2013年6月13日木曜日

Higlasi のモーターについて

円安もあり Higlasi で使用しているモーターの仕入れ価格が上がるため、いっそ国内メーカーに変えようか・・・的な事をここで書きましたら、輸入業をされている Higlasi のお客様から、モーターのご紹介を頂きました。ありがたい事です。
まだ、ブツは無いのですが、その前に、モーターについて・・・。。

① 現行品
Higlasi は、汎用電池を使用し、標準設定で、8時間は運転できる事・・・・のコンセプトより、
モーターの駆動環境(回路定数)を決定しました。具体的には、エネループ8本で8時間です。
この時のモータートルクは 0.1Nm (消費電力約1.9VA)です。
Higlasi-2A の減速比は約160 伝達効率を30%として 回転軸より10cm離れた位置で約5kgのトルクを発生するため、仕様値として3.5kgとしました。

② 某国内メーカー品を使用した場合
1.6VAで0.16Nmのトルクを発生する事を確認しました。(サンプルは1個)
現行品と同じトルクとするなら、なんと、0.8VAで運転できるのです。

この意味は大きく、単純にエネループ4本で8時間の運転ができるだけでなく、汎用性の高い携帯用のUSB電源も使用できる事になります。。

Higlasiのシステム(回路)は7v以上の電圧が必要で、エネループ4本では動かないため、昇圧型のDCDCコンバーターを使いテストした結果、0.85VAで問題なく動作する事を確認しました。

エネループ4本で8時間の環境が全ての方に必要とは思いませんが、これまでお客様から頂いたご意見から、重宝される方もいらっしゃる様子です。

Higlasi のお客様から紹介頂いたモーターが現行品と変わりなければ、Higlasi-2Aの仕様を継続し、Higlasi-2Aより高価なモノにはなりますが、ここは製品のバリエーションとして省電力タイプとして考えて見たいと思います。





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