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12月, 2014の投稿を表示しています

大晦日

とうとう31日になりました。 今年も相変わらずバタバタの一年で、やりたい事とやらなければならない事の調整に失敗、現時点売り物無しで、生産計画が下手すぎます。ここに来てとどめの風邪、既に一週間、何もできておりません。 そんな中、お陰様で年末、Higlasi仲間は150名を超えました。 150名を超えたら、お客様の所在地をプロットした日本地図を作成しようと思ってはいたのですが、結局それもできず、不本意ながらコタツの中からTVばかりの年末になりました。 来年はHiglasi-4の可能性を模索し、製品化の目処が立てれば・・・と考えております。 それでは良いお年をお迎えください、ありがとうございました。

クレーム

液晶表示が消える・・・のクレームを頂きました。 初期化で直る事より、CPUチップに内蔵しているEEPROMの不良だと思います。 EEPROMは別名不揮発性メモリと呼ばれ、Higlasiでは液晶の濃さや数種のパラメータ値を格納してるのですが、今回のトラブルはその数値が揮発(消える)事より起きていると思います。EEPROMに関してはこれまでも同様のトラブルがあり、検査で発見できる様方法を改善してきたのですが・・・。 根本的な解決方法はEEPROMを使わない事ですが・・・。 もう少し考えてみます。

お客様だより

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群馬のYさんより ---------- higlasiもだんだん使い方がわかってきました。 ところで質問なのですが、 始動後に追尾中シャッタoff(sw_3-1→sw_3-2)にしてVR(sw_2-3)で露出時間を変更しようとしたところ、 設定時限の表示が点滅(内臓の青色LEDと同調)し、数字が重なるように見えてしまい、設定時限を読み取ることが出来ません。 これは仕方ないことでしょうか? ---------- 原因はモーターを駆動する電流の変化でAD変換値がパタパタしているためです。 当初このような使い方を想定できませんでした(すみません) 根本的な解決方法はプリント基板を含めたハードウエアの変更が必要だと思います。 現状のプリント基板で解決できるかどうかはかりませんが 例えば、VRを回している時、追尾を止める(モーターを止める)とかすれば改善するかもしれません。 その間、追尾はズレますが、問題なければ対応できるような気がします。。   ---------- ついでに初心者ながら、昨日撮影したラヴジョイ彗星の写真送ります。 23日まではあった尾が消えてしまったのが残念です。 BORG67FLで彗星基準16枚コンポジットです。 ナノトラでは撮れなかった写真がとれてうれしいです! ---------- 藤沢市のoさんから メリークリスマス!!(江ノ島)

Higlasi-2の作り方  更新:20150123

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Higlasi-2の在庫が無くなりました。 ありがとうございます。 写真は今年最後出荷待ちの2台です。 不思議な事にこの2台の嫁ぎ先は神奈川県藤沢市なんです。 ご注文を頂いた日も1日差。 お友達?藤沢市で何かあったのでしょうか??(笑 1月生産の過程を以下にご紹介致します。 ----------------------------------- Higlasi 2の作り方 更新:20150123 1.雲台座カラーの製作 1-1 φ30mmの真鍮棒を約15mmにカット 1-2 10mm マイナス10~20μmのばか穴を開ける(旋盤加工) 1-3 ベアリングとカラーの干渉を防ぐ目的で、接触面に対し0.3mmの凸を付ける 1-4 焼嵌(真鍮の温度は500~700℃くらい?) 余談:この方法にたどり着くまでに、ねじ止め、ねじ込み、圧入、接着・・・と随分寄り道し、お客様にご迷惑をおかけしました。 シャフトの材質: SUJ2 高周波焼入 Φ10mm 1-5 シャフトと雲台座面の垂直出し 1-6 Φ18 120deg振分 9mm 深穴 型紙治具でセンタポンチし手動での穴開けなので、現状精度は最悪0.3mmくらいになります。 余談:いずれはこれ( NCフライス )を使いたいのですが・・・。 1-7 M4 タッピング 1-8 シャフトに平面加工(ウォームホイールの固定ネジ用) 深さ 0.8 mm 2.市販ウォームギヤ追加工 2-1:20mm 30mmにカット 余談:この作業、外注さんに問い合わせたら、一箇所¥2000也の見積。 仕方なく旋盤購入となりました。 当初、バイトの研ぎ方も分からず、初めて使うトルクの無い旋盤は一本突っ切るために10分もかかっていたのですが、今は1分もかかりません、巧くなりました(笑 3.市販ウォームホイール追加工 3-1 φ8 --> φ9.5 3-2 生爪+偏芯±10μm以下でチャッキング 最大偏心量と位置を記録 3-3 φ9.5 --> φ10  3-4 シャフトを固定した時、最も偏心量が小さくなる位置に穴あけ、4mmでタッピング 余談:この作業でいっぱいタップを折、ウォームホイー...