2013年1月3日木曜日

圧入部 追記(1/7)

Higlasi-2A ではコストを抑えたい事もあり、雲台座を取付けるカラーとホイールシャフトは圧入する事にしました。



圧入で注意が必要な事はシャフト穴径の管理と滑りのチェックです。2台の試作に滑りの問題はありませんでした。
滑りの検査はシャフトの中心から10cm位置換算15kgで滑らないこと・・です。つまり絶対最大荷重量の3倍。
(絶対最大荷重:機器の永久変形の可能性がある荷重、どちらかと言えば、それ以下の積載に止めて欲しい荷重)
ところが、量産品10台中、3台はこの換算15kgを満足できませんでした。穴径の管理は想像以上に難しい・・・これが分かったのが12月31日です(汗
正月は昼から色々テストし、接着剤で落ち着きそうです。
手持ちの嫌気性瞬間接着材の効果が最も有効でした。100均で買った接着材で検査仕様は十分満足できるのですが、量産ではこれを使う予定です(発注済)。
これはまさに圧入用に開発された製品らしく、剪断強度は31N/mm2あります。
単純計算で、10cm位置で33kgありますから、問題はないと、考えております。

追記(1/7)
1/5:接着剤が届き、強力って事で少量をはめあい部に塗布。
1/6:テスト・・・全くNGでした。なんだこれ(怒)、プチッって音を残し空回りしました。塗布量を増量。
1/7:塗布量を増やしたせいか、取り敢えず、10cm位置換算で15kgでも、空回りしない事を先ほど、確認できました。

これで、やっと、生産できます。。。






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