2013年5月7日火曜日

Higlasi-3A 赤緯ユニットの実機テスト   追記

昨夜も天気が良かったので、↑この試作機で双子座としし座で赤緯ユニットの実機テストです。

手順
1.DPPA後、双子座を撮影
双子座ボルックスの赤経・赤緯は 7h44.1m  +28°52'

2.Higlasiの定尺移動は1クリックで1h(15度)と10分(2.5度)です。

3.東へ1hを4クリック、南に15度を1クリック移動し、しし座を撮影
しし座デネボラの赤経・赤緯は 11h49m  +14°30'


4.考察
双子座ボルックスの赤経・赤緯は 7h44.1m  +28°52' です。
定尺移動で東へ4h 南へ 15度移動すると
赤経・赤緯は 11h44.1m  +13°52' 位置に移動するハズです。
この位置はしし座デネボラの近くです。
しし座デネボラの赤経・赤緯は 11h49m  +14°30' ですから、約1.3°くらいのズレになるハズです。そこで、移動後撮った写真と双子座の写真を合成すると


こうなりました。
双子座のσGemとボルックスとは約1°です。
尺としては同じレベルですが、合成画像でデネボラとボルックスの位置関係がこの画像の様になる事が正解かどうか分かりません。

現時点で言える事は100mmの望遠で同じ画角には入ってきそうです。。


追記
デネボラの近くには名前が無い恒星があり、座標は11h45m8  +14.11 です。
ボルックスをHiglasiの定尺移動機能で 東へ4h 南へ 15度移動すると
座標は 11h44.1m  +13°52' ですから、見かけの角度は0.28度で更に近づく事になります。
合成画像で確認すると
このようになり、
Higlasi-3Aを使用した赤緯ユニット(ハードウエア)は十分使用に耐えられる機能だと思います。












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