2014年7月30日水曜日

ひとりごと・・・




2に3を載せるか・・・
3に3を載せるか・・・
そんな中途半端な事では無く、1からちゃんと設計すべきか・・・・
そもそも、そんなアホな事は止めるべきか・・・・
見てるだけで楽しくなるようなポタ赤の設計に入るべきか・・・
ラズベリーパイからオートガイダーを作るべきか・・・
極軸望遠鏡アダプターを作るべきか・・・
スマホでコントロールできるようにシステムを変更すべきか・・・
材料が届いたから2Cも作らなくては・・・。
・・・
・・・
・・・
時間とお金があれば全部やりたい・・・。

2014年7月28日月曜日

次は・・・

次は、ザックリしたイメージ ですが、こんな事を考えております。。
商品レベルにはたぶん1~2年必要かも知れません(笑

2014年7月27日日曜日

Higlasi-3A + オートガイド

梅雨が明けたにも関わらず、雲が取れずで昨夜初めてオートガイドのテストです。
一昨日、準備していたのですが、1/4メネジとST4コネクタの位置があまりに近すぎで、手持ちの雲台では固定できず・・・中止。
昨日、直角ステージを製作し、やっとできました。
1/4メネジとST4コネクタの位置関係は以下の通りです。ご注意ください。
テスト機材は
直角ステージにφ10の穴を開け、コネクタを挿入しております。
この直角ステージですが、雲台の角度を55°--> 35°に低くでき、三脚のアンバランスも少し改善でき、案外使いやすいので、商品化しても良いかも知れません。

で、肝心のオートガイド・・・。
とりあえず、制御ループは閉じている様子。(テストの目的は達成)
実写は
こんな具合でしっかり流れてます。
オートガイドを実行しなければ、4分、比較的点像に近いところで・・・
まあ、一発で星を止められる対象では無いので、問題は無いと考えております。
カットアンドトライでパラメータ設定を調整すれば、改善はできると思います。
このテスト機は検査治具でNG判断をしたもので、一周期のPモーションに大きな意味はありませんが、昨夜のテストで得られたオートガイド無効の画像をKikuchiMagick(お世話になります) で合成すると・・・
こんな感じです。
APS+200mmのレンズですから、1ピクセルは4.4秒角
変異は10ピクセルありますから、±22秒角です。
仕様上は±25秒角ですから合格品です・・・ね(苦笑

ピリオディックモーションエラーについて
生みの親としましては、全てのHiglasiで仕様値以下の製品をご提供したいのですが、こればっかりは条件が変われば、何が起きるか私も正確に理解できておりません。
ウォームギヤに花粉程の埃が挟まるだけで、計算上仕様値は簡単に超えてしまいます。
想定以上にPモーションエラー値が大きい場合は、追尾開始位置を変えてみてください。
また、極端に悪い場合はご連絡を御願い致します。。








2014年7月25日金曜日

突然のお客様

怪しい奴が何やらへんてこりんなブツを作ってるらしい・・・の噂?で、、、
「これから遊びに行く!」   のメールを頂きました。
断る理由も見当たらず了解したのですが・・・。
約束の時間、ラボ?の前にオートバイが止まり・・・。
ヘルメットの中から・・・
スキンヘッドのおやじ(失礼)が・・・(怖ぇ~
一見、僕より10歳は若く、実年齢は大先輩で、モノ作りが大好きな親爺さんでした(笑
10年来の友人のように、自然と溜口になり、大変失礼しました。。
次回は僕がお邪魔する事を約束し、2時間強の楽しい時間を過ごす事ができました。
ありがとうございます。
この会談?で一つの目標を見つける事ができました。
・・・・
「見てるだけで楽しいポタ赤を作ろう」

やりたい事がいっぱいです。
先日、ラズベリーパイの存在を知り(遅い?)、これに小さなモニターを付ければ、既存のPHDを組込めそうで、パソコン不要のオートガイダーが作れるのではと・・・(素人の赤坂見附?。


2014年7月23日水曜日

タイムラプス撮影用板

北海道のお客様からタイムラプス撮影のため、Higlasi-2を水平に固定したい旨の依頼を受けました。
・・・で、こんな板を作ってみました。
バンドソーで5mm厚のジュラルミンをカットし、手やすりで仕上げる・・・・とても、製品とよべるようなブツではありませんが・・・(苦笑


2014年7月21日月曜日

Higlasi-3A 進捗

テスト準備を整え、暗くなるのを待っていたのですが、梅雨明けしたにも関わらず雲が多く、今日もできそうにない・・・ところの、Hig3オートガイドテストです(苦笑
本来のコンセプトとして、こんな組み合わせで使われる事は無いはずですが・・・
実装するからにはテストしなくてはと思い、天候待ちの毎日です。
(恒星追尾実写テストと治具測定値に関しては満足できる結果を得ております)
他に情報も無いので、とりあえず回してみました・・・。
肝心の進捗ですが、今月中には何台かリリースできると思います。
ご予約頂いたお客様、すみません、時間がかかりすぎました・・・。こちらから連絡するのも押し売りみたいだし・・・・もし、お気持ちが変わって無い様子でしたら、ご連絡を御願い致します。。

2014年7月13日日曜日

Higlasi-3A の最大荷重と軸トルク

最大荷重:仕様値を決める時、いつも悩みます。
赤道儀の業界として、現時点、知る限り、この語意に対するスタンダードは無い様に思います。
(知ってる方がいらっしゃいましたら教えてください)
それでいて、ネットで見る限り機種選択の大きな要素である事は確かで、Higlasi に対してもたびたび問い合わせを頂きます。
手探りでHiglasi-1Aを開発してた頃も同じように悩んでました・・
http://tatsujijii.blogspot.jp/2012/08/blog-post_31.html
Higlasi-3Aもこの考えを踏襲し、最大荷重を決めます。

方法
Higlasi-3Aを万力に固定します。
一般的な自由雲台(写真はvanguard abh-230l) に私が持ってる最も重い機材を設置します。
カメラ:EOS20D レンズ:50-500 エクステンダー 合計重量は3.6kgです。
雲台にはレーザーポインターを張り付けます。

この状態で3300mm離れた壁にレーザーを照射

機材を90deg回転し壁に照射したレザーポインターのズレを測ります。
約7mmありました。
つまり、回転軸の変異は atan(7/3300) = 0.12deg となります。
この値の評価をどう判断するかは難しいところですが、Higlasi-3Aはこの値を許せるレベルとし、最大荷重の仕様値は3~3.5kgとします。
余談ですが、万力では無く、僕の持ってる一般的な三脚で同じ測定をすると、10倍は悪くなります。。
Higlasi-3Aの剛性は三脚やギヤ雲台と比較すれば、十分強いとわかります。

Higlasi-3A の軸トルクは中心から10cm位置で1.5kg以上(標準仕様)としました。
計算値:
 モーター単体トルク 約0.08Nm (実測値)
 ギヤ比 1:120
 伝達効率 30%として 2.88Nm(約30kgf・cm)
 経年変化、バラツキ等を考慮して 15kgfcm     (1.5kg 10cm)
 
特殊仕様対応として、この値は大きくする事も小さくする事もできるのですが、電池の寿命に影響があります。近日中に軸トルクと消費電力のデータを取りたいと考えております。また、特殊仕様品についてはお問い合わせください、可能な限り対応致します。
標準仕様でもバランスが取れていれば、上記3.6kgの機材でも、十分駆動できます。







2014年7月11日金曜日

Higlasi-3A 取説 (更新20140812)


ご質問等はこのブログのコメント、またはメールにてご連絡ください。。

■ 誤記訂正
20140810
 ・星景追尾、北半球
  誤: LED緑:2秒点灯 ⇒ LED緑:ゆっくり点滅
  正: LED緑:2秒点灯 ⇒ LED赤:ゆっくり点滅


■ Higlasi-3A ユーザーインターフェース


・レリーズコネクタ
  レリーズケーブルでHiglasi-3Aとカメラを接続します。

・3ポジショントグルスイッチ
  各ポジションはレリーズコネクタ側から S-1、中央 S-2、プッシュスイッチ側 S-3 と表記します。

・プッシュスイッチ
  追尾開始、停止、設定変更

・2色LED
  緑、赤、緑赤、点滅、高速点滅・・・で各ステータスを表示します。

・表示ユニット(オプションです、また専用ケーブルが必要です)
  Higasi-2B、C と同等のステータスを表示します。

■ Higlasi-3A でできる事

・恒星追尾
・星景追尾
・北半球、南半球 切替
・インターバルタイマー 
・DPPA
・DRIFT 参照:http://tatsujijii.blogspot.jp/2015/06/blog-post_8.html
・トルク切替
・オートガイド(1軸用ST4互換コネクタ)
・Higlasi-2 用赤緯ユニットモード(予定)
・表示ユニット接続
・オプションスイッチで東西早送(予定)

■ 主な仕様
・重量 550g
・大きさ 102*63*60
・恒星追尾(キングスレート)
・星景追尾(恒星追尾の66%)
・最小ステップ角 3.68秒角 (4.084PPS)
・ピリオディックモーション±25秒角以下 (弊社検査測定器による値)
・ピリオディックモーション周期 36分
・インターバルタイマー 
  シャッター ON時限3種:60秒、120秒、240秒(固定値)
  シャッターOFF時限1種:5秒(固定値)
    いずれも出荷時任意設定可能
・DPPA(44deg,60deg,180deg) 出荷時変更可能
・DRIFT  (30秒,60秒,180秒) 出荷時変更可能
・トルク切替(75%,100%,125%)
・シャフト径 10mm
・ベアリング数 4 (φ8:2 φ10:2)
軸トルク 1.5kg以上 (軸中心から10cm位置、トルク100%設定時)
・最大荷重 3~3.5kg 仕様値の根拠
・消費電力 
  1.4w (トルク   75%設定時)
   2w (トルク 100%設定時)
   4w (トルク 125%設定時)
・電源電圧 5v±5% (USBモバイル電源使用可能)
・モーター オリエンタルモーター社製

■ 出荷設定時の挙動
  ① 電源ON 
        緑LED2秒点灯:北半球、恒星追尾
        緑LEDゆっくり点滅:スタンバイ状態
  ② プッシュスイッチクリック
        高速で左回転後右回転:バックラッシュクリア
        高速右回転停止
        追尾開始:緑LED点滅
        シャッターON:赤LED点灯
  ③ プッシュスイッチクリック
        追尾停止
        高速右回転で追尾開始位置に戻る
        緑LED2秒点灯:北半球、恒星追尾
        緑LEDゆっくり点滅:スタンバイ状態

■ 操作方法
・シャッターON時限
  時限は3ポジショントグルスイッチで切替、S-1:60秒、S-2:120秒、S-3:240秒。

・DPPA
  プッシュスイッチを0.5〜3秒の長押しでDPPAします。
  回転角は3ポジショントグルスイッチで切替、S-1:44deg、S-2:60deg、S-3:180deg。

・DRIFT
  プッシュスイッチを3〜6秒の長押しでDRIFTします。
  時限は3ポジショントグルスイッチで切替、S-1:30秒、S-2:60秒、S-3:120秒。

・トルク
  プッシュスイッチを6秒以上の長押しでトルクを設定します。
  設定は3ポジショントグルスイッチで切替、S-1:100%、S-2:75%、S-3:125%。

・恒星追尾モード
  S-1 + プッシュスイッチONの状態で電源投入します。 LED緑:高速点滅

・星景追尾モード
  S-2 + プッシュスイッチONの状態で電源投入します。 LED赤:高速点滅

・南北切替え
  S-3 + プッシュスイッチONの状態で電源投入します。
  LED赤:点灯  南半球モード 確認:バックラッシュクリア時、右回転
  LED緑:点灯  北半球モード 確認:バックラッシュクリア時、左回転

■ 電源ON時からスタンバイ時のLED状態で設定モードが分かります。
・恒星追尾、北半球
  LED緑:2秒点灯 ⇒ LED緑:ゆっくり点滅
・恒星追尾、南半球
  LED赤:2秒点灯 ⇒ LED緑:ゆっくり点滅
・星景追尾、北半球
  LED緑:2秒点灯 ⇒ LED緑:ゆっくり点滅 LED赤:ゆっくり点滅
・星景追尾、南半球
  LED赤:2秒点灯 ⇒ LED赤:ゆっくり点滅

■ 追尾中のLED状態
・シャッターON  LED赤:点灯
・シャッターOFF LED赤:消灯
・追尾中 LED緑:ゆっくり点滅

■ 外形寸法
注意:ST4互換コネクタが非常に微妙な位置にあります。雲台との干渉にご注意してください。
■ 操作フロー




■ Higlasi-3A エンジン


▪️東西微動と早送りは可能です。詳細は以下の通りです。
http://tatsujijii.blogspot.jp/2015/03/higlasi-3a.html?m=0


2014年7月6日日曜日

Higlasi-3A 進捗

表題の件、満足のできるブツの歩留まりが悪すぎで、気に入りません。
小さなモノはやはり難しいです、少し設計と組み立て方法を変えて見ようと考えております。
夏までには何とかしたいのですが・・・・もう十分夏です・・・ね(苦笑


2014年7月5日土曜日

不具合報告

先ほど、オートガイド用ST4コネクタの加工をご依頼頂いたお客様から、ケーブルが極軸調整穴を塞いでいる・・・・のご連絡を頂きました。
同様の不具合が有りましたら、ご連絡を御願い致します。。。

7/9 追記
返送頂き、短いパイプを取付対策しました。