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3月, 2013の投稿を表示しています

Higlasi-3A 進捗・・・未来

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天気が悪く、なかなか星が見えない毎日です・・・。 赤緯ユニットとしてのHiglasi-3Aをチェックするため、試作板金を発注しました。。。 fig_1 雲台の高さによるカメラとHiglasi-2Aの干渉を調整できるように約30mmのスライドを設けました。 ポタ赤としてのHiglasi-3Aはブロック図で表現すると この様な構成で、二次電池の大容量化を期待し、6本(7.2v)で設計します。 この状態で fig_1 2軸ポタ赤?を実現すると、ブロック図は こうなります。 当面は仕方ありませんが、コマンド体系を全面変更し、Higrasi-2Aのプリント基板を交換する事で、将来は↓の様な製品?に進化させたいと考えております。 これはコントローラBからの通信コマンドで全てを制御します。 またPCや携帯端末とのインターフェースも設ける事で・・・・・。 ・・・・と、夢を語る前に、すべき事がいっぱいあります(汗

Higlasi-3? 赤緯ユニットの進捗 3/24 追記

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やっと赤緯ユニットで使用する部品を積んだ絵が描けました。 まだまだパソコンの中だけの世界で、今月中には試作板金の図面を描きたいのですが、Higlasi-2Aの在庫も残り少なく、そちらも作らなくてはならず、なかなかスムーズには進みません(汗 この赤緯ユニットは単独で超小型?ポタ赤として機能します。 バッテリーに操作部を移し、基本性能はHiglasi-1相当と考えております。 大きさは 105*65*40 重量は500g くらいにしたいのですが、剛性を犠牲にできませんから、ま~目標値くらいに考えております。 また、手動の赤緯ユニットとしても対応したいと・・・。 3/24 追記 東京都W様のご指摘を受け、補強材を含めた絵を・・・ いずれもあり溝に挿入しつまみで固定するイメージです。 絵はスリックのバル雲台で描いてみました。

お客様だより

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岐阜県のお客様から、Higlasi-1A で追尾した作品が 鳥取市の佐治アストロパーク、星景写真コンテストで1席を・・・の連絡を頂きました。 http://www.saji.city.tottori.lg.jp/saji103/photocon/exhibition/no19_2012/19-1seki.htm http://ganref.jp/m/senbei-77/portfolios/photo_detail/eec8f444f2f5e6f4fbfd050698442067?m=true

お客様だより・・・ 追加

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ここのところ失敗ばかりで少しめげていたのですが、札幌のF様からモノづくり屋としては最高に嬉しい便りを頂きました・・。 Daいいな〜、CLS Filter 買おうかな〜 空気が澄んでるんだな〜と・・・。 --------- 撮りました~パンスターズ彗星 素人丸出しの写真でお恥ずかしいのですが、 撮った喜びで、恥を忍んでお送りいたします。 片道 100km 、三度の挑戦でやっとお目にかかれました。 夕刻の為 星も出ていないので、方位と角度だけで適当に Higlasi-2A を北に向け、 20 秒ほどの露出。 ちゃんと写りました。うれしいです。 DPPA 法もまだ、マスターしていなかったので 貴兄の Blog を一行ずつ確認しながら 手順どおりにやってみました。 オリオン座に向けてみました。 露出は初期値の 240s まぐれなのかもしれませんが 私には思いのほか良く撮れているように思い 感激しているのですが、こんな感じで 極軸はいいでしょうか ? それとも、まだあまいですかね ? 色の補正とか、合成とかは、 これから時間をかけて勉強していきたいと 思っています。 カメラは今回新調した Canon 60Da 135mm f2.0 Astronomik EOS Clip CLS Filter ---------- 追加情報 撮影地は北海道鵡川町、 馬の牧場で有名な日高の近く、 襟裳岬の北東方面です。 ISOはいずれも800 絞りは2.8まで絞っておりました。 時間は彗星が18:45ころ オリオンは20:00ころです。 外気温-6℃

3/8w ネジ加工について

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Higlasiを購入頂いた複数のお客様から、3/8w ネジについてお問い合わせを頂きました。 - 底 板 - 先日の脱調問題はとりあえず解決したので、早速、作って見ました。 ボール盤とハンドタップでは底板に対し垂直にタップを立てる事はほぼ不可能なため、旋盤を使用します。 1/4w 穴にセンター出し、インデペンデントチャックに Higlasi の底板を固定します。 3/8wタップの下穴を開けます。 タップを切ります。。 出来上がり・・・。 さて、問題は工賃なのです。 Higlasiの注文を頂いた時に、3/8w対応をご依頼頂ければ、無償で対応致します。 ご購入頂いた後の加工は少し費用と時間がかかります。 Higlasi の組立はこの板をフレームに取り付けた後、ウォームギヤの噛み合わせ調整を行います。その関係で調整後、この板を交換すると、調整が狂う場合があるかもしれません。 Pモーションに影響は無いと思いますが、ウォームギヤの噛み合わせが変わり、バックラッシュが大きくなるか、噛み合わせがきつくなり、トルクが不足するかも知れません。 その場合、再調整とエージングが必要になります。 さて、工賃・・・悩みます。                   (送料込  ¥2,000) - 雲台ステージ - 標準品は1/4wのみですが、有償で対応致します。 左:1/4w標準品   中央の3/8w を加工し、Higlasiの雲台ステージに取り付けられるネジに仕上げます。 右:3/8w 雲台対応のHiglasi-2A 雲台ステージ Higlasi-2A 3/8w雲台ステージ仕様 +¥900 (¥42,900) 3/8w雲台ステージ単体価格   ¥1,420 (送料別)

DPPAの異常現象  3/10 追記 3/11 追記

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Higlasi-2A を購入頂いたお客様からDPPA時に回転しない不具合報告を受けました。 http://www.youtube.com/watch?v=WSAbzfvucdM 動画を見る限り、明らかに脱調しております。 現時点、原因はわかりません。 左右300回、回転角度約400度のエージングを行なっているのですが、これまでこの現象は確認できませんでした。 他のお客様で同じ現象はありませんか? ご報告頂いたお客様には返送をお願いしております。 この件、追ってご報告致します。。 2/10 追記 不具合の件、原因が分かりました。 直接的な原因はプリント基板内のCPU(PIC16F887)の不良でした。 このCPUにはEEPROMというHiglasiのシステムで書き換え可能なROMが内蔵されています。 ROMですから電源を切っても内容は変わらないハズなのですが、 10秒くらいで内容が消える(初期化)現象を確認できました。 システムはこのROMにHiglasiのトルク情報を含め、プリセット値等の動作設定パラメータを書き込んでおります。 その中のトルク情報は2バイトあり、具体的には 0.0  120% 0.1  100% 1.0    75% 1.1    32%   (Higlasiのプリセットでは使っておりません) ・・・と、プログラムされております。 電源OFF、約10秒でEEPROMの内容が  0.1 --> 1.1 と変化します。再起動時、この変化した情報を読み込み、システムはトルクを32%に設定します。必然的にトルクは不足し、脱調してしまうのです。。 在庫の基板5枚を確認しましたが、EEPROMの内容が変化する現象は確認できませんでした。 単純なCPUチップの不良だとは思うのですが、今後はこの部分を検査を含め注視致します。 3/11 追記 EEPROM のトラブルに縁があるみたいで、この素子が出始めた頃も数時間で1bitだけ化ける現象を発見し、メーカーも製造ラインを変更した事がありました。化ける原因は簡単で電荷を貯めている素子間の絶縁不良で、不良素子は隣の素子の影響を受け、化けました。あれから20年以上経過しているのですが、今回のトラブルです。この素子はど...

ありがとうございます。。

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ポータブルと言われるカテゴリーの赤道儀を作り始めて、4年が経とうとしてます。 当初、人様からお金をいただけるブツになろうとは夢にも思ってなかったのですが、こんなに多くのお客様に恵まれました。ありがとうございます。 ご注文を頂き、在庫が無い状態は昨日、全て解消し、今年初めて、ホッとしております。 (相変わらず Higlasi-2A の在庫はありません) 2月生産はウォームギヤの酔歩値(ウォームの直線性?)が悪く、これまでの手法では解決出来ませんでした。 この件、もう少しカットアンドトライが必要で詳細は後日報告しますが、今現在の歩留まりは60%程度、今回はギヤを交換する事で乗り切りました。ですからNGのギヤがゴロゴロしてます(泣 このギヤは1本¥4000以上の高価な部品で、このままではどうにもなりません。 新しい技術が必要です。。