・・。 8号機では駆動トルクを少し上げ、基本最小ステップを2.4秒角、ホイールも少し大きいモノに交換できる様な構造で思案中です。