4月になってしまいました。年と共に、時間の速度が経験が無いくらい速く感じます。
2月と3月生産で使用したモーター単体のトルク代表値は100%設定で12cNmでした。
ギヤ比は89:1で、ウォームギヤの伝達効率を経年変化込みで30%(普通40%)とした場合、10cm位置でだいたい3.2kgくらいになります。(仕様的に最大荷重は2.2kgですから、1kgの余裕)
4月以降の生産では、新しいロットのモーターを使用します。
このモーターの単体性能の代表値は現回路の100%設定で9.5cNmです。
回路変更を実施しなければ100%設定で2.5kg(10cm位置)になります。
多くの場合、トルクの130%設定もありますから、問題は起きないと考えています。
しかし、先日のアンケートではトルクを重視する方のご意見を多く頂きました。
現状のトルクを維持するためには回路の一部(電流値を決める抵抗値)を変更するだけで、簡単なのですが、問題は電池の寿命です。
エネループ1900mA 品(8本)を使用した場合、電池寿命は計算上5時間くらいに・・・、また2400mA 品を使用すれば7時間弱くらいの連続運転になります。
悩むところです。
一番簡単な方法は2機種用意する事でしょうか?
例
Higlasi-1A 標準トルク品
Higlasi-1AT 高トルク品
もう少し考えてみます。。。
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トルク測定器 |
4/3 追記
平歯車を30:85(現36:80)に変更すれば28%トルクアップでき、問題のロットに対処できそうです。
プログラムの変更は必要ですが、いいかもしれません。。