2011年8月25日木曜日

ひとりごと・・

ここのところ、耐久テストを兼ね、標準的な負荷(1100gのカメラ)で、恒星モードの300倍で一日中、回してます。
・・で、ピリオディックモーション量の変化を確認するため、治具で測定してみたのですが、偏芯補正を必要としないレベルまで改善しているのです。(2台中2台)
程良くギヤの研磨ができてるのか、治具から得られる波形もノイズが取れ、綺麗です。
再度、新品の部品で評価し、同じ結果が得られたら、ご報告します。

懸案の軸受構造ですが、軸受にベアリングを圧入し、ベアリングでラジアル方向のカジリを防ぎ、スラスト方向は鉄球で受けてみます。




5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

完成品として組んだ状態で、300倍速で一日中回せば、それは素晴らしいエージング効果を生むでしょうね!
竜爺さんのポタ赤はギヤヘッド無しのモーターなので、普通は一番発生するウオームスクリューの偏心による圧力変化のシワヨセがギヤヘッドに悪さをするタイプのPモーションは無いので、元もと優秀な仕組みのわけですが、ウオーム系はもちろん、ピニオンとスパーのエージングも進んだのではないでしょうか?
良かったですね。

私の方は竜爺さんのように実機(同じモーターで完成品として組んだ)でやるわけには行かないので、高速モーターとギヤを変更してエージングするつもりです。エメリー粉の細かいのをグリスに混ぜてやったこともあり、これだと能率がよいのですが、掃除が大変で、掃除のときに分解して組み直してしまっては状態が維持できないので、グリスだけで高速で長時間やるつもりです。

明日から「胎内星まつり」と言うのがありまして、私は行かないのですが、スカイバードさんのブースに、オルゴール赤道儀をタンジェントスクリュー式にした組み立てキット(9800円)と、竜爺さんのと似た型のポタ赤を展示してもらいます。ポタ赤の方は、モーターや回路を入れていない外見だけのモデルです。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

ちゃんとしたデーターが無いので、なんとも言えませんが、下手な偏芯補正より数日間のエージングの方が有効かも知れません(苦笑

「胎内星まつり」新潟ですか、もう少し近ければ行ってみたいのですが・・・。
匿名さんの作品を見ることができる催しは関西では無いのでしょうか?

キットは僕もやりたいですね。
モーターの制御回路なんてのはキットに持って来いです。。

匿名 さんのコメント...

軸受けはラジアルベアリング併用にされるのですね。その方が断然安心だと思います。

エージングは効果てきめんですよ! そうやってメカで解決する手段があるため、私もマイコンのPモーション補正(出荷時に設定するPECでビクセンのAXDと同じ)は完成しているのに、搭載するかどうか迷うわけです。

胎内に展示するタンジェントスクリューの「オルゴール赤道儀組み立てキット」は世界一安価な赤道儀かも?(笑)
デジカメの高感度で赤道儀への要求精度が大幅に下がったので、撮影機材はそれに合わせて新調すべきです。普通の赤道儀や高価なポタ赤を使うのはバカバカしいことです。
しかし、天文ファンはなかなか分かってくれないので「これでもOKなんです」「この方が便利なんです」と、啓蒙と普及を願って、超格安に作ってみました。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

>世界一安価な赤道儀かも?

魅力的な言葉ですが、¥9800は勝負したくないですね~(笑

匿名 さんのコメント...

オルゴール赤道儀は、実際は100mm望遠は使えるので、正直言って大きな赤道儀は使う気がしません。
ただ、つきっきりでゼンマイを巻かないとならないので、星空観望しながらほったらかしにするには不向きです。また、ゼンマイを巻くたびに構図がずれて行くので、コンポジットは多少手間がかかります。
やはりモーター駆動は便利ですよ。

しかし、最近のカメラなら、よほど淡い天体以外は、コンポジットは必要ないですね。それに、RAW保存もせず、カメラのノイズリダクションなどは全部ONにして撮った方が好結果ですよ。
マニアの人は、なんだかんだと画像処理をしますが、デジカメの進化の方が先を行っていって、ユーザーが追いついていない気がします。
ポタ赤が「間に合わせの機材」と思われがちなのも、ユーザーの知識が追いついていないからだと思います。
啓蒙せねば!