2012年6月17日日曜日

極軸調整 ドリフト簾法

雲間に星が見えたり見えなかったりで、正確な測定は出来ませんが、今週の晴れ間は期待できそうに無いので、たった今、撮影した写真を・・・。
追尾停止で4秒撮影し、下の紙で作ったスダレ?をレンズの前に垂らし、4分撮影しました。
追尾停止が13ピクセル(60秒角)、追尾4分で上方向に19ピクセル(84秒角)動いてますから、西方向に1.5deg極軸がずれているハズです。
これをちゃんと検証したかったのですが、星は見えなくなってしまいました。
ですから、上方向の19ピクセルも正確では無いかもしれません。

スタートボタンを押して約10秒後、追尾が始まったら、レンズの前に簾を垂らす・・・実にアナログっぽい方法ですが、使え・・・・そうです。

名付けて、「ドリフトスダレ法」

結論はもう少し、正確なデータをとってからにしますが・・・。



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

もの凄い実行力で、さっそくやっておられますね!
姫路のKさんの方法は4分露出の赤経方向のズレで極軸の設置誤差を確認するらしいですが、赤経方向は追尾エラー(Pモーション)があるのでよく分からないと思います。
子午線付近の南天の星を写して赤緯方向(写真では上下…南北)のズレを見れば、極軸の東西のズレが分かります。
私はナンゲーセイ(南の星が下にズレたら極軸を西に修正せよ)と覚えています。

昔は高倍率で星の南北のズレを観察しました。デジカメなら液晶画面ですぐに定量的データが得られます。
露出の開始と終了の位置を知るため、私はレンズの前に色セロファンをかぶせますが、竜爺さんのように口径を絞っても良いですね。この方がやりやすそうです。

私は“勘”で極軸を修正していますが、液晶画面で何ピクセルずれたら、どれくらい修正すれば良いかの一覧表があると良いと思います。