2012年2月29日水曜日

感謝

今日、雪の中(関東の意味)数名の方に Higlasi-1A が届きます。
看板も無い、信用も無い、ただただこのブログやHPで、わいわい書いていただけの僕を信用し、¥35000円の大金を託してくださった方々に深く感謝致します。
物作りで糧を得て34年、これほど "思い" を注いだ製品は無かったと記憶します。
一生懸命作りました。
それでも機械である以上、まして電子回路がプログラムで動いている以上、想定外な事は起こるかも知れません。仕様通り動作しないかも知れません。その時は誠意を持って対処致します。
また、通販でよく耳にする・・・
「こんなハズじゃなかった」
を避けるため、製品仕様もできるだけ細かく書きましたが、それでも十分では無いと思います。
もし、仕様の不備でご迷惑をかけましたら、お詫び致します。。

これからも、人生が続く限り、製品の改良を含め充実していく予定です。
宜しくお願い致します。

浅野達也

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Pモーションの悪い個体ですが、ウオームスクリューに取り付けてあるスパーギヤの止めネジの位置は変えてテストしていますか?
スパーギヤは止めネジで押されて多少偏心しますのでPモーションが生じます。
その偏心で生じるPモーションが、ウオームスクリュー本来のPモーションと重なって総合的なPモーションになるわけですが、重なる位置によって増長したり相殺したりします。
したがって、Pモーションの悪い個体のスパーギヤの止めネジの位置を180度回して取付直すと、Pモーションがかなり改善されることが考えられます。
すでにやっていらっしゃったなら、余計なお世話でした(笑)

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

おはようございます。
実は使用しているウォームはシャフト一体型なのです。
以前はシャフトにねじ止めするタイプだったのですが、固定時にできる偏芯を取れませんでした。
ねじ止めタイプの頃もずいぶん色々な事をやりました。シャフトとのクリアランスを消す?ため、180度位置にネジを二カ所儲けたり、シャフトの精度を上げたり・・・。
それなりの効果はあるのですが、目的の精度は出ませんでした。
もし、ネジ止めタイプが使用できるなら、2千円以上のコストダウンができます。
現状の対策は交換、または、ホイールとの接触位置を変え、再エージングで対処しております。
交換したウォームギヤは目処が立ちつつある?PECで使用する予定です。

匿名 さんのコメント...

言葉が足りませんでした。
ウオームスクリューとシャフトは一体型が安心で、メーカー製は全部そうなっていますが、そのシャフトに取り付けてある大きなスパーギヤは、横からイモネジで止めていますよね?
そのイモネジの位置のことです。
スパーギヤの穴の公差は通常H8でけっこう緩めですから、イモネジの締め付けで偏心すると言うことです。

私はイモネジによる偏心が心配で、スパーギヤの穴はH5以下で特注してシャフトに叩いて入れる精度にしています。
しかし、竜爺さんにお教えしたのと同様のPモーションのベンチ測定器を持っているので、スパーギヤの取付の偏心を利用してイモネジの位置でPモーションを相殺(機械式のPEC 笑)する手があるかな? と思っています。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

失礼しました。
その方法試してみました。でも、あまり影響は無いように感じます。
以前、偏心による半径変異で、シャフトの角速度の変異を計算した事があるのですが、平歯車小が相殺する方向に動くため、感度は高くないな~って思った事があります。
確か顕著に影響が出てくるクリアランスは数十ミクロンオーダーだったような記憶です。(間違ってたらこめんなさい)

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

>スパーギヤの取付の偏心を利用してイモネジの位置でPモーションを相殺(機械式のPEC 笑)する手があるかな? と思っています。

実はこの方法を使って、PECのテストをやっております。
ただ、目で見て分かる程、偏芯させないと、効果が分かりません。±40秒角を15秒以内に改善できる事は確認しました。でも、平歯車の谷と山がぶつかったりで、別の問題が起きます。それと、ウォーム全周で均一な効果がありません。
まだまだ思いつきでやってる程度なので、ブログで報告するほどの中身がありません・・・汗。