2014年6月13日金曜日

Higlasi-2C をご購入頂いたお客様から・・・

Higlasi-2C をご購入頂いたお客様から、不具合報告を頂きました。
とりあえず初期化を依頼したのですが・・・
----- 以下お客様から(原文)
トグルSwを全て下側(1側)にしたのち、
西微動SWと東微動SWを同時に押しながら電源を投入し、LEDの赤と
オレンジ(黄?)が交互に点滅したのを確認しました。
一度電源をOFFし、再びONしました。
まずVer.と****が表示され、次に STBY Kos、 Ton: 60となったところで
STA_sw をクリック。
バックラッシュクリアの動作後、約20秒?でシャッターがONしました。
その直前の表示は、TRCK 0、TON: 60でした。
シャッターON後約1秒で、TRCK 1 、 Ton: 59 に変わりました。
しかし、その後は約4秒毎にカウントダウンされ、トータルで242秒かかりました。
その間、赤LEDがゆっくり点滅していました。(黄色は常時点灯 または もっとゆっく
り点滅)
これを2回行いましたが、同じでした。
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明らかに時限が3~4倍になっています。
お手数を御願いし、返却頂きました。
原因:直接的な原因はバッテリーの不具合でした。

返品頂いたHiglasi-2Cを弊社環境でテストを試みたのですが、全く再現が有りません。
当初、それだけは絶対にありえないと考えていたバッテリーを返却時同梱して頂いてたので、そのバッテリーでテスト・・・。最初はやはり再現しませんでした。
格闘すること小一時間、時々、不具合が再現するようになりました・・・。
バッテリーでは無いの先入観が強く、かなり遠回りしましたが、決め手はこの写真です。
これはバッテリー(Panasonic QE-PL201L)無負荷時の出力波形です。
写真から約5秒後、ヒゲを観測できます。
どうもこのヒゲでCPUが誤動作している様子です。
QE-PL201L の特性か、個体の不具合かは判断できませんが、この後継機 QE-PL202L では観測できませんでした。また、QE-PL201L に100mA程度の負荷(47Ω)をかければ、このヒゲは無くなります。もし、Higlasi を使っていて、時限が極端に違った挙動があれば、バッテリーも疑ってください。
弊社に送付頂ければ、チェック致します。
USB電源5V仕様はバッテリー直結なため、このような思わぬトラブルがあると、勉強になりました。
テストで使用したバッテリー
反省:どうも性格的にいらち(関西弁?)で電源ONした直後、いつも同じタイミングで再現を試みていたため、なかなかここにたどりつけませんでした(苦笑
もっと柔軟に広い視野で現象を見なければ・・・。

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