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6月, 2011の投稿を表示しています

週末は

治具の方はエンコーダー720パルス品を発注し、入手まで時間がありそうなので、週末は太平洋から昇る銀河を撮りに、高知へ行ってきます。(天気が心配) サボってるHP、8号機とピリオディックモーションについて、少しまとめてみました。 http://ndl2000.sakura.ne.jp/sekidougi/_8thprototype_00.htm

昨夜は・・・

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昨夜は久しぶりに安定したお天気だったので、治具との照合用として2時間強(3周期分)のピリオディックモーションを撮りました。 もう、さそり座が見える季節なんですね。 極軸を合わすのも面倒なので、そのままさそり座方向へ・・・ 明るい南の空ですが、アンタレスとM4のハズです。。。

ピリオディックモーション測定治具_07

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相変わらず、連日、同じようなグラフですが・・・・ ロータリーエンコーダー出力パルス幅のバラツキを測定しております。 色々やってみたのですが、比較的重く、動バランスの良い平歯車を可能な限り偏芯が無いようにエンコーダー軸に固定し(購入した旋盤が活躍)、手動で回転させ、減速途中、測定に都合の良いポイントを抜出し上のグラフを作成しました。 本来なら、エクスポネンシャルのムズイ計算をすべきかも知れませんが、減衰工程の数%時間ですから、直線と考え、雑な計算ですが下グラフを算出しました。 テストした在庫のエンコーダーにキズ?があるのか、大きく振れる場所が有ります。その部分を除けば、計算結果として20~30秒角のバラツキがありそうです。(優秀過ぎ?) そうした場合、これまでのテストとの整合性があるかどうかの検証も必要です。 このエンコーダーにはZ相(原点)が無いので、そろそろ、買わないとだめですね・・・。

ピリオディックモーション測定治具_06

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これまでと同じ様なグラフですが・・・ ウォームホイールとウォームギヤの噛み合い位置が同じ場所をロータリーエンコーダーの回転位置(角度)を変え、各々2回トレースしてみました。 エンコーダー出力パルスの出現タイミングにバラツキが無ければ、同じグラフになるはずですが、どうもバラツキが1~2%(100秒角以上)ありそうです。(詳細:省略) しかし、再現性がある事はエンコーダーのスリット幅にパルス幅が依存している事ですから、この幅を測定し、補正で真値を算出できれば、検査治具は製作可能って事になります。 測定には、正確にエンコーダーを回せればいいのです・・・が。。 では、どうやって、5秒角の精度で、このエンコーダーを回せば良いか・・・ 設計上、5秒角以下が保証できる様な大きなウォームホイールの回転台を作って・・・とか 自由落下しているおもりで回転させ、計算で求める・・・とか ・・・・・ まだ、答えを見つけるには至ってません。 サラリーマン時代だったら、こんな煩わしい事は考えず、迷わず↓これを発注するのですが・・・。 http://cweb.canon.jp/indtech/es/lineup/lre/r1p32/index.html しかし↑これ、いくらするのでしょう?¥50万円??

ピリオディックモーション測定治具_05

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持ってるロータリーエンコーダー(200パルス品)に、未だ、しがみついております。 治具に少し工夫を加える事で、ピリオディックモーションの測定機としてでは無く、製品検査治具として、使えるのではないかと思われるくらい、1パルス毎の再現性は、良くなりました。 上の画像は恒星モードとその300倍、150倍、75倍で計測したデータを角度毎に重ねてみました。 変化の周期は9°、つまり、ウォームギヤに同期しているので、いい感じなのですが、星を実測して得られるピリオディックモーションの数値とは差が大きく、釈然としません。 何かが間違ってるのだと思います。 ちょっと心配になり、これまで画角から算出したピリオディックモーション値を、既知の星間方法で、再計算してみましたが、同じ値を得ました(ほっ

ピリオディックモーション測定治具_04

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18°毎(ウォームギヤ2回転)にモーター駆動パルス数を計数し、2回トレース分のデータを重ねてみました。 手持ちの精度の低いロータリーエンコーダーによるデータなので、明確な事は書けませんが、ウォームギヤの偏芯と酔歩の影響を無くした、主にウォームホイールとエンコーダーへの伝達歯車の合算偏芯量を再現性良く表してると思います。つまり、今考えている測定方法で、上手く検査ができる可能性は見えてきたと・・・思います。 横軸:回転角

ピリオディックモーション測定治具_03

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ロータリーエンコーダーの出力パルス(2ch)を10回計数し、ポートをトグル(1ch)。 1ch:10計数 2ch:エンコーダーの出力 ウォームホイール1回転、つまり24時間相当をトレースし波形のズレから、出現タイミングのバラツキを確認。(1ch↑にトリガ約20回トレース) 10回計数し、トグルした1chの波形にズレは2ドットしかなく、この方法が使えそうな感じですが・・・。 なんとなく、出来過ぎた感のある波形ですね。また2chのバラツキ方も・・・。 それぞれの数値(時間とモーター駆動パルス数)が取れるモノを作って再確認してみます。。

ピリオディックモーション測定治具_02

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ジャンク箱の中に、200パルス品のエンコーダーがあったので、早速想定した治具のメカ部を作り、 モーターを等速で回し波形を確認した。 思った通り、エンコーダー出力パルスの出現タイミングのバラツキは小さく無く、数%バラつきます。 この8号機、実機撮影ではピリオディックモーション±30秒角相当品ですから、波形のバラツキは計算上1%以下のはずです。 このバラツキの原因が機構による可能性も有ります・・・。 4000パルス品のエンコーダを使用し、10カウント毎に想定時間差を計測すれば、出現パルスのバラツキは1/10に圧縮できるかも知れません・・・んが、大変高価です(汗 もう少し、工夫が必要です。 エンコーダー軸と平ギヤの穴径が合わないので、購入した旋盤でスリーブコレット?を作ってみました。 これが、また、難儀。Φ5の中ぐりバイトが無いので、ドリルの歯で作ったり・・・。 何をやっても、難しい事です。 当地、昨夜のホタルです。 四斗谷川 ISO250 50mm f/3.2 20秒×12枚

ピリオディックモーション測定治具

6月4日のブログで、匿名さんからヒントを頂き、ピリオディックモーションの測定治具が作れそうな気分です。 (現時点:気分だけです)。 これが出来れば、ピリオディックモーションの補正を含め、開発速度が上がるかも知れません。 方法の概要は エンコーダを極軸に付けて、モーターへの信号との「時間差」を測定し、ピリオディックモーション値を算出する・・・。 こんなイメージです。 ① ピリオディックモーションの一周期(36分)に測定点を10箇所とすると、極軸1回転は400点ですから、必要なロータリーエンコーダは比較的安価な400パルス品で実現できます。 ② 極軸とエンコーダーの軸とはそれぞれの偏芯を相殺するため1:1とします。 ③ 8号機ではモーター駆動パルス数568888で極軸は1回転します。つまり最小駆動角度は2.278秒角です。 ④ 極軸1回転を400点で測定するのですから、エンコーダーの出力パルスの1周期で1422パルスを計数できれば、ピリオディックモーションはゼロで、計数値が1422±Eの場合、E×2.278秒角がピリオディックモーションエラー値になるはずです。 ⑥ 得られた数値をVBA等でエクセルに取り込み、補正データを生成します。 さ~~て、うまく行くかどうか・・・。エンコーダー出力パルスの出現タイミングのバラツキは十分小さいかどうか・・・。伝達装置の偏芯の影響・・・。 エラー要因はいくらでもあります。経験上、最初の発想でその通り出来上がった事は稀なので、きっと多くの問題が出てくるとは思いますが、この測定治具を作って見ようと思います。

どうにもなりません

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毎日天気が悪く、どうにもなりません。 昨夜も雲が多く、私の肉眼ではほぼ星は見えず、偏芯データを撮る(取る)には、どうしようもない夜空です。 写るかどうか分からずままで、8号機内蔵のインターバルタイマーのテストを兼ね、1時間弱・・・。 8号機 10mm iso400 f/6.3 199秒×13枚 たぶん中央近くに写ってる星が土星のハズです。 広角で撮る限りでは等倍で確認しても、ピリオディックモーションモーションの影響はありません。 それにしても、明るい空です。(左下方向が大阪) yes ありがとうございます。(47)(48)(49)