2011年8月14日日曜日

ピリオディックモーション測定治具_12

軸受改良品での実写。
黄点は60秒角相当です。
矢印点でギヤにかかる重心が移動したのだと思います。
バックラッシュはこれ以上小さくできないため、この現象は、今の構造では避けられない課題かも知れません。

位相は逆ですが、治具(青)と実写のイメージは妥協できるレベルまで近づいてきました。
後2台製作し、
バラツキが納得できるレベルなら、最後になって欲しい試作9号機の設計に入りたい・・。

yes投票ありがとうございます。(56)(57)(58)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

子午線を通過する際にカメラのバランスが東側から西側に移ると、ギヤのバックラッシュ分だけ動いてしまうのは、どうしようもないと思いますよ。
ガチガチに組んでもけっこう出ることと思います。充填材的なグリスで誤魔化しても、いきなり動かないだけで同じでしょうね。
したがって、ある程度以上の望遠レンズ(たぶん200mm)を使う場合は、露出開始と終了の間に、バランスが東から西に移らないような位置に装着する必要があります。こういうことを気にしなくても、偶然使えてしまう場合も多いと思いますけどね。
対策はいろいろあるのですが、ポタ赤の場合は小型軽量が特長なので、大きくなってしまうメカはつけたくありませんね。
ドイツ式搭載すると、バランスの移動位置がひと目で分かるので、200mm以上はドイツ式の赤軸みたいなパーツを使うようにするしかないかもしれませんね。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

この現象、バックラッシュに伴う移動量を仕様で明記し、発生位置の目安も含め、注意して頂こうと考えております。