2013年3月21日木曜日

Higlasi-3? 赤緯ユニットの進捗 3/24 追記

やっと赤緯ユニットで使用する部品を積んだ絵が描けました。


まだまだパソコンの中だけの世界で、今月中には試作板金の図面を描きたいのですが、Higlasi-2Aの在庫も残り少なく、そちらも作らなくてはならず、なかなかスムーズには進みません(汗

この赤緯ユニットは単独で超小型?ポタ赤として機能します。
バッテリーに操作部を移し、基本性能はHiglasi-1相当と考えております。
大きさは 105*65*40 重量は500g くらいにしたいのですが、剛性を犠牲にできませんから、ま~目標値くらいに考えております。
また、手動の赤緯ユニットとしても対応したいと・・・。


3/24 追記
東京都W様のご指摘を受け、補強材を含めた絵を・・・
いずれもあり溝に挿入しつまみで固定するイメージです。
絵はスリックのバル雲台で描いてみました。





2 件のコメント:

竜爺 さんのコメント...

東京都のW様からメールを頂きました。
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小型ポタ赤いいですね。

ところで、赤緯体にしたとき、あの支持方法だと負担が大きくないですか?

雲台座を両側から支持すると、可動範囲はせばまりますが、ブランコのようにすれば重心も下がるし、バランスとりやすいと思います。

イメージ図を添付します。

もっとも、オートガイドも積載オーバーで難しそうですし、それほど需要があるのか?心配です。

大型ウォームの15度だけ使って連続で1時間くらいの露出に特化したポタ赤とか、極軸を設定しやすい台座とか、写真用赤道儀という本来の目的からずれない方がいいと思います。
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片側支持ですから、折り曲げ部の負担は大きいと思います。実機ではリブ等の補強材を付けるのですが、試作でこのあたりを詰めます。。
メールを頂き両側支持の絵を描いてみようと考えてます。
うまい絵が描けたら、Higlasi3の剛性を落とせますから、目的の一つである、より軽いポタ赤が作れるハズです。
需要のご心配、ありがとうございます。
需要・・・・難しいですね〜〜(苦笑

>大型ウォームの15度だけ使って連続で1時間くらいの露出に・・・
Higlasi-1A の企画段階で検討した事があります。止めた理由はウォームギヤを正確に切断する技術が無かった事と切断されたウォームギヤの回転軸を正確にシャフトの中心に固定できる方法が思いつかなかったのです(汗

>写真用赤道儀という本来の目的からずれない方がいいと思います。
ありがとうございます、その通りですね。
でも、僕は、作ってみたいのです、携帯端末を使い、任意の場所に、トンと置くだけで、極軸を自動的に調整し、目的の方向に、カメラを向けてくれるような、多軸装置を・・・(大法螺




竜爺 さんのコメント...

東村山市のH様から

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スケッチを拝見すると、赤経ユニットがL字型のプレートに搭載され、左側に大きく張り出す形態となっています。
これは、左右のバランスと、赤動儀とカメラとの干渉を考えてのことと思いますが、しかし、
(1)L型プレートや、カメラと本体の干渉を避ける自由雲台などの 重量が加算される。
(2)回転に伴って発生するタワミ等の影響が複雑になる。
(3)カメラ+レンズの組み合わせによっては、かならずしもバランスが とれるとは限らない。
などの問題もありそうな気がします。

L型プレート使わずに現在のユニットへ、直接赤経ユニットを取り付ける方式は、いかがでしょうか?バランスの確保については、一般的な赤道儀と同様に、カウンターウエイトの取り付けで対応する方式です。
こうすると、カメラと赤道儀との干渉が問題となりそうですが、、、、

カウンターウェイトの取り外しができるようにして、小型のカメラの場合には、これを省略してHigrasi-1Aでも駆動できるようするとありがたいです。(笑)

昨年の5月下旬当時、シリアルI/Fからの指示で、モータを指定した位置まで回転させる機能は実験済みです。もし、赤経ユニットの製作に着手されるようでしたら、その時には、自動導入可能なプログラムの作成に挑戦してみたいと思っています。
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>スケッチを拝見すると・・・・
・・・・
>などの問題もありそうな気がします。

その通りです。
直接取り付けて、カウンターウエイトも考えたのですが、雲台の張り出しが大きすぎて必ずウエイトが必要になってしまいます。
(市販されてるウエイトが決して安くありません)

全ての条件はクリアできないかも知れませんが、カウンターウエイト無しでできる方法は無いかと、考えた方法が、赤緯ユニット自体をウエイト代わりにするスケッチのような構造だったのです。

カメラとレンズの重量を2kgとし、赤緯ユニットとL字プレートの重さが1kg強とすればHiglasi-2Aにかかるトルクは回転中心から10cm位置で1kgくらいで、ちょうど良いバランスになるのです。

また、L字プレート垂直部スケッチの左側にも雲台を取り付け可能で、別途カメラを搭載する事でバランスも取れるかもしれません。

>昨年の5月下旬当時、・・・
・・・
>の作成に挑戦してみたいと思っています。

新しい基板ではUSBコネクタも実装できますし、PIC18F4550も実装可能ですから、その時は宜しくお願い致します。