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1月, 2011の投稿を表示しています

ひとりごと・・・

相変わらず、ピリオディックモーションをなんとかしたいと・・・。 色んな事をやりました。 例えば、 各歯車に固定ビスを3箇所設け、ダイヤルゲージで偏芯量を測定しながら固定したり・・・。 軸受のクリアランスを抑制するためにバネを設けたり・・・。 いずれも、それなりの効果は有り、7号機、星景写真用赤道儀としては まあまあ実用レベルに達しているとは思うのですが・・・ 私が求める域までは未だ達成できておりません。 そろそろ、 メカの誤差を補正するための電子回路を、本気で・・・って考えてます。 7号機の最小ステップ角は5.4秒角。 ピリオディックモーションがサインカーブを描くとし、±30秒角のエラーがあるとするなら、 4分の1周期(9分)で、駆動パルスを5回分、間引いてやれば(発振周波数-->少)補正できる事になる・・・ってな類事を。。 しかし、 補正量は一台毎に異なるので、 個体差を測定できる装置の開発も必要になる。 ネットで調べる限り、昔のオーディオ用語であるところの ”ワウフラッター” を測定でき、且つ、 購入できそうな装置は見当たらない。 これも作らなくては・・・(アイデア有)。 yes 投票ありがとうございます。

ピリオディックモーション

もう、何ヶ月同じ事をやってるか・・・ 何をやってもピリオディックモーションエラー(PME)が ±20秒より小さくならない。 組み方によっては平気で±40秒を超えてしまう。。 ・・・で、 こんな時は原点に戻り、 赤軸に40秒のPMEが発生するための各部の偏芯量を算出してみた。 ・・・で、 わかった事は、PMEに最も影響する高感度な場所は ウォームギヤ軸のスラスト方向変位(0.00331mm)、 ウォームギヤの偏芯によるスラスト方向の変位(0.00854mm)であろうと・・・。 ・・・が、 ウォームギヤの偏芯量を正確に測定する方法がなんとも分からない。。 ダイアルゲージではなんとも頼りなく、測定値の再現性が怪しい・・・。 レーザ変位計が欲しいと思い、調べるも、使えそうなモノはとても買えそうに無い・・・。

オール電化の弊害?

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赤道儀ネタではありませんが、例に漏れず、お隣さんはオール電化。   熱交換機でお湯を沸かしているものだから、一晩中、コンプレッサーが唸りを上げている。   気温が下がると、空気の物理的条件が変わるらしく、一段と五月蠅い。   だからといって、止めてって言う訳にもいかず、ただ、ただ、我慢するしかない現状なのですが・・・   ・・・で、   面白いのは、   コンプレッサーが動き始めると、部屋の位置によって、音量が変わる・・・つまり、寝室の中に中学校の理科の時間で習った、定在波ができるのです。   私のベットの足下右上1.5mが最も静かで、カミさんの足下、左上、1.5mあたりが最も五月蠅い。。   ipadのアプリを見ていると、なんと、昔、欲しかったスペアナ(Spectrum analyzer)があった。   価格も\800也(安い)即購入で、↑の状況を測定してみました。   先ず、コンプレッサーの運転が無い、静かな状態   静かな筋の位置  五月蠅い腹の場所  これ、面白く無いですか?測定器で観る限り、80Hzあたりでしっかり定在波ができている様子です。  80Hzとすれば、波長は4mですから、定在波の腹と節は2mで計算値と合いますな~~   ・・・って、喜んでもいられず、↓の対策  これで、ずいぶんと改善できました。。。  中央下に評価中の7号機、南向きのこの窓から、ピリオディックモーションの測定をやってます(軟弱)

PM型ステッピングモーター

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7号機のフレームにPM型ステッピングモーターを載せ、評価を続けてましたが、不採用の結論に達しました。 ①安価 ②ギヤヘッドにより十分なトルクを得られる ③マイクロステップ駆動が不要 ④消費電力が小さい ①②③④に魅入られ、評価してみましたが・・・・ ⑤早送りできない ⑥駆動系を手回しできない ⑦作り辛い ⑤または⑥により極軸ファインダーの調整はほぼ不可能で、使い勝手は良くなくありません。もっとも、広角で使用する方には不要ですが・・・。 しかし、⑦は致命的で、市販品を集め単に組み立てるだけで完結できるのであれば、このモータで問題は無いのですが、少なくても今設計している赤道儀はシャフトとギヤの偏芯量やバックラッシュ量を調整する行程が必要で、PM型ではギヤヘッド部の機械的負荷が大きく、細かな調整が出来ないため、今回は不採用としました。。

新年早々

新年早々、yesを頂き20人突破、ありがとうございます。 ここのところ、アクセス数も増え、今年こそは、納得のできる形にしなくてはと・・・。 就職したころ、30年数年前の話しですが、師匠(社長)から、 ”設計は妥協だ” って教えていただいた。 しかし、この師匠、なかなか妥協せんかったな~ 売る製品が早く欲しい営業と毎日のように戦っていた 私が会社を辞める時も、涙で激励いただいた 今年も年賀を頂き、そんな事を思い出しながら 大正9年生まれ、宛名書きも、現役時代と変わらぬ勢い、 私もがんばらねば・・・・。 しぶんぎ群は曇りでNGでした。

謹賀新年

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正月早々、今日は8号機の設計をやっとりました。 設計畑30年、つくづく思うのですが、設計の8割は部品探しやな~って・・・ 昔なら、部品を見つけ資料請求し、データシートが手元にくるまで、1週間はざらだった事を思えば、ネットは便利いいのですが、ネット上に型番はあるけど、売ってないモノがほとんどです。 売ってても、最小単位1000個から・・・とか。。。 日本製の電子部品なのに、なぜか日本では手に入らない・・・。 ちょうど良い大きさの平歯車なのに、シャフト径が合わない・・・・などなど。 あ~~旋盤が欲しい。。。 今年中には何とかしたいですが、やらなならん事がいっぱいです・・・。