2011年6月20日月曜日

ピリオディックモーション測定治具_05

持ってるロータリーエンコーダー(200パルス品)に、未だ、しがみついております。
治具に少し工夫を加える事で、ピリオディックモーションの測定機としてでは無く、製品検査治具として、使えるのではないかと思われるくらい、1パルス毎の再現性は、良くなりました。
上の画像は恒星モードとその300倍、150倍、75倍で計測したデータを角度毎に重ねてみました。
変化の周期は9°、つまり、ウォームギヤに同期しているので、いい感じなのですが、星を実測して得られるピリオディックモーションの数値とは差が大きく、釈然としません。
何かが間違ってるのだと思います。
ちょっと心配になり、これまで画角から算出したピリオディックモーション値を、既知の星間方法で、再計算してみましたが、同じ値を得ました(ほっ

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

素晴らしい早さでどんどん開発を進めていらっしゃいますね。嬉しい限りです。
ベンチテストのPモーション測定は、星の動きを写真に写して測定するよりも大きめな、カクカクした荒っぽい感じになることが多いようです。が、これはエンコーダなどのせいではなくて、本当のPモーションなのだと思います。
星の動きを写真に写して測定すると、赤道儀や雲台など全体の剛性不足で「カクカクがなまって写る」「Pモーションが少なめに写る」のではないでしょうか?
タカハシ製作所でも販売しているルクバトというオートガイダーは、Pモーションを測定する機能もあって、私は他社製品よりも格段に敏感で優れていると思っているのですが、ルクバトで星のPモーションを測定すると、ベンチテストとよく似た感じの荒っぽい結果になりますよ。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

いつもありがとうございます。外出していて、アップが遅れました。
>測定するよりも大きめな・・・・
大きめが十数%なら、実写との差って事で、納得出来るかも知れないのですが、現状は誤差の域を遥かに超えております。
今、考えてる方法はエンコーダーをアブソリュート型とし、全出力パルスの比率を求め、管理する事で、もう少し精度が上がるのではないかと・・。
出来る事なら、恒速でエンコーダーの実パルス幅を求めれば良いのですが、現実的な費用で、5秒角以内の精度を保ち恒速回転させる方法が分からないのです・・・(汗