2015年12月4日金曜日

Higlasi-3B 赤緯モード

Higlasi-3B 赤緯モードを評価頂いてるお客様からのご報告です。


今朝はベランダでもハンガーが風で踊る暴風の中でしたが、ver.19 にて安定
して2軸オートガイドできました。

イオンテイルがかなり伸びて見えます。
だんだん地球に近づいてきているのですね。
赤経を長辺にした構図に変えたほうがよさそうです。

FS-60Q + D810A
ISO1600 露出2分×16枚コンポジット
SWAT-350 + higlasi-3B 2軸オートガイド

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Higlasi-3Bは評価頂いた機能を加え、近日中にver2.00 をリリース致します。

5 件のコメント:

HUQ さんのコメント...

DECモード、良いですよ~!
デジタル目盛環、最高です。
これのお陰で、f=600mm にもかかわらず、カタリナ彗星導入は毎朝ファインダー要らずです。

竜爺 さんのコメント...

HUQさん コメント確認ができず、すみません。今、気が付きました。
ありがとうございます。
僕も昨夜初めて実写です。
DECの最小回転角度が3.8秒角のはずですが、1発の制御信号で3.8秒角も動いた軌跡を確認できません。
今一つ、理屈が分からないです。。

HUQ さんのコメント...

一応宵の口にガッツリドリフト法で合わせているので、1コマ2分露出ごときで頻繁に赤緯修正が入ることはありません。

また、higlasiに装着していただいたパン軸クランプを微妙な加減で緩めており、赤緯修正の際にうまくいけば4"未満の修正量となるような小手先の技を使っています。

竜爺 さんのコメント...

なるほど。
昨夜のテストで3.8秒云々の謎は解けました(苦笑
完全な設定ミスでした(恥ずかしい 
ですから8日のグラフのDEC挙動は制御信号が反映されてないことになります。
となると、まぁ当たり前ですが、極軸がしっかりあってれば、赤緯ユニットは不要って事ですが・・・・
導入には便利ですね。

HUQ さんのコメント...

ドリフト法では、方位と高度を合わせるのに使った2星の間の空域ではかなり正確な追尾ができますが、それ以外の空域では誤差が大きくなります。
一定条件下での極軸設定の近似解は求められても、真の位置に極軸設定することはできません。

実際、匿名さんとこのナンチャッテ極望を使って極軸設定した結果、ここ2年ほどドリフト法を使って得た設定を簡単に越える精度を得られました。
ドリフト法使用時は3分で1~2秒角のズレが発生していますが、ナンチャッテ極望を使って設定した場合2時間余で10秒角しかずれませんでした。

というわけで南向きベランダで望遠で星雲・星団を何枚も撮ってコンポジットする向きには、赤遺体は必須です。