2011年8月1日月曜日

ひとりごと・・・。

市販の軸受とシャフトではどうしてもクリアランス量が大きく、精度を高めると当然のように高価な部品になってしまいます。
旋盤も買った事だし、ここは自分で作ろうと思い、シャフトを削り出したのですが、10mmの切削で10μmのテーパがついてしまう。
だから、10mmを自動送りしながら、横送りを1/4目盛り回すという職人芸?的操作で作業をしていたのですが、この事を友人の切削屋さんに話したら、そら~~変と言われ、まあ、10万円もしない旋盤だから、こんなモノとも思ってたのですが、メーカーに話すと、送り返してって事になり、ただ今、旋盤は入院中です。
旋盤購入の理由はブログのどこかでも書いたのですが、市販ウォームギヤのシャフトを切る必要があり、追加工をメーカーに依頼すると、たしか~30本ロットで+3000円の7000円くらいの見積でした。
友人の切削屋さんに相談したら、ただでやったげる・・・とも言われたのですが、それもなんだかな~と思い、突っ切り(切断)用として購入しました。
ところが、買ってしまうと、モノ作りの世界が広がります。
市販40歯のウォームホイールはシャフト穴がΦ6しか無く、なんとも弱々しいのですが、やろうと思えばツバの太さまで自由にシャフトを太くできます。
軸受とのクリアランスが気になれば、自分で微調整ができます・・・・。
量産向きでは無いのですが、サラリーマン時代、ん千台/月の量産設計をやってきた自分にとっては、1台1台を自分の能力の限り愛情を持って作る仕事がしたく、脱サラしたのですから、やや、理想に近づきつつあるのかも知れません。。。

ちょっと後悔:この旋盤でΦ10以上の切削は無理っぽいです。。。フライスも欲しい・・・。

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