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11月, 2013の投稿を表示しています

お客様からの要望・・・・検討中

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ありがたい事にお客様からいっぱい要望を頂いてます。 ① シャッター回数の表示。   これは既に一部のお客様の特殊仕様で対応しております。 LCD部右上がシャッター回数です。 ② シャッター回数を設定。 案:sw1-3 + VRでシャッター回数を設定し、表示は①の位置でダウンカウント、追尾は継続し、シャッター回数を再設定でしる。。 現状sw1-3 はタイムラプスですが、設定で選択可能 ③ 時限設定を1秒単位で正確に・・・ VRの電圧を内蔵のADコンバーターで数値を決めているため、64諧調が現実的なところです。ですから、例えば10分を1秒毎に設定する事はプログラム上は可能ですが、数値がパラパラして現実的では無いと考えております。 現状、設定値より-1秒~-2秒の差がありますが、プログラムを修正する事で、最大1には収まると思います。 ④ 極軸望遠鏡 お客様からは極軸穴とDPPAの中間的なモノで良いのでは? または DPPAで調整した後、カメラの方向を変えた時に重心移動による極軸ズレを補正できるような・・・・そんなイメージの極望アイデアを頂いております。 ここはもう少し、考えさせてください。 ⑤ 雲台座を板金では無く、円形の削りモノで・・・ これはコストをかければほぼ解決すると思います。 でも、他社様の様にその部分だけで、ん万円はHiglasiらしく無いな~~って考えております。 昔から、天文に携わるお客様のイメージは良くないかも知れませんが、僕は、金属で実現しなければならない事は無いと考えております。長時間安定でポタ赤の仕様には耐えられる剛性を持った樹脂は多くあります。。 ここも、やってみたい事があり、もう少し、時間をください。 ⑥ オートガイド入力 (ST4コンパチ) 2倍速と停止信号を入力できるインターフェースをver3基板には設ける予定です。 多少、へんてこりんな場所に穴を開けなければなりませんが、Higlasi-1,-2 でも対応できる方法は考えます。 ⑦ 底部1/4ネジ補強 既に対応可能ですが、現時点、問い合わせゼロです。 ⑧ Higlasi エンジンで動くスカイメモR 現在、開発中・・・。 ⑨ 暗闇でも Sta_sw が分かるように・・・。   次回ver3基板からはSta_...

お客様から・・・

岡山のお客様から以下の問題点を頂きました・・・ ------ ①VRモードで撮影していて  設定時間の撮影が終わりシャッターがOFF後に  2秒(デフォルト)のインターバルになりますが  このインターバル時にsw3-1→sw3-2にして  「追尾を止める事無くレリーズを OFF」 状態になりますが  ここでVRの値を変更したり、カメラの角度を動かしたりしたのち  sw3-2→sw3-1に戻すと  通常はシャッターONとなり撮影が開始されますが  シャッターONにならず露出カウンターだけが  動くということがありました。  頻度は撮影中には結構な頻度で発生する感じです。  対処方法としてはインターバル中にsw3-2にするのではなくて  シャッターON中にsw3-2にしてシャッターoffとなった場合は  上記現象は発生しません。 ----- この現象を確認致しました。 シャッターONからOFF直後に sw3-1→sw3-2 の操作を行い sw3-2→sw3-1 に戻すと、問題無くシャッターはONしますが シャッターONからOFF後1秒以上待つと、sw3-2→sw3-1 の 操作でシャッターはONしません。 シャッターONにならず露出カウンターが カウントダウンし次のインターバルからONします。 弊社対応:次回のバージョンアップ時に対応致します。

11月生産 誤記訂正

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11月生産にやっと目処が立ちました。 ご予約を頂いたお客様、大変お待たせ致しました。もう少し早くご準備できるハズだったのですが、私事、予期せぬ事だらけの2ヶ月で(継続中)、こんなに時間がかかってしまいました。 先ずはご予約頂いたHiglasiを11月19日に出荷予定です。 (誤記訂正 11月19日出荷 -->11月20日出荷予定) 在庫は11月25日ごろになると思います。今年の生産はこれで終了です。 今後の予定 ・Higlasi−3を図面化し、試作の準備を進めます。 ・Higlasiエンジンver.3開発   オートガイド I/F   LCD I/F   USB I/F ・Higlasi らしい極望の検討   カメラの重心移動による極軸ズレの補正用 ・旧スカイメモの機構部をHiglasi エンジンで駆動する特注品開発   (うまくいけば正式に受注できる準備を致します。。) Higlasi-3 外形 Higlasiエンジン ver.3 スカイメモ改造イメージ

ねじバカ 11/16 追記

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仕事私事とバタバタしてまして、ブログがなかなか更新できません。 もう2週間以上前の事ですが・・・ 「ネジが無くなった~」と鳥取県の I さんから 返送して頂くと、写真の通りです。 Higlasiの中から切粉がいっぱい出てきました。 新しい底板に変えればそれで済むのですが、これも何かの縁と思い・・・ 真鍮棒を加工し1/4ネジを組み込みました。 先日、お客様から頂いた ご 提案  にもありましたが、この穴の補強が必要なのかも知れません。 それで、ヘリサートを挿入できる準備を進めております。 価格等の詳細はこれから決めますが、底板のネジにご不安を持たれているお客様がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願い致します。 11/16 追記 こんな感じになります。。

EEPROM 不良

お客様のブログに表題内容と思われる現象が起きてました。 以前、このブログでもEEPROMについて書きました。 EEPROM: Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory 不揮発性メモリ http://tatsujijii.blogspot.jp/2012/02/eeprom.html それなりにシステムを変更し、出荷検査も工夫していたのですが、PICーCPUには潜在的にEEPROMの品質問題があるのかも知れません。 (コンパイラーの問題では無いと思います) 現象としては 「プリセット内容が電源を切ってしばらくすると(数秒〜数日)内容が変わる」 です。つまり不揮発性メモリのデータが揮発してしまうのです。。 上のリンク先でも書いたのですが、僕は昔からこのEEPROMのトラブルに縁があります。サラリーマン時代は月に数千個単位で使用する設計に携わっていたため、チップメーカーに対してもそれなりに改善要求ができたのですが、月産数台ではどうにも力がありません。ですから、自分の身は自分で守る意味で、これからのシステムの考え方は 「EEPROMの内容は壊れる」を前提にしなければならないかも知れません。 例えば、電源投入時に、 EEPROMの内容を確認し、破壊が起きていたなら、デフォルト値に戻す。 (幸いにPICのEEPROMデータが壊れる場合、知る限り、H'FF 値になります) または ユーザープリセット値をEEPROMの数カ所に保存し、多数決で動作を決定したり・・・ もう少し、考えてみます。 お客様のHiglasiで同じ現象が起きてましたら、ご連絡をお願い致します。