2016年12月19日月曜日

ありがとうございました Higlasi-2.1 完売です。。

いろいろバタバタしておりまして・・・
気がつけば、もう、一ヶ月近く投稿ができておりません m(_ _)m

おかげさまで、とうとう、Higlasi-2.1の板金が無くなってしまいました。
ありがとうございました。
自分の予定ではそろそろ Higlasi-4 をリリースできるハズだったのですが、
天気の悪さもあり(いいわけ 汗汗)
納得できない部分がなかなか解消できず、ずるずる時間ばかり過ぎ、未だ量産図面を描くまでに至っておりません。
確認用メカを現在組立中で、それがうまく行けば、もう一度試作し、量産図を描きたいと考えております。
うまく行けば、桜が咲く頃には何とかなると考えております。。


2016年11月22日火曜日

超、、ひとりごと・・・

先日、数日間スカパーが無料放送をやっていたので
何をする事も無く、ぼぉ~~と見ていた。
やたら、中古車やクラシックカーのリペア番組が多い・・・・
アメリカ人は車が好きなんやと・・・
日本では商売として、成立しないやろなぁ~~~と・・・。
・・・で、ふと、思ったのですが
古い赤道儀、中古の赤道儀をリペアし、Higlasi化する事での商売は成立するだろうか??

2016年11月17日木曜日

Higlasi-4 2軸試作 追尾精度の限界

星が見えたので、変更したコードのチェックを兼ね・・・
まぁ、こんなところでしょうか・・・。





Higlasi-4 ウォームシリンダー

Higlasi-4 の試作、気に入らない部分に手を加えていると、こんな姿に・・・
名付けて、ウォームシリンダ(真鍮)
とても、商品としてぺ~するとは思えなく無くなってきた・・・(笑


2016年11月13日日曜日

PHDからの制御信号

Higlasi-4 2軸の評価をやってて
前々から気にはなってたんですが・・・
自分の作ったコードとPHDから吐き出される追尾波形に違和感があり、
重い腰を上げ
昨夜はシンクロスコープでPHDからの制御信号をモニタしながら・・・
カットアンドトライでのコード変更作業
追尾性能がすごく改善された様子は有りませんが
まぁ、制御信号と追尾波形が納得できるレベルになりました。
未だスッキリしない部分は多いのですが・・・・。

Higlasi-4の最小追尾角度は約1秒角ですから、理想的には±0.5秒角に全てが収まるはずですが
現状、このレベルです。
これが限界なのか、もっと改善できるのか・・・・。
僕としては全てが・・・
このように動作すれば気持ちいいのですが・・・
赤緯が反応してない、ここが気持ち悪いのです。

天気が良ければ、もう少し戯れてみます(笑

こんなブツを作って見たのですが、、結果はイマイチ
ライブビューの方がいいですね(汗








2016年11月6日日曜日

ひとりごと・・・・

Higlasi に2軸 + オートガイドを求めるお客様なんて、おらへん、おらへん!!
分かっちゃいるのですが・・・。
1軸 + 赤緯体 で、じゅうぶん、、十分。
分かっちゃいるのですが・・・。
そんな事より Higlasi は
もっと軽くて、もっと小さくて、もっと安価で・・・・
改良するなら、もっと歩留まりがいい、メカの完成度を上げなはれ!!
オートガイドなんて、、不要・・・・10年早い!!
分かっちゃいるのですが・・・。
星が見えたら、気に入らない2軸と戯れてます。
やれば、やるほど、分からない事が増えてる感じ・・・。
安定にほぼ9割のポイントが±1秒角に収まったかと思えば
赤緯±4秒角の大暴れ・・・。
なんのこっちゃぁ~~パラメータは同じやんかぁ~~~~。
やっぱメカかなぁ~。。。
メカのバラツキを補間するのが制御っちゅうもんやろ!!
・・・ひとりごと。。。


2016年11月1日火曜日

よしなしごと・・・

本体と操作部間でやっと話しができるようになりました。
操作部の名称は
「ローダー」
「コマンダー」
「リモコン」
「操作盤」
・・・・・
何が適切な名称なんでしょうか?
そんな事でも迷っておりますが、もっと大切な事がいっぱいです。
いままで、操作部は本体内蔵だった事と、制御屋の考えるユーザーインターフェースだったため、必ずしも赤道儀として使い勝手は良くなかったと理解してます。
例えばスタンバイモードがあり、追尾スタートが必要だったり・・・。
電源投入で恒星追尾の要望は少なからずあり、個別に対応してきました。
原点復帰もいらんおせっかいだった様子・・・。
Higlasi-4はHiglasi1,2,3 の操作を踏襲するのでは無く、変えて行こうと思います。
キーワードはRUN中**かな?(笑


2016年10月31日月曜日

Higlasi-4 のプロトコル

相変わらず天気が悪く、だらだらやってます。
今はまだ、Lチカレベルですが、やっと通信で本体と通信できるようになりました。
動画を貼るかなぁとも思ったのですが、Lチカ動画を今更・・・と思い止めました(笑

表題の件、ざっくり以下の様な通信手順でコントロールします。

コントローラー --> Higlasi 本体
ENQ(H'05) + slave + comd + data1 + data2 + bcc + CR(H'0d)

Higlasi 本体  --> コントローラー
 ACK(H'06) + slave+ data1 + data2 + bcc + CR(H'0d)

現時点、slave項 は不要ですが、万が一、本体を数十台接続し、それぞれをパソコンでコントロールしたい等の要望があれば、対応可能な仕様としました。。
また、赤経をslave_1 赤緯をslave_2 として制御する事も可能かもしれません。。

赤道儀の理想は7軸でしたっけ?(すみません忘れました)
恐ろしいメカになりますが、それぞれのモーターに Higlasi のドラーバーを接続すれば制御可能になるハズです。。

赤道儀にこだわる必要はありません。
ステッピングモーターを使った多軸コントロール請け負います(笑



2016年10月24日月曜日

Higlasi-4 進捗(ゆっくりです)

しかし、相変わらず天候が悪く、なかなか評価が進みません。
牛歩どころか、何に例えて良いか分からないくらい、ゆっくり、作る事を楽しんでおります。
Higlasi-4 プロトタイプメカ部の気に入らない所を改善し、
当初、メカ単体を基本として考えていたのですが、最終的なケーブル等の配線を考えた場合、
単体ではどうも使い勝手や大きな電流の流れが悪く、必ずしもいい方法では無いので、やはり最低限の電子回路を入れ、表示を含めたメイン操作は通信でやる事としました。

単体機能としてはHiglasi-3程度+通信機能を搭載します。
通信はRS485とします。
そんな事をする方はいないかも知れませんが、操作部と本体間は100m以上のケーブルで接続可能になるハズ。
どんなに広いお庭でも、部屋の中から操作できます・・・笑
たぶん、安価なwifiモジュールに繋げばワイヤレスも可能かと・・・。
ガイド鏡との接続はモジュラージャック、電源電圧はとりあえず5v で行こうかと・・・。
これから、通信プロトコルを決め、コードを書き、コントローラを作らなくては・・・。




















2016年10月13日木曜日

ひとりごと・・・

星が見えたら、とりあえず Higlasi-4 2軸 でネットサーフィンならずギャラクシーサーフィン?
使えば使う程、使い勝手と自分の持ってる機材に不満が・・・(笑
僕の所有する最高のレンズは70-200 F4 カメラは60Dで
M57だとこれが精一杯です。
これくらいの画像でしたら、Higlasi-2 オートガイド無しでも撮れた記憶。
もっとも歩留まりはオートガイドの方が当然良く、安定してこの程度の映像は撮れます。

・・・で、肝心の操作感。
何枚か撮っていると、座標の手計算は実に面倒くさい。。
主だった座標がセットできていれば面倒は軽減しそうな気がします。

例えば こんな操作手順の装置なら作れると思います。
① ざっくり極軸調整(1deg以内)
② 90deg赤緯を回転し、撮影
③ http://nova.astrometry.net/upload ここで画角中央の座標を確認
④ Higlasi-4 に③座標を書き込み
⑤ プリセット座標を呼び出し **サーフィン

問題は④の操作ができる、ハンディーローダーが出来るかどうか??
エンコーダーを付ければ、できそうだけど、ソニーの特許に引っかかりそう・・・。
















2016年10月10日月曜日

Higlasi-4 2軸

随分待ちました。風のない、雲のない、夜空を・・・・
2軸の追尾性能は前回と変化は無く、±3秒角くらいでしょうか、僕としては2秒角以下としたいところです。
今回のテストの目的は使い勝手を実機で調べる事でした。
極軸調整は携帯端末のアプリで方位と角度を合わせ、赤道上の任意の場所を追尾・・・
得られた写真からここのサイトで座標を得ます。
http://nova.astrometry.net/upload
星座表から近所に鉄アレイがあったので、座標差分を十字キーで移動
同様にこの写真を上サイトにアップし座標を得、アンドロメダの位置を算出し移動
使い勝手、、まぁ、これまでのHiglasiに比べれば、雲泥の差ではありますが、お客様が10万円強のコストを掛ける程の値打ちがあるかどうか・・・。
実写性能は

1ピクセルが4.4秒角で、2ピクセルのエラーは無い事から、PHDからの情報と実写で大きな差は無いと考えて良いと思います。

Higlasi-4 プロトタイプの実力はこんなところです。
自分のツールとして使う分にはよく出来てる(?)と思いますが、お客様からお金を頂けるレベルかどうか・・・。何かが足らないような気がします。。


















2016年9月21日水曜日

ひとりごと・・・

ひとりごとばかりです・・・。(苦笑
Higlasi-4 2軸機構部評価の準備はとっくにできているのですが、全く晴れずで、どうにもなりません・・・
これはこれで仕方なく、ぼ~としていても仕方ないので、制御・操作部についてのよしなしごと・・・。

当初、Higlasi-4は機構部本体と制御・操作部を完全に分離する事で設計を進めていたのですが、実際形にすると、商品としてはどうも気に入りません。
操作部に電源を接続すればいくつかの問題は解決するのですが、電源(電池)をぶら下げた操作部(ハンディーコマンダ)って想像するだけでかっこ悪く、作る気になりません。さりとて、本体に電源を持ってくると、本体ー操作部間のケーブルの問題(太さやコネクタの接触抵抗による電圧効果・・・等)が大きく、携帯端末等で操作する場合、新たな回路設計の必要が予想でき、なんとも気に入りません。すっきりしません。
そこで、ポタ赤として最低限の機能を持ったモータードライバーとCPUだけは積もうかなって考えてます。
電源を入れれば、自分が赤緯か赤経かを理解し、赤経なら恒星追尾モードでモーターを回し、一軸オートガイド、インターバルタイマーの時限は1種だけで動作する。
こんなイメージです。
ですから、DPPAもドリフトモードも早送り等一切のファンクションは無しです。。
でも、この最低限の制御部は外部と話す能力があり、そこに電池駆動の操作部を接続すれば、Higlasi-2と同等プラスの操作ができる。ケーブルは3芯で事足りるので、軽くてハンディーな操作部を製作する事ができるハズです。
また、wifi等の無線モジュールを接続すれば、パソコンや携帯端末でも操作可能になる・・・・そんなイメージです。。




2016年9月16日金曜日

ひとりごと・・・

なかなかここに書ける程のネタが無く、サボっております。
Higlasi-4_2軸の評価は完全な天候待ち状態
Higlasi-4_1軸の目処はそれなりに立ってはいるのですが、生みの親としてはもう少し熟成が必要かなって考えております。
具体的にはメカ的に完成度をさらに上げたいと・・・。それは軽さだったり、剛性だったり、ギヤの研磨方法だったり・・・・。電子回路に頼らずともポータブル赤道儀として魅力のあるメカに熟成させたいと考えております。
一方の電子回路、巷には魅力的な製品がいっぱい、何とかしたい・・・。開発資金が潤沢にあれば、外部の力を利用し開発速度も上げる事は可能でしょうが、それではサラリーマン時代と同じ、ここはもう一度原点に戻り、作る事をもっともっと楽しみたいと考えてます。
能力的にお客様からお金を頂ける様な自動導入のソフトウエアを書き上げる自信は無いのですが、少なくても能力のあるお客様が制作したソフトウエアが走るプラットホームだけは準備したいと・・・。wifi + 携帯端末が実現できれば、小さな基板で制御部が出来てしまう・・・楽しそう(笑


2016年9月2日金曜日

カメラ用三脚の補強

やろうと思いつつ、なかなかその気になれなかった表題の件
やってしまえば、僅か15分で終了。。。。
ふにゃふにゃでぐらぐらだった雲台はかなりしっかりできました。


2016年8月24日水曜日

Higlasi-4 進捗 8/27 追記(実写

やっと、たぶん、それっぽく、動くであろう オートガイド 2軸 のプログラムを書き込めました。
後は天候待ち・・・。
現時点、とりあえず2軸赤道儀として基本的な部分を書いた状況でROM使用率17%。
Higlasi-2ではROMの使用率97%でどうにもならなかった表示や使い勝手はかなり改善できると思います。

たった1個、数百円のCPUで2個のモーターをそれなりの速度(1000倍速)で運転できるって、良い時代です。今はまだ通信機能を積んでませんが、それを積める方法と目処が立てば、新規基板を作ろうと考えてます。

独り言・・・・
携帯端末で動く自動導入アプリ欲しいなぁ~ (苦笑

8/25 追記
とりあえず、たった今計測した ファーストトライ2軸オートガイドの結果です。
細かいチェックポイントはありますが概ねそれっぽく動作している様子です。。(ホッ


8/27 追記
風が強くどうかなとも思ったのですが、一昨日のグラフ相当の絵は撮れてると思います。
ピントは甘く、レンズも大分くたびれてきました。星野写真としてはどうしようも無い絵ではありますが、Higlasi-4 2軸で初めて撮った真南赤道上です。
10枚撮影してほぼ安定にこの写真レベルで撮れてますから、まぁ、行けそうな気がします。メカ的にはもう少し試してみたいアイデアがあります、予想が当たれば、もう少し変動は小さくなると思うのですが・・・。
35mm換算320mm 240秒





2016年8月20日土曜日

お客様便り


-----------------     神戸O様から
8月の新月期に撮影した網状星雲と天の川の写真を送ります。
網状星雲[BORG55FL + RD0.8×DGQ55, X-T10(無改造), 600sec×15, ISO1600, 1軸ガイド]
この写真は残念ながら少しだけピントが甘く、微光星が大きくなってしまいました。
2時間半の露出なのでもう少し淡い部分も写ってほしかったのですが…
もっと露出を掛ける必要があるのかもしれませんね。画像処理も難しかったです。

一度試してみたかった、ソフトフィルタとクロスフィルタの重ね掛けです。
広角レンズなのでお気楽な撮影でした@笑
(Higlasiの性能的に10分露出でも余裕なはずなのに何故か5分露出で撮っていました)

私は機材の限界に挑戦したい撮影スタイルなのですが、
手軽にカメラレンズで撮影するのも楽しいですね。安心感が違います。
最近は、Higlasi-4が完成したら赤道儀2台並べられるなぁ…なんて考えながら撮影しています。
------------
お客様からこうしてよく写真を送付して頂きます。
作ってる本人が書く内容では無いのですが、
「Higlasi-2ってこんなに性能良かったかなぁ~」 って(苦笑

Higlasi-4ですが、嘗て無いほど、ゆっくり、味わいながら、作っております。
やっと2軸オートガイド用のコードが書けました。
今月中にテストができれば良いのですが・・・・・・こんな状況です。。


パキスタンイスラム共和国で農業指導をされているHiglasiのお客様がいらっしゃいます。
彼から写真とメールを頂きました。(一部コピー)
-------
なんといっても若い子が多く、オジサンにとっても嬉しいです!今年の目標だった、シーア派女性のソロショットも撮れるようになりました。結構みんなポーズ撮ってくれます。
------
イスラムの国で女性の写真を撮る事はどれほど大変かは想像できませんが、彼女達の安心した笑顔が全てを物語ってるように思います。たぶん、彼らの努力で日本の「信頼」は担保されているのだと・・・。
先ほど、彼女達が作ったアプリコット、チェリーと殻付きアーモンドが届きました(嬉
















2016年8月8日月曜日

Higlasi-2 用傾斜ステージ

おかげさまで、Higlasi-2 用傾斜ステージは完売致しました
ありがとうございました。
同じモノを発注すれば済む事なのですが、同じ価格にするには数量的な問題もあり、以下の様な傾斜ステージを作ってみました。

Higlasi2.1用としては、脱着雲台座を挟む事なく、直接取り付ける事も可能です。
製品としては

・ 傾斜ステージ脱着雲台座取付けタイプ
・ 傾斜ステージ直付タイプ

それぞれ、1/4 3/8 ネジ対応可能です。
価格は旧製品と同じです。。

できの良い写真(工作)では無いので恥ずかしいのですが、イメージが伝われば・・・。



ステージ部(雲台が乗る部分)の直径は50mmです。
取付けはねじ込み、お手持ちの雲台に回転止め穴があれば、寸法をご連絡頂ければ対応可能です。



















2016年8月4日木曜日

Higlasi-4 進捗

シングルチップ(シングルタスク)のCPUで2個のモーターを恒星追尾速度の1000倍で動かす事は意外とややこしく、回すだけなら簡単な事ですが、操作が入ると処理が煩雑になります。
なかなか集中してコードを書く時間が取れなかったのですが、何とか想定した動作になりました。
(楽しい時間です)

2016年8月3日水曜日

ちょっとした進化!?

ピリオディックモーションの検査をしていると、何台かに一台、この様なデータを吐き出します。
これはなかなか厄介で、通常エージングではなかなか改善出来ず、不合格として来たのですが・・・・
ちょっとした?装置を作り、ん日間の時間をかける事で
ここまで、改善できました。
装置の詳細は、、、たぶん弊社トップシークレットです(笑
Y軸:近似秒角の相対値 X軸:ウォームギヤ全周の測定点
拡大するとこんな感じ














2016年7月24日日曜日

Higlasi-4 進捗 追記7/30

機構部はまぁまぁこれでって形まで出来てはいるのですが、2軸を前提とした駆動系はこれからです(先が長い・・・
で、昔からのやり方で、システム開発用の基板を製作中です・・・。
もちろん単独でも動作しますが、外部からの通信コマンドで動作するようなシステムを作ろうと考えております。

追記:
この程度の配線に2日もかかってたんではダメですね・・・
写真を見れば、ざっくり仕様はバレバレです(笑   ( ´ー`)y-~~

追記:7/30

若干の不安は有ったのですが、2個のモーターを同時に想定トップスピードで使える事が確認できました。
たいしたものですね、最近のCPUは・・・・。
8080から使ってる僕には夢のようです(笑
8080で同じ事をやろうとすると、たぶん TTL 数百個は必要だと思う。。

2016年7月12日火曜日

Higlasi-4  進捗

Higlasi-4では、汎用雲台座も新調します。
自由雲台を固定する場合、過剰な締め付けトルクでギヤ部を変形または破壊する場合があり、Higlasi-1,2,3ではセンターにカメラネジを取付ける事が怖かったのですが、Higlasi-4では可能です。


2016年7月8日金曜日

Higlasi-4 進捗

重い機材を載せるって事はこういう事なんだと、改良してはテストの毎日です・・・。

特注タイマー

6/25 お客様からこんな依頼を受けました・・・
------
こんにちは、*** と申します。
いつもhiglasiで楽しい写真ライフを送らせていただいております。
今はhiglasiと赤道儀の二台体制で写真撮影をしているのですが、higlasiのレリーズタ
イマーを使って来た私にとって市販のレリーズがとても味気ない感じがしています。
higlasiの本体からホタルのように溢れる光やアナログ的なタイマーがとても気に入っ
ています。
そこで、higlasiのようなレリーズタイマーの販売予定はないでしょうか。少し大きく
ても使っていきたいと考えております。
higlasi製作から少し脱線してしまいますが、ご検討をよろしくお願いします。
--------
ご予算的には難しい内容でしたがこんなブツを作って見ました。



機能的には市販品に劣り、価格は数倍です(苦笑
時限は6種固定
SW_A_1 SW_B_1  60秒 (写真位置)
SW_A_1 SW_B_2  90秒
SW_A_1 SW_B_3  130秒
SW_A_2 SW_B_1  200秒
SW_A_2 SW_B_2  270秒
SW_A_2 SW_B_3  400秒
スタートスイッチONでスタンバイ(緑LED ゆっくり点滅)
この状態で放置すると 約6分でスリープ
スタンバイ状態からスタートスイッチONでタイマーはスタートします。(赤LED点灯 緑LEDやや速く点滅)
設定時間シャッターON 5秒間 OFF を繰り返します。
この状態は約10時間継続し、スリープします。

電源:単3電池 2本

当初、まぁ1日あればできるかなぁ~なんて考えてましたが・・・
エンドミルの回転と樹脂が合わず、溶けてケースをだめにしたり・・・
電池を入れると、ケースの蓋が閉まらず(樹脂ケースの設計不良)・・・等で
しっかり3日かかってしまいました。
ご注文頂いたお客様、外観上とても製品のレベルの仕上がりでは有りませんが、これでお願い致します。。




2016年7月1日金曜日

Higlasi-4 接続部

Higlasi-4 では剛性を高めるため、各部の接続部に対し、精度を意識した凹凸で結合したいと考えてます。写真は雲台ベースと赤緯ベースの結合部。


2016年6月27日月曜日

Higlasi-4 2軸イメージ


やっとここまで、まだまだ遠い・・・。

2軸の試作はもう何回目だろう、いずれも気に入らず・・・
やっと、三脚の剛性が弱いなぁって感じられるところまでやってきた。
梅雨明けまでには2軸オートガイドのテストができるファームウエアを組み込む予定。。

2016年6月22日水曜日

特注品?




写真の通りの特注品を受けました。
Higlasi-2,-3 では、オートガイド端子にスイッチを付ければ、スタンバイモード時早送りが可能です。
http://tatsujijii.blogspot.jp/2015/03/higlasi-3a.html

今回のご依頼は
「ST4コネクタを抜き差しすること無く、Higlasi-3B のDECモードでも早送りしたい」
で、
こんな姿に・・・。
DECモードの早送りはST_swを押しながら、上のスイッチを押せば、早送りします。




2016年6月20日月曜日

お客様便り

ついさっき、こんなお便りが・・・

----
大変お世話になっております。
以前、Higlasi-1Aを購入した、***と申します。

製品については、大変満足しておりましたが、私の天体写真の撮影スタイルに、ポタ
赤はどうやら、合わない感じです。
せっかく購入したのですが、結局、ほとんど出番が無いまま、約二年が過ぎてしまい
ました。
そこで、積極的に使っていただける方にお譲りしたいと思っており、インターネット
オークションで転売を考えております。

今まで、丁寧にご対応いただいていたので、大変申し訳なく思っておりますが、どう
かよろしくお願いいたします。

-----

とてもご丁寧な方で、ちょっと複雑ですが(笑)ありがたいお便りでした。

2016年6月16日木曜日

やっと2軸機構の絵が描けました。。

詳細は後日になりますが、僕の中で懸案だった多くの事が解決し、やっと、つじつまのあう2軸の絵が描けました。この絵から図面を制作し、部品を製作し、テストし、バグを出し、修正し、図面を書き直し、量産図を描き、2軸の回路図を描き、ユニバーサル基板で動作を確認し、2軸用のプログラムを書き、評価し、基板を起こし、基板用のケースの絵を描き、図面を描き、製作し・・・・・
年内にできるかなぁ~~~(笑
絵には無いのですが、もう一つ、便利機構を入れる予定・・・。

2016年6月11日土曜日

スイッチボックスの製作

Higlasi-2 -3 のオートガイド端子にスイッチを付ければ、スタンバイ時に早送りできます。
以前、
http://tatsujijii.blogspot.jp/2015/03/higlasi-3a.html

こんなブツを・・・。
先日、このスイッチのご依頼があり、同じモノはあまりにも酷いので、作ってみました。
以前より、かなり高価ですが、ご依頼があれば製作致します。
価格:¥2000 税込 (送料別)

2016年6月10日金曜日

PoleNavigator に付いて HUQさんからのレポート

Facebook のデジタル天体写真グループで紹介した PoleNavigator ですが、使え
ます。

ぶっちゃけ、操作性は PoleMaster より良いです。
これまたぶっちゃけると、赤経軸回転中の日周運動を考慮しなくてよく、星スケー
ルを背面液晶に合わせなくてよいため、DPPA よりはるかに楽です。
Higlasi の極軸合わせ推奨ツールにする価値があると思います。

精度は PoleMaste より分角単位で劣るようですが(何度も繰り返すと、結果が
1~2分角程度の範囲でブレる)、なにより専用のカメラが不要ですし、ガイダー
持ってる人ならそのまま使えます。
作者は f=35mm を推奨していますが、私は f=100mm + ASI120MM (フルサイズ換
算 f=650mm相当) でも極軸設定を成功させられました。
その時の結果はこちらです。

青が赤緯です。
天の赤道の星をガイド星として PHD2 でノータッチガイドログを取り始めてから
1時間前後で、何故かタブレットPCのリセットが掛かってしまっており、長時間
のログを撮れなかったのが残念です。
しかし、この時間内では赤緯ズレはほぼ無いと見なせるように思います。
赤緯が微妙に波打ってますが、これは赤経軸上に固定している SUNWAYFOTO パノ
ラマ雲台の僅かなガタではないか、と推測しています。
(市販のパノラマ雲台を粗動に使うとこの程度のガタが発生する、ということで
もあります。)


インストールの際に星データのインストールが必要だったり、VC10 Runtime の
インストールが必要だったり(これはPHD2インストールすれば勝手に入ってます
が…)、パラメータがコマンドライン形式だったり、と、インターフェースの面
でまだユーザーフレンドリーさが足りてませんが、一旦インストールしてしまえ
ば、GUI画面は非常にカッコ良く、必要な操作も非常に簡単です。

PoleMaster のように「星を拡大して、そのど真ん中にマウスカーソルを合わせ
て…」という面倒がありません。

①ガイダーを赤緯90°の方向に向けて、北極星を写野中央に導入する
②右か左へ赤経軸を120°回転させる
③Step1ボタンを押す
④②と逆の方向へ、赤経軸を240°回転させる
⑤Step2ボタンを押す
⑥④と逆の方向へ、赤経軸を120°回転させる
⑦Step3ボタンを押す
⑧極軸微動を使って、表示される導入円に北極星を導入する

これだけです。

一見、赤経軸を回数が最適化されていないように見えますが、これは「最後に明
るい星(北極星)がど真ん中にある状態でないとうまく星位置を解析できない」と
いう、写野解析フリーウェア PlateSolve2.exe の制限から来ている模様です。

------------

このレポートを頂き
以下動作のコードをHiglasi-3Bに入れました。

①プッシュボタンを押すと、正転で120°回して止まる
 (途中、プッシュボタンを押されたら止まる)
②プッシュボタンを押すと、逆転で240°回るして止まる
 (途中、プッシュボタンを押されたら止まる)
③プッシュボタンを押すと、正転で120°回して止まる
 (途中、プッシュボタンを押されたら止まる)
④スタンバイモードに入る

今日現在、Higlasi-2*用は制作・テストをしておりません。
Higlasi-2*のROM使用率96%で、入るかどうか微妙なところだと思います。
例えば、ドリフト法を取れば、確実に入ると思います。
ご希望があればご連絡をお願い致します。。


お客様から・・・

ご紹介しようと思いながら、時間のスピードに追いつけず・・・・(言わけ(汗
----
HUQさんから


珍しいものをお送りします。
いつもフォーク式の私がドイツ式を作ると、こうなります。(笑)

真ん中のタブレットは、パノラマ雲台でいつも画面下が下にくるよう回転します。
PoleNavigator および PHD2 を動作させます。
P-Nav モードの大きな回転にも対応しています。

ガイダーはウェイト側に付いている ASI120MM + f=75mm F2.8 です。
赤経1軸ガイドなので、鏡筒と同じ方向を向いている必要はありません。
北側非常階段の視界の都合上、昨夜はベガ付近の赤緯でガイドさせました。
赤経ズレ幅は±5" 程度です。

鏡筒は BORG55FL+レデューサー(f=200mm F3.6)ですが、その上に乗っているのは
電子ファインダーです。QHY5L-II + f=12.5mm F1.4 で、フルサイズ換算 f=70mm 
前後の視界があります。

添付は昨夜満月1日過ぎの街中で撮った NGC7000 です。
北側は酷い光害で補正のしようがなかったので、バッサリトリミングしました。
LED照明が増えて、駅近は益々光害が酷くなりました。

ISO100 露出2分、86枚コンポジットです。
超低感度ですが、多枚数コンポジットすると、これだけ階調豊かに星雲が出てき
ます。
(星が白飛びしてるのは勘弁を…光害酷すぎて、時間掛けて画像処理するほどの
写り具合ではなかったもので。(^^;)


※赤経軸にパノラマ雲台使うのは、やっぱダメです。
 撮影機材を載せて PoleNavigator で240°回転させると、パノラマ雲台の
ガタがハッキリ判りました。
 ある一定の角度になると、星の軌跡が数10分角ガタン不連続に動きます。
 軌跡が連続しているように見えるところも、完全な円にはなっていません。
 このため添付写真では、極軸設置精度は35分角程度です。

-------
パキスタンはフンザのAI様から


ようやくHiglasiを使う環境にやって来ました。去年購入後フィリピンに戻りすぐに子供二人がデング熱で入院、
わたしはレポート作成と別件調査でずっと走り回りで、Hilgasiは箱に入ったまま。
光害と蚊のひどいマニラでは写真も撮れない状態で、仕様説明を見ながら操作方法を勉強してました。
しかし、歳による健忘、ちょっと複雑な操作(多機能だから仕方ないですね)で、中々覚えられず。

今年4月にフンザに行ってから写真を撮る目論見も大雨によるがけ崩れと雪崩で現地入りに11日も要してしまい、
おまけに悪天候続きで写真撮影ができたのは1晩だけでした。

5月28日から再度現地入りしていますが、これまで好天に恵まれてHigalsiの稼働もだいぶ順調です。
とは言っても視力が弱った身には暗がりでの操作が良くできず、
マニュアルを見るため一旦部屋に戻るなど不手際続きです。
まだ、スイッチの機能がよく理解できていない状態です。
撮影場所では北極星が木陰に隠れたりレストランの光がはいるので、極軸調整に苦労しましたが、
昨夜はなんとかDPPAで極軸調整できました。

今週日曜日には朝からタイムラプスで朝焼け、山々、夕暮れを撮り、夜は星と16時間も撮影してました。
部屋からすぐ出てテラスで写真が撮れる強みです。
自分で焙煎したフィリピンの有機コーヒー、旬のチェリー、ビワ、アプリコットを食べながらの撮影とのんびりしたもんです。
平日も5〜6時間の撮影をするので睡眠不足になっています。

精鋭の皆さん方の取られる写真の足元には及びませんが、世界有数と思われるフンザの夜、
気楽に撮れるデジカメの進歩とHiglasiの優秀さに助けられて自分なりに楽しめる写真が撮れました。
ダメ元で500mmでも挑戦しました。三脚のしなり、シャッターブレ、極軸のズレで少し流れたりしていますが、
ちゃんと合わせればHiglasiはしっかり追ってくれるという確信が持てました。
まだ、製品の能力からすると1割も使っていない状態ですが、しっかりとHiglasiの機能を覚えて楽しみたいと思います。
老眼向けに少し明るめの表示ユニットと大きめのスイッチになれば、操作もだいぶ楽だろうなと思いますが、
今後高齢者向けにも対応していただけると幸甚です。
しかし、使って慣れることが一番ですので、現地で撮影できる時間を有効に使いHiglasiを使いこなせるようにしたいと思います。
拙い写真ですが、添付いたします。

お互い歳も歳ですので、健康に留意して趣味や仕事を楽しく行えるようにいたしましょう。

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海外で活躍されているAI様達の地道な努力で日本は信頼されているのだと思います。