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Higlasi-2.1C 取扱説明書 更新:20170520
Higlasi2.1C(ES) 取扱説明書 このたびは Higlasi-2.1 をお買い上げ頂きまして誠に有難うございます。 Higlasi-2.1 は星景星野写真用インターバルタイマー機能付き赤道儀で、タイムラプス用回転台としてもご使用頂けます。 ご使用にあたっては下記取扱いの説明及び注意事項をご理解の上、ご使用くださいますようお願い致します。 【注意】この取扱説明書及び商品は一眼カメラと赤道儀をご理解されてる方を対象としております。 【注意】非常に精密なギヤを使用しているため、絶対最大荷重は厳守でお願い致します。 【注意】実用的なレンズは 35mm 換算で 300mm 以下とお考えください。 【注意】記載内容はご連絡する事無く変更します。 変更の詳細はこちらをご参照ください。 http://tatsujijii.blogspot.jp/2014/02/higlasi_27.html ご注意 :Higlasi-2.1Aの取扱は基本的にHiglasi-2Aと同じで最終バージョンは304です。 http://ndl2000.sakura.ne.jp/higlasi/higlasi_2B_01.pdf ●● Higlasi の基本動作 ●● 先ずは、3つあるトグルスイッチを全て下に倒し、電源(USB電源5v)を投入ください。 黄 LED がゆっくり点滅し、以下の通り表示します。 STBY Kos Ton: 60 この状態が「スタンバイ」で、恒星追尾、インターバルタイマーの時限は60秒です。 VR下の白いボタンをクリックしてください。 Tracking Start の表示と同時にテーブルが東方向に回転し、数秒後反転し追尾を開始、接続したカメラのシャッターをONします。 TRCK 1 Ton: 48 TRCK 右の数値はレリーズ枚数を表示します。 Ton:右の数値はシャッターがOFFするまでの秒数をダウンカウントで表示します。 もう一度、白いボタンをクリックしてください。 カメラのシャッターをOFFしテーブルは初期位置にもどります。 以上...
コメント
極軸誤差による流れは、先日の計算式から。
300×tan{極軸設置0.2度×sin(300秒露出/240)}
300×tan{0.004362977}
300×0.00007614831399
0.022844494mm→撮像素子上で22.85ミクロン→角度に直すと15.7″角となります。
竜爺さんの計算結果と同じですね。
300mmレンズの許容範囲を±7″角とすると星像直径は14″角ですから、少しだけ足りませんが、これは最悪の天空を撮影した場合なので、実質はなんとか追尾できる極軸設置精度と思います。
直径32mm、歯数40枚の超小型ウオームホイールで、よくぞここまで追い込まれたと敬意を表します。
歯数40枚でPモーション周期が36分のため、5分程度の露出だとPモーションの影響が飛躍的に減少することが成功の秘密ですね。
ビクセンのポラリエがいよいよデビューですね。嬉しいことです。
こちらはウオームホイール144枚なので精度は高いはずですが、Pモーションの周期が10分のため、5分露出より長いとPモーションを全部喰らう可能性があります。
露出時間が短くなったデジカメ時代のポタ赤は、高精度を狙ってウオームホイールの枚数を増やすか? Pモーションの影響の減少を狙ってウオームホイールの枚数を減らすか? 迷いますね。
私は折衷案で110枚にしました。
おはようございます。
中心部が明るすぎて、手持ちのソフトでは画像処理も難しいです、それと、夜空を撮るためにはフィルター改造も必要なんでようね・・・。
>・・竜爺さんの計算結果と同じですね。
正直、嬉しいです。
110歯ですか・・
切削モノの試作はお金がかかるります。標準品も決してお安くは無いですが、やってみたい事の一つに、オルゴール赤道儀の様に、歯車の一部を使用した、超小型品を作ってみたいです・・・。
追尾エラーの原因を極軸設置不良のせいにしてしまう風潮は間違いで、ほとんどの原因はギヤの不良(Pモーション)か強度不足によるたわみなんですよ。
Pモーションはウオームホイールを大きく(歯数を多く)すれば比例して少なくなります。したがって、ウオームホイールの小さな小型赤道儀は望遠レンズの追尾には精度不足です。
しかし、それは30~40分露出をしたフィルム時代の話です。
デジカメの場合は露出は4~5分までですから、Pモーションの影響を喰らう前に露出が終了します。つまり精度は悪いがPモーション周期の長い小型ウオームホイールの赤道儀が実用になるわけです。
ある程度高精度で歯数の少ないウオームホイールが大きなウオームホイールよりも実用精度が高くなることもあり得ます。
ポタ赤の設計はウオームホイールを大きくして精度を稼ぐか? まったく逆にウオームホイールを小さくしてPモーションの周期を長くするか? 両極端の選択を迫られます。
ウオームホイール歯数150枚くらいが、もっとも中途半端かもしれません。