2011年10月8日土曜日

カーチス・デジカメ法

コメントでお世話になっている匿名さんのお一人が、カーチス・デジカメ法のために、コンデジの改造をされてる様子です。(スバラシイ)





http://www.ps2.homeunix.com/astro/polar_finder.html

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

別の匿名さんのHPを拝見しました。素晴らしいですね! パソコンに画像を送って操作すれば、同様なことができるだろうとは期待していましたが、コンデジでできるのですね!

液晶画面上のパターンの移動はできるのですか?それができると、
(1)極軸を回しながら北極付近を撮し極軸の芯を見つける
(2)パターンを移動して中心を極軸の芯に合わせる
(3)ライブビューで北極星を見ながら極軸を動かし、北極星をパターンの所定の位置に導入する
……以上の3回の動作で終了します。

パターンが動かせないと、カメラの方を動かして、極軸の芯をパーターンに合わせることになるので、ちょっと面倒になりますね。簡単な方法があるような気もしますが?

「サインペン法(笑)」だと、
(1)極軸を回しながら北極付近を撮し極軸の芯を見つける
(2)液晶画面の極軸の芯にサインペンで点、または0.7度相当の円を描く
(3)ライブビューで北極星を見ながら極軸を動かし、北極星をサインペンの印の所定の位置に導入する
……という作業になります。
サインペンでは綺麗な印は付けにくいので、パターンが出せればスマートで正確になりますね。
北極付近を追尾撮影して微光星まで写せば、正確な星図のパターンを作って、それに合わせることも可能です。
そうなれば、カーチス・デジカメ法は、完全に極望を超えることになります。

※カーチス・デジカメ法の名称について、次便で私見を書いてみます。

匿名 さんのコメント...

「カーチス・デジカメ法」…とても変な名称です。「デジカメ極望」など明快な名称も良いのですが、100年以上前の北極星野を撮影しながら極軸を合わせる「カーチス写真法」に敬意を表して、このような仮称を付けました。
今後は、世界中の天文ファンに普及すると思うので、国際的にも通用する名称にしたいです。竜爺さんをはじめ、このブログをご覧の方にご意見をお聞きしたいと思います。頭文字の略称という手もあると思います。
なお、この方法は本家のカーチス写真法とはかなり異なります。カーチスというのが人名なのかは知りません。また、同様な手法は世界を見渡せば多くの人が冷却CCDなどで、すでにやっておられることと思います。

ご参考までに、百数十年前に発明されたペッツバール(人名)というレンズがあります。望遠鏡が写真レンズに進化する過程で、像面を平坦にするため後方に2枚のレンズを追加した古典的な構成です。
ペッツバールは、天体望遠鏡を写真レンズ兼用の「フォトビジュアル」にするのに適しているので、最近は各メーカーが復活させています。
各社とも大元のペッツバールよりはるかに進化した別物のような設計ですが、タカハシとテレビューは敬意を表して「ペッツバール・タイプ」と称し、他のメーカーは「独自に開発した」としています。
私はタカハシやテレビューのスタンスが好きなので、名称に「カーチス」を取り入れたいと思っています。

竜爺 さんのコメント...

カーチス・デジカメ法
市販されている極軸望遠鏡の価格は大体1万円強。出来ることなら、1万円以下のコンデジで実現したいですな~。できれば最強!!価格.comで探してるのですが、現時点どれも確信が持てない状況です。パナソニックの”星空モード”に期待したのですが、どうもノイズ処理をしているらしく、この処理をキャンセルできなければ使用できないし・・・。

匿名さん
次便宜しくです。。

竜爺 さんのコメント...

匿名さんからの次便が既に届いてました。
ありがとうございます。
匿名さん、"カーチス・デジカメ法命名者私見"としてHPで一部or全部を使用させてください。。

匿名 さんのコメント...

HPでのカーチス・デジカメ法の公開はかまいませんよ。ぜひともいろいろなご意見をお聞きしたいです。
極軸内の極望が不要となると、赤道儀の構造にも及びますね。
デジカメはどこに付けても良いのですが、極軸を中空にして(極望無しで)そこにデジカメを装着するのも良いですね。

なお、北極星は大気の屈折減少で1~1.5′浮き上がって見えます。
「だから北極星では不正確なんだ」という見解もあるようですが、実はもう少し上の方が全天の平均的な追尾精度は向上します。
デジカメ極望のパターンを工夫すれば、こうした微妙な設置も可能になると思います。

匿名 さんのコメント...

古くから度々コメントを書いておられる(?)匿名さんからの興味深いお話ありがとうございます。

CHDKのGrid表示の機能は、あらかじめGridの形状をスクリプトで記述し、ファイルとしてSDカードへ保存したものを利用します。そのため、動的に移動させることはできません。複数のパターンを用意し、その中から選択することは可能です。

もっとも、CHDKでは例えば元々のカメラに撮影中に動的に変化するヒストグラムを表示する機能が無かったとしても、それが可能となっています。極望パターンを動的に表示する機能も、CHDKの全ソースが公開されているので、改造することで実現できるのではないかと思っています。

さらにCHDKには、シャッター速度の範囲を拡張する機能があります。例えばCanonのデジカメでは、露光時間が15秒までのものが多いようですが、一般的な実用性は別にして、メニュー上は2048秒までの設定ができたり、プログラム可能なインターバル撮影機能をスクリプトで追加できるので、天文用には利用価値が高そうに思います。

竜爺さんも、お悩みのようですが、極望用としては、どの機種なら北極星が見えるか、、、

今回、人柱の機種としてPowerShot SX230HSを選んだのは、比較的コンパクトなデジカメとしては高倍率なズーム14倍である点です。CCDのピクセルサイズと液晶のサイズが大きく違うので、撮影時に見えるかどうかはカメラの画像処理内容に大きく依存しているように思います。この点は、高倍率のズーム機能があれば補間できるのではないかと思ったわけです。

また、これはまったくの妄想に過ぎませんが、SX230SHにはGPSが内蔵されているので、これを利用して撮影地と日時に対応した極望パターンを自動的に生成して表示できないかと思っています。

匿名 さんのコメント...

匿名さん、こんばんは。
6月頃からときどき書き込ませていただいている方の匿名です。
年寄りで年期だけはあって、望遠鏡の自作を初めてから50年以上経過しました(笑)

人柱のコンデジによる実験。感謝します。よろしくお願いしますね。
カーチス・デジカメ法は、工夫次第で、多くの可能性を含んでいますので。
CHDKは機能も豊富で、いろいろ発展できそうですね。

コンデジはレンズが小さいので、小さくなった分だけ星像がシャープで光線の集中度が高まり、そのシャープさに対応する撮像素子の分解能もあるので、想像したよりも、ずっと暗い星が見えるのだと思います。望遠ズーム比が大きければレンズも大きくなるので、かなり期待できますね。

竜爺 さんのコメント...

お二人の匿名さん、ありがとうございます。
管理人竜爺も負けないように、リリースを目指します。。