2011年5月9日月曜日

予備テスト

昨夜は薄曇りでしたが、なんとか星は写ったので、データ収集です。
ウォームギヤの切削開始位置と平歯車大の回転速度が最も遅いであろう位置に合わせ追尾。
(追尾方向は下-->上)
黄点は30px×166px  ですから、ピリオディックモーションは±66秒角くらいです。
軌跡より開始位置から120°進んだところに追尾最速のピークがあるため、平歯車大の最も遅いであろう位置を120°回転し再度追尾。
黄点は13px×73px ですから、ピリオディックモーションは50%以上改善され、±30秒角くらいです。
この予備テストでは平歯車大とウォームシャフトのクリアランスで起きる偏芯で改善できた事になります。さらに、ピリオディックモーションを改善するためには、計算上70umくらいクリアランスを大きくする必要があり、旋盤仕事になります。
問題はそんな作業が僕に可能かどうか・・・・。

シャフトの許容誤差h7(+0 -15) 平歯車の許容誤差H7(-0 +15)ですから、計算上、しっくりきませんが、まあ、桁はあってるんで、方向性はあってる様子です。。。

もう少し、評価を進め、もう少し、しっくりくるようになれば(計算上)、旋盤を購入します。。。

yes 投票ありがとうございます。(41)(42)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

趣味で長年ポタ赤を作っている者です。
40丁のウオームホイールで±30″の精度なら、これ以上ないほど素晴らしい結果ではないでしょうか?
市販の赤道儀は、ずいぶん精度の良いようなインフォメイションがされていますが、144丁を採用しても±10″くらいが最高で、±5″など達成していないと思います。安価なポタ赤など±100″以上もあります。
伝達ギヤの偏心を相殺させる手法は、ビクセンさんではモーター側スパーも同じ歯数を使って、ギヤの止めネジの位置を反対側にして相殺しています。が、あまり効果がないので今は止めネジの位置は無視しているようです。
それと、モーターが僅かにミソスリ運動をしていませんか?それが原因でモーションが出ているのかも知れません。
これからも楽しみに拝見させていただきます。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん
コメントありがとうございます。

>±30″の精度ならこれ以上・・・
この精度が全周で達成できれば、良いのですが、なかなか難しいですね。
ですから、考えられる事で実現可能な事は全部、試してみようって考えております。

>ギヤの止めネジの位置を反対側にして相殺して・・・
効果ないんですか~、当初、この方法で進めたかったのですが、市販歯車で組み合わせ可能な平歯車が無かったのであきらめたんですが・・・。
たぶん、最も、影響がある歯車加工部分は酔歩かな~って考えてます。
かなり高価なマシニングセンターでも数マイクロメータあるような記事を読んだ事があります。ですからピリオディックモーションは数十秒に達するので、何らかの相殺カラクリは必要って今は考えてます。

>モーターが僅かにミソスリ運動をしていませんか?
ありがとうございます。
ダイヤルゲージで見る限り、影響を与えるようね変位は確認できませんでした。
もっとも、このダイヤルゲージは少し怪しいんですが・・・(汗

>これからも楽しみに拝見さ・・・
宜しくお願い致します。