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Higlasi-3A 進捗

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Higlasi-3A 試作1号機は完璧?な失敗でした。 動画 の通り、赤緯ユニットとしてはそれっぽく動いてはいますが、作りづらいし・・・、ブラケットの剛性は全然無いし・・・、寸法を間違えてるし・・・、しっかり干渉するし・・・・。 ・・・で、ここ一ヶ月近く、構造図を何十回も描き直し、やっと、まあまあ、本体は妥協できる大きさに収められた絵を描く事ができました。。。 ざっくりの大きさは 62*93*65  心臓部のウォームギヤとホイールはHiglasi-1A,Bと同じブツを使用します。 シャフト径はHiglasi-2Aと同じΦ10mm、ステッピングモーターはハイブリット型の国産で、知る限り最も信頼性の高いモノです。 制御系は電源ユニット(仮称)に入れようと考えております。 この様に電池BOXと制御基板を同じケースに入れ、液晶表示器などを設け、モードやタイマーの値を表示してやれば、使い勝手は良くなると思います。 Higlasi-2Aでもこの電源ユニットを使えるようにします。 その場合、2A内蔵の基板を使用し、可能な限り安価で対応する予定です。 しかし、問題はコストです。 Higlasi-1Bと比較して、原価レベルで数千円~もしかすると小1万円くらいアップするかもしれません。この製品に、そんな魅力があるかな~~。

お客様だより・・・

千葉県のN様からHiglasi-2Aのレポートが届きました。 DPPAが分かりやすくご説明されてます。 「不動の星を見ることで、赤道儀の回転軸が今どこを向いているのかが分かる」 この表現、使わせて頂きます。。 http://cam2.sakura.ne.jp/html/005_795.html

ヤフオクのHiglasi-1A

詳細は書けませんが、Higlasi-1Aのファーストロットをご購入頂いたお客様から、1Aを手放す旨のご連絡を頂きました。 弊工房は落札されたHiglasiもご購入頂いたHiglasiと同様に対応致します。 新しいお客様、宜しくお願い致します。。

お客様だより・・・

所沢のH様から・・・ ------------------ 着々と進んでいるようですね! 全部、自分でやろうとすると相当な資金が必要となります。私は、 SkyFi を購入して試してみました。 http://www.southernstars.com/products/skyfi/ SkyFi は、 WiFi でスマホと接続し、赤道儀とは RS232 または USB で接続します。スマホには、 SkyFi を経由して赤道儀の制御ができるプラネタリウムソフト SkySafari PLUSE を使ってみました。 SkySafari は、各社の主要な赤道儀に対応しています。 Higlasi のファームウェアの中に、 RS232C で受け取ったコマンドに従って、モータを動かしたり、モータの現在位置( 32bit の Dec/Ra ペアー)を返す機能を組み込めば、とりあえず、自動導入ができるようになります。 ------------------- コマンドでシステムを制御するカラクリはどちらかと言うと本職に近く、直ぐにでも対応したいのですが、その前に、やらなくてはならない事が多く・・・。

早送りがぜんぜん速くないので・・・

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Higlasi-2A + Higlasi-3A の2軸で、実写テストをやってると、早送りが非常に遅く感じたため、モーター駆動のソフトを少し変更して見ました。 http://youtu.be/YQZC-wWVWpk

Higlasi-3A+2A 2軸テスト 双子座からM96周辺へ・・

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双子座のポルックスからHiglasiの定尺移動  東へ1H:3クリック  南へ15度:1クリック+2.5度:1クリック

Higlasi-3A お問い合わせ

先日の動画をご覧頂いた方からバランサーについてお問い合わせがありました。 まだまだ開発中で最終の形ではありませんが、バランサー無しで2軸が動かせるような可動L字アングルを設け、Higlasi-3A自体がカメラのバランサーになるような事を考えております。

Higlasi-3A 赤緯ユニットの実機テスト   追記

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昨夜も天気が良かったので、↑この試作機で双子座としし座で赤緯ユニットの実機テストです。 手順 1.DPPA後、双子座を撮影 双子座ボルックスの赤経・赤緯は 7h44.1m  +28°52' 2.Higlasiの定尺移動は1クリックで1h(15度)と10分(2.5度)です。 3.東へ1hを4クリック、南に15度を1クリック移動し、しし座を撮影 しし座デネボラの赤経・赤緯は 11h49m  +14°30' 4.考察 双子座ボルックスの赤経・赤緯は 7h44.1m  +28°52' です。 定尺移動で東へ4h 南へ 15度移動すると 赤経・赤緯は 11h44.1m  +13°52' 位置に移動するハズです。 この位置はしし座デネボラの近くです。 しし座デネボラの赤経・赤緯は 11h49m  +14°30' ですから、約1.3°くらいのズレになるハズです。そこで、移動後撮った写真と双子座の写真を合成すると こうなりました。 双子座のσGemとボルックスとは約1°です。 尺としては同じレベルですが、合成画像でデネボラとボルックスの位置関係がこの画像の様になる事が正解かどうか分かりません。 現時点で言える事は100mmの望遠で同じ画角には入ってきそうです。。 追記 デネボラの近くには名前が無い恒星があり、座標は11h45m8  +14.11 です。 ボルックスをHiglasiの定尺移動機能で 東へ4h 南へ 15度移動すると 座標は 11h44.1m  +13°52' ですから、見かけの角度は0.28度で更に近づく事になります。 合成画像で確認すると このようになり、 Higlasi-3Aを使用した赤緯ユニット(ハードウエア)は十分使用に耐えられる機能だと思います。

Higlasi-3A 進捗

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Higlasi-3 では小型化に力を入れたいため、一回り小さなモーターを使う予定です。 問題はトルクと価格です。価格はどうにもなりませんが、さすがに日本を代表するモーターです。 トルクはこれまでのモーターと同じレベルを発揮してくれます。 左:Higlasi-2A 中:Higlasi-3A 右:これまで使用してきたモーター

事前報告 (少し訂正)

一昨年、Higlasi-1Aを作るろうと決め、メイン部品の一つであるハイブリット型ステッピングモーターを入手するにあたり、当時、とてもじゃないけどそんなに売れるわけ無いでしょって言いたくなる程の台数を購入すれば、スポットで安価になるルートを紹介され、思い切って購入したのですが、お陰様で、年内にはその台数に達する事ができるかもしれません。 そうなると、新たな問題が・・・。 0.9deg 42mm❏ 幅34mm で1Aの定電流駆動で10cNmなるモーター 現時点これと同等で入手可能なブツはオリエンタルモーター製しかなく、価格は¥4500で直材コストは¥3000以上あがります。 (残念ながら、現時点、この差額を吸収できません) 秋月さんにコストは同じレベルで使えるかも知れない、42mm❏のモーターは有るのですが、在庫数は不明で最小ステップ角は1.8degです。 ステップ角が1.8degで使えそうなモーターは数社ありますが、コストは¥1,500〜¥2,000 くらいアップします。 まだ時間は有りますので、どうするかはこれから検討しますが、現時点の数値仕様(最小追尾角度:1.23秒角)を維持するなら、売価は上がりそうです。。 今、考えてる事は先ず、秋月さんのモーターを入手し、テストして見ようと・・・。 それで、許せる性能が確保できるなら、可能な数を購入し、現状売価を維持したいと・・。 また、最小追尾角度1.23秒角に意味があるお客様にはオリエンタルモーターを使用し対応する方向で進めたいと考えております。 参考: http://tatsujijii.blogspot.jp/2011/11/blog-post_27.html ここでモーターのステップ角が0.9deg 1.8deg の比較テストを報告してます。