2015年5月25日月曜日

お客様からのご指摘・・・いっぱい!(兼:備忘録

生みの親としては有難いお話ばかりで、なかなか迅速な対応ができず、ご迷惑申し訳ありません。

・通販HPをもう少しわかりやすく・・・。
・取説をもっと分かりやすく・・・
■すみません。。
最新は追尾中レリーズOFF機能を少し書き直しました。
http://ndl2000.sakura.ne.jp/higlasi/higlasi_2B_01.pdf
言訳:
この機能はHiglasi-2のリリース後、追尾を継続しながら、タイマー値を変えたい旨の要望があり制作しました。私もそうだったのですが、それまでは、レリーズケーブルをカメラから引っこ抜きタイマー値の変更をやってました。簡単と思って制作したのですが、なかなかややこしい難儀な問題もあり、表示のチラツキは解決できません。これはハードウエアの問題で、モーター駆動による電源電圧の変動に起因しております。
最新のバージョンのインターバルモードではAD変換の直前に一瞬モーターを止めてます。(変な音がします)また、バルブモードではVRによるTon時間設定時に限りモーターを止めました。タイマー値を変更する数秒間であるなら問題は無いの判断ですが、止めないでのご意見も頂いております。

・改良ドリフト法の検討依頼
■検討中

・常時追尾機能
■これ可能です。スタート後、スタートボタンを認識しないような変更でしたら可能です。


[a]時限A,Bの場合(sw2-1 or sw2-2, sw3-1 → sw3-2)
追尾中シャッターoffから復帰時に自動でレリーズされる。
点滅している状態だとTonの時間が正しく(意図通りに)設定され難い。
[b]VRの場合(sw2-3 → sw3-2)
sw3-1からの場合とsw3-3からとで挙動が違う。
▽sw2-3,sw3-1 → sw3-2(バルブ)
・追尾中シャッターoffから復帰時にレリーズされる。
・復帰時にTonの時間が変わるので再設定する必要がある。
ただし設定時に上記[a]の問題がある。
▽sw2-3,sw3-3 → sw3-2(インターバル)
・追尾中シャッターoffから復帰時にレリーズされない。
(スタートスイッチをクリックする必要あり)
・復帰時にToffの時限がおかしくなる。
点滅している状態によるのか?。撮影中に変わることも。
表示されている数値と合わないことも。
・追尾がズレる、追尾動作が不安定。
DPPAの時のように伸びることもあり、それが何回か続くことがある。
■[a][b] 共に上記 「追尾中レリーズOFF機能」の問題点と理解しております。


[c]インターバールモード時に、スタートスイッチをクリックして追尾をオフに
するとTonが0になる。
いちいち再設定しないといけないので、これは非常に不便。
■:すみません。装置を安定に動作させるため、現状、初期化してます。
操作できるスイッチ数の割に色々な機能を入れてるため、これ以上の機能を組み込む事
ができません。
例えば、タイムラプスが不要であれば、そのスイッチを操作した時はインターバルモー
ドの時限をEEPROMに格納し
次回はその値で追尾させる事は可能かもしれません。


[d]sw3-1でスタンバイ時に希にTonの時間がちらつくことがある。
■:VRをAD変換した値を1秒間に数回更新してますから、変換値が境目にあると前後でちらつきます。
また、コントラストの差によっては気になる場合もあると思います。


[e]希に異常なズレ方をすることがある。前記のようにひどい時はDPPAのように
伸びることがある。sw3-2に入れたり外したりしながら、数ショット撮影する
と改善はする。しかしながら写野はズレてしまうので再調整する必要がある。
こういう状態の時にステージが最初の位置より東側に傾いていた。逆回転し
ているのか。確認はないが誤操作はしてないはず。
どうも追尾中シャッターオフ(sw3-2)がトリガーとなって、おかしくなってい
るのではないか。
■この様な現象はありますでしょうか?


[g]Toff設定後スイッチをsw3-1に切り替えると、TonがToffと同じになる。
Ton設定後スイッチをsw-3-3に切り替えると、ToffがTonと同じになる。
■:取説不備です。sw3-1でTon設定後、sw3-3に切替Toffを設定します。


[h]スタンバイ時に周期的にポコン、あるいはカタンという異音がする。
■:電源をオートシャットオフさせないために、定期的に数百mA通電してます


[i]スタートスイッチをクリックしたつもりでもDPPAがかかることがある。
■:スタートはクリック。DPPAは長押しです。境界は0.5秒前後です。
























5 件のコメント:

MASA さんのコメント...

竜爺さん

ユーザーからの声に耳を傾けていく姿勢は素晴らしいと思います

色々カスタマイズの要望もあると思いますがこれからも良いものをご提供ください

ところで、取説のバージョンアップもやっていただいているようですが、古いブツを保有している関係で、付加された機能が盛り込まれているのかどうか、混乱してきました

竜爺さんのことですのでおそらくシリアルナンバーで全数管理されていると思いますが、各バージョンごとの取説が必要な時期かもしれませんね

私の場合2度?ほど里帰りさせていただいたので、初期のVRの階段状変更はないはずですが、追尾中レリーズoffの機能がどうなっているのかわからなくなってきました

最後の里帰りは2Cリリーズ後に2B相当の機材に後付でガイド端子をつけてもらった時だと思いますが・・・・??

なお、2Aは液晶不可、2Bは外付け液晶使用可能、2Cはビルトイン液晶付で大まかに分類できると思いますが、2Bに後付けでガイド端子をつけたブツ(うちの子です)には呼称がないですね(TT)

とか結局いろいろ注文着けてるし(^_^;)

竜爺 さんのコメント...

MASAさん こんにちは
標準品としてのバージョンは
http://tatsujijii.blogspot.jp/2014/02/higlasi_27.html
ここを参照してください。
標準仕様+個別機能を付加したシステムもあり、僕も、コードを見なければ分からない状態です(苦笑
シリアル番号は微妙で必ずしも番号の順番で出荷されて無く、どちらかと言いますと、識別番号の方が近いです。
ですから、個別でメールを頂ければ、おこたえできると思います。
MASAさんのHiglasiはかなり特殊かも知れません(苦笑
現在はver2基板にオートガイドIFはお断りしております。。(スミマセン

kame さんのコメント...

ご無沙汰しております。
3月にHiglasi2-CESを購入させていただき、それ以来タイミンが取れればHiglasiを持ち出しては、あれやこれやと試したり、広角や望遠で撮影を楽しませて頂いております。

期待以上の精度と取り回しの良さに、大変満足しております。
素晴らしい製品をご提供いただき、本当に有難うございます。(^^
DPPAでの極軸追い込みも、現在では3~5回程度で、0.1°以下まで追い込めるようになりました。
10分未満で200mmノータッチの精度が確保できるので、素晴らしく実用性の高い方法だと思っております。

ところで今回の改良点検討の件に関してなのですが、ドリフト法に関して少し質問と要望があります。
ご検討中の改良ドリフト法とは「V字」で追い込む方法かと思うのですが、この場合「時間 対 精度」はどうなるのでしょうか?
ttp://blogs.yahoo.co.jp/qff01360/24855084.html
↑にオートガイド使用時のガイド星を踏まえた計算方法は載っているようなのですが、文系人間の私にはノータッチへの応用方法が良く分かりません。(^^;


実は私は購入時に南半球での使用を想定して、Higlasiのドリフト法での極軸追い込みを試してみますと連絡させていただいたのですが、正直なところこの方法は少し難渋しております。(^^;
と言いますのも、200mm3分間のドリフトで追い込めるのは、やはり200mm3分間の露出分の精度が、実用上の限界のように感じており、4分露出(トグルSW2をポジション3にしての撮影です)の精度が、確保できたりできなかったりと、毎回ムラが出てしまうのです。

もちろん1コマ3分未満の露出で枚数を撮れば問題無いのですが、あまりコマ数が増えてしまうと、今度は画像処理が大変になってしまいますし、せっかく4分間の露出設定がデフォルトであるので、ついつい4分間露出を基準に考えてしまいます。(^^;
なのでドリフト法の露出時間を、VRダイヤルでもっと長い時間にも設定できるようになれば、より実用的になるのではないかと思い、提案させていただこうかと思案していたところです。

ただしドリフト法での極軸追い込みは一回毎に時間を要するため、できれば時間を伸ばしたくはないところでもあります。

そのため別の方法として先日より300mmレンズを導入してのドリフト法を試しております。
300mmのドリフト法で極軸を追い込んだ後、200mmでの撮影するならば、3分間のドリフト法で、200mm4分間の露出が可能な精度まで十分追い込める手応えを感じております。
(単純計算なら焦点距離1.5倍となるため、追尾可能な時間も4分30秒までなら可能と思われます。)

ただタイミングがなかなか取れず、まだ数日しか試せておりませんが、ドリフト法での極軸追い込みには、現状では40分~1時間程度を要しており、慣れても30分程度は必要ではないかと思われます。
そのため改良ドリフト法で、時間を短縮しつつ精度を向上させられるなら、是非対応をお願いしたいです。m(--)m

個人的にはDPPAがあれば、実際にドリフト法で極軸合わせをする事はほとんど無いとは思うのですが、ベランダ派の方や、南半球への遠征を計画しておられる方等には、やはり活用できればありがたい機能だと思いますし、機材のたわみへの対策にも活用可能と思われるので、是非ドリフト法のバージョンアップをお願いいたします。(^^;

竜爺 さんのコメント...

Kameさん 
元気が出るコメントありはとうございました。
リンク先のドリフト法も含め、もう少し勉強?させてください。

>VRダイヤルでもっと長い時間にも設定できるようになれば・・・
これは難しくないと思います。

>実は私は購入時に南半球での使用を想定して、Higlasiのドリフト法での極軸追い込みを試してみますと連絡させていただいたのですが、
>正直なところこの方法は少し難渋しております。(^^;
>と言いますのも、200mm3分間のドリフトで追い込めるのは、やはり200mm3分間の露出分の精度が、実用上の限界のように感じて
>おり、4分露出(トグルSW2をポジション3にしての撮影です)の精度が、確保できたりできなかったりと、毎回ムラが出てしまうのです。

この件、少し気になっております。ギヤのエージングは左右回転共同じレベルではやってるのですが・・。
利益がある会社でしたら、調査で南半球への出張も考えられるのですが・・・(苦笑(汗汗

竜爺 さんのコメント...

KAMEさん 遅くなりました。
ご紹介頂きましたドリフト法ですが、正直正確に理解できない事と、Higlasiのそれと比較して、あまり変わらないような印象です(すみません読解力が・・・)
・・で、以下にHiglasiの考えるドリフト法を書いてみました。
http://tatsujijii.blogspot.jp/2015/06/blog-post_8.html