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6月, 2012の投稿を表示しています

ドリフト簾法・・・

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天候が悪く、求める速度でテストが進みません。 先ず、DPPAで極軸を合わせます。 これで、0.1度前後で合っている・・・ハズです。 カメラを南方向、天の赤道付近に向け、ドリフト簾法スタート 追尾停止で4秒間の軌跡はありますが、追尾4分はほぼ点ですから、極軸は合ってる事を確認できます。 ・・・で、次にって思ってた頃から雲が増え、星は見えなくなり・・・ それでも、 先日とは逆に東方向に気持ち2度ぐらいずらし・・・ ダメです。星が見えなくなりました。。。 ・・・これで分かる事は東に極軸がずれてるって事だけで、何度かは分かりません。 今日の成果はDPPAでの極軸合わせをドリフト法で検証できた事です。 ちゃんとしたデータを取るためには・・・梅雨が開けないと、ダメですね。。

お客様からの変更依頼・・・

栃木県のHiroHeroさんから以下のご依頼を受けました。 ----- DIP_sw_2 の機能変更 現在:off:北半球 on:南半球 希望:off : バルブモード撮影時 STA_swで撮影中止。原点へ戻る。(標準仕様) on:STA_swで一時停止。もう一度STA_swで撮影再開。(この間恒星追尾は継続) 望遠レンズでの撮影時にフレーミングを決めて撮影を開始し途中で露出の確認や変更をしたい時に、 恒星追尾はそのままで撮影を中断出来れば再度フレーミングする手間が減るので助かります。 ----- 以下の通り操作仕様を変更し、対応します。 DIP_sw_2 off (初期値) 現行どおり DIP_sw_2 on ① STA_sw クリック  ------> 追尾スタート(現行どおり)。 ② 再度STA_swクリック ---> 追尾継続のままで、レリーズオフ。 ③ 再度STA_swクリック ---> レリーズオン。 ④ STA_sw 長押  -------> 原点復帰 南半球モードはモードsw7 + STA_sw on + 電源on で、南半球と北半球をトグルします。 電源OFFでも設定情報は継続します。 確認はDPPAの回転方向で可能。 しばらく、実機テストを行い、今の仕様より使い勝手が良ければ、標準仕様とし、ご購入された方で ご希望があれば、対応いたします。  また、今回や先日ご紹介しましたドリフト簾法のような、便利機能がありましたら、お問い合せください。可能な限り、対応したいと考えております。。

極軸調整 ドリフト簾法

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雲間に星が見えたり見えなかったりで、正確な測定は出来ませんが、今週の晴れ間は期待できそうに無いので、たった今、撮影した写真を・・・。 追尾停止で4秒撮影し、下の紙で作ったスダレ?をレンズの前に垂らし、4分撮影しました。 追尾停止が13ピクセル(60秒角)、追尾4分で上方向に19ピクセル(84秒角)動いてますから、西方向に1.5deg極軸がずれているハズです。 これをちゃんと検証したかったのですが、星は見えなくなってしまいました。 ですから、上方向の19ピクセルも正確では無いかもしれません。 スタートボタンを押して約10秒後、追尾が始まったら、レンズの前に簾を垂らす・・・実にアナログっぽい方法ですが、使え・・・・そうです。 名付けて、「ドリフトスダレ法」 結論はもう少し、正確なデータをとってからにしますが・・・。

お客様だより・・・

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プリント基板とモーターを購入頂いた自作派、千葉県の K様から、製作中赤道儀の写真を送付頂きました。 良いですね~。。これ以上の剛性は無いと思います。この先、Higlasiでフラグシップ機を作る機会があれば、削りだしたフレームで作ってみたいです。。。

さてさて・・・

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次期Higlasiシステムをこれから書きます・・・。 頭の中にはボ~~としたイメージがあるだけで、具象化作業のはじまりはじまり~~。 ま~設計屋としては、からくりを考える最も楽しい時間の始まりです・・・。 この基板は、ボ~としたイメージを目で見える形に変換する評価ボードです。 老眼が進み、シンドイ作業になりました。 お金が潤沢にあれば、回路図渡しで、外注さんにお願いするのですが・・・・(汗 たぶん、イメージを形にして、リリースできるまで・・・1年以内は無理っぽいです。 時々、ここで、進捗を報告致します。。

極軸調整 ドリフト法?

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姫路のK様から表題の依頼を受けました。 北極星が見えない南側ベランダで極軸を調整する方法らしいのですが・・・。 大枠はこんな感じです。 ・追尾なしで4秒間撮影します。 ・60秒角流れた星が撮影できます。(これがものさしになります) ・そのまま、追尾しながら4分間撮影します。 真南、天の赤道付近で撮影した場合、東西方向に1度ずれていれば、62.8秒角ずれますから 4秒間に撮影した軌跡と4分間に撮影した軌跡の長さが等しければ、約1度外れてる事がわかります。。 実際に作ってみました。動作は以下の通り・・・。 ・スタート  ・2秒後 ギヤの噛合調整のため0.5度回転  ・停止2秒後 シャッターオン  ・4秒後 恒星モードで追尾開始 ・時限設定の時間後停止  ・原点に戻る 確かに、それっぽく写るのですが、次の様な問題が・・・ ・60秒角は200mm+60D でも13ピクセル そこそこ解像度が必要 ・4秒露出と4分露出の星が60秒角のなかに描画されるので、ズレ角1度以下の調整は難しいかもしれません。 もう少し、やってみたい事があります。 うまくいけば、モード設定のどこかに、標準搭載しようと思います。 当地のホタルです。。

進捗?

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この先、たぶん、10年近くは使えるだろう、赤道儀コントローラーの大きさを決めるため、考えられる最大仕様のコントロール回路基板の展開をしておりました。 なんとか、実装できる目処が立ちましたので、コントローラーの大きさを決められそうです。 この基板のざっくり仕様は・・・ ・モータードライバー2基 ・東西南北微動SW ・リアルタイムクロック ・液晶表示 ・USB ・レリーズコントロール ・・・・と ・闇夜でも操作可能SWインターフェース(笑 この基板のリリースは早くて年内と思います。 でも、その時のモータードライバーは1基の予定です。

お客様だより・・

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民宿若松さんから、5/21スレッドにコメントを頂きました。Higlasi-1A の電源に関わる事ですから、以下にコピーさせて頂きます。 ----- 先日の「金星の日面通過」撮影で、Higlasi-1A電源としてeneloop music booster DC9Vを使用しました。 電源ケーブルは自作しました。 トルク100%で約6時間連続運転でしたが、バッテリー残量インジケータで残量約30~60%と良好です。減圧回路作って、夜露除けのレンズヒータ電源も兼用させたいと思っています。 ただ、この製品が値上がり傾向なことや、同価格帯で9Vの他、12Vと5Vを同時出力できる10000mAhのリチウムポリマー蓄電池が販売されているようですから、積極的にお薦めはできません。 http://www.amazon.co.jp/dp/B007AQUA5M/ 撮影した金星の太陽面通過画像を編集しまいたので、よろしかったらご覧ください。 http://youtu.be/85Y9o00-f6k?hd=1 ----- 民宿若松さん、ありがとうございます。

DPPA の動画

不具合報告と同じ日に・・・すみません。 HiroHero さん、いつもありがとうございます。本来なら僕が作成しなければならないのですが・・・。 HiroHero さんのブログ で、DPPAの素敵な映像を紹介いただいてます。

不具合報告

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お客様よりクレームがありました。 ---------- 三脚取付け用ネジ穴が、斜めになっていて取付けられない。 途中までしか取付け用ネジが入りません。 ネジ穴が斜めになっている様です。 途中までしか溝が切れていないのもあるかもしれません。 ---------- 提供:お客様より・・ ■ 原因 外注部品で唯一何も取り付けないネジで、全くチェックできておりませんでした。 ■ 今後の対策 下の写真の通り、ネジの通し検査を実施します。 また、板金屋さんにも報告し、検査の徹底をお願いします。 在庫調査しましたが、幸い不具合はありませんでした。 もし、ネジ部に違和感を感じられましたら、ご連絡ください。。

Higlasi-2? のフューマンインターフェース

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こんなフューマンインターフェースは如何ですか? コンセプト : 真っ暗闇で、軍手をはめて、操作ができるポータブル赤道儀 。。 操作スイッチは6個です。 3個は3ポジションのトグルスイッチ。残りの3個はタクトスイッチ。 スイッチA モード切替 sw_A_1: 恒星 (初期値) or 太陽 or 月 sw_A_2: 星景 (初期値:恒星追尾の0.66倍速) sw_A_3: タイムラプス(インターバル固定) ・ パソコンのアプリで初期値恒星を太陽や月に変更可能。 スイッチB 時限切替(恒星星景) sw_B_1:  60秒 (初期値) sw_B_2: 120秒 (初期値) sw_B_3: 180秒 (初期値) ・ 設定値は1秒~65000秒で変更可能。 スイッチB 時限切替(タイムラプス) sw_B_1:  5秒 (初期値) sw_B_2: 10秒 (初期値) sw_B_3: 20秒 (初期値) ・ 設定値は1秒~65000秒で変更可能。 スイッチC FUN切替(恒星星景) sw_C_1: バルブ sw_C_2: 追尾中断 sw_C_3: インターバル ・中断中、sw_Dでレリーズ可能。 スイッチC FUN切替(太陽/月) sw_A_1: - sw_A_2: 追尾中断 sw_A_3: インターバル スイッチC FUN切替(タイムラプス) sw_C_1: 0.5倍速 (初期値) sw_C_2:  10倍速 (初期値) sw_C_3: 100倍速 (初期値) スイッチD  クリック→スタート、ストップ 長押 → DPPA 追尾中断中→レリーズ スイッチE,F 正転、逆転 初期値と記載している項目はパソコンアプリまたは自作アプリで変更可能。 (通信プロトコルは公開します) パソコン無しでの再設定可能項目 スイッチC 電源オン+スイッチE sw_C_1: トルク100% sw_C_2: トルク130% sw_C_3: トルク 70% スイッチC 電源オン+スイッチF sw_C_1: 北半球 sw_C_2: 南半球 sw_C_3: -

ポータブル赤道儀のヒューマンインターフェース

年のせいか、とんでもなく早く目覚める事が多く、そんな時はしめしめと、目を閉じたままで、ポタ赤の操作方法(ヒューマンインターフェース)についてイメージを膨らめます。。 いずれは、携帯端末で撮りたい星座をタップすれば、赤道儀搭載カメラが目的の方向にパンするようなモノを作りたいな~と。まあ、潤沢なお金が有れば、今すぐにでも外注さんから技術を買い、半年の時間でリリース可能でしょうが、先立つモノが無い私にはどうする事もできず、自分で構築するしか無い理由で、これは、しばらく先になりそうです。 ・・・で、目先の問題は、次機種1軸ポタ赤のヒューマンインターフェースです。 機能を羅列すると・・・ ・恒星追尾モード ・月追尾モード ・太陽追尾モード ・星景追尾モード ・北半球モード ・南半球モード ・バルブ撮影モード ・インターバル撮影モード ・タイムラプスモード撮影モード ・DPPAモード ・トルクの切替、25%,75%,100%,125% ・微速度前進後退 ・高速前進後退 ・レリーズコントロール ・追尾中断 ・時限設定は1秒から65000秒 ・追尾速度は恒星の0.1倍速から500倍速 これら全てを同時に実現できる操作スイッチを、ポタ赤の操作パネルに実装しても、  「軍手でどうやって切り替えるねん」 って 怒られそうなくらい、物理的に無理があります。 さりとて、パソコンからコマンドを炊いて操作するわけにもいきません。 ポタ赤の基本はスタンドアロ~んです。 それで、次機種では軍手でも操作できるくらい大きなスイッチを、可能な限り少なく実装します。 例えば(決定ではありません) スイッチは3個でそれぞれ A_sw、B_sw、C_swとします。 A_swの初期値は恒星追尾と星景追尾の切替用。 B_swの初期値は時限切替スイッチで3種切替程度。 C_swは長押しDPPAとスタートのプッシュスイッチ。 たぶん多くの場合これでOKです。 使用者が月追尾と太陽追尾で撮影したい場合、パソコンでプA_swの内容を月と太陽に書換えて使用するイメージです。 B_swも同様に時限の内容を書き換えられる様なイメージで自由に時限設定が可能になるはずです。 もちろんトルク切替もスイッチに割り当てできますが、使用中に切り換える必要が無け...