2015年6月27日土曜日

続・赤経台 兼 赤緯台 6/28

どうするかな〜(笑
お付き合いは無いのですが、噂では良心的な業者さんに部品の一点を見積もって頂きました。
この部品です。
他の市販品+外注部品は
ウォームホイール ¥2320(定価) 追加工必要
ウォームギヤ ¥4690(定価) 追加工必要 
プーリー ¥1000(定価) 追加工必要
ベアリングホルダー 新規部品 たぶん¥1500 
ウォームギヤホルダー 新規部品 たぶん ¥2500 
蓋 新規部品 たぶん ¥800 
ベアリング 4個 たぶん ¥1000
他(ビス・カラー類) たぶん ¥500 
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計 ¥14310

20台作るとして
試作 ¥27500
量産 (7500+1500)☓ 20=¥180000
部品 14310 ☓ 20 = ¥286200
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計 ¥493700
@=¥24685

僕の工賃 @¥1500 * 5h = ¥7500
(部品の追加工、新規部品の切削、調整・検査、部品製品の管理・・・等)
歩留まり100%として
工場原価 ¥32185
販売利益 30%として ¥41800
販売利益 25%として ¥40230

ただのギヤボックス(赤経赤緯モジュール?)が4万円・・・・
感覚的に1万円高いな〜。。
年間200台売れれば、
¥30000 または ニックッパ は可能かも知れませんが・・・
20〜30台では難しいな〜

4万円でも、欲し〜〜って感じて頂けるブツに育てるには、もう少し
味噌、醤油、味の素が必要やな〜〜

6/28 追記
3万円でできるかもしれない案?
 JIMさんからお借りしてる、これで切削する。。
問題点
・Gコードを勉強せねば・・・
・集塵テント等の設備投資
・メッキ処理
・・・・ハードル高いな〜〜(苦笑

この投稿を観た当初からのお客様からお便りが・・・・
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来年 会社のマシニングが一台お役ご免になり 引き取ることになりそうです。
格安です!中古市場の10%程度^^;
型はかなり古いのですが(1987・・・この業界ではそんなに古くもないか・・・
苦笑)いつも私が整備調整していた物なので精度的には問題なしか と^^;
最新の機械にはとうてい勝てませんが、玩具造りにはもっです!
その時にはご連絡しますよ^^
何日かこちらに出張に来て、自分で削って!そうすれば材料代のみでOK  (苦
笑  いや可能でしょう! おっっと出張費はいりますね^^
基本的にGコードの勉強は必要ないですよ^^ CADで図面が書ければ あとはソ
フトが勝手に 知っていれば小細工は出来ますが^^
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ありがたい事です。
千葉のKさん、先ほどの返信、勘違いでした(苦笑





2015年6月24日水曜日

赤経台 兼 赤緯台 ?(笑

やらなければならない事をほったらかしで、絵を描いてます。
JIMさんの
「削ったる」
からイメージを膨らませ、ポタ赤全体の絵も描いてみたのですが・・・
それではパン屋さんや特殊火器戦術部隊さんと変わらなくなるし
高価になるし
第一、面白くも何とも無いので・・・・
こんな絵を描いて見ました。
Higlasi-1またはHiglasi-3のメカ部を削りだし構造で・・・・
まぁ、言い換えれば、タダの40:1のギヤボックスです。
工業製品を探せば似た様な製品はあるかも知れません。
でも、ピリオディックモーションエラー(酔歩)を測定し謳ったブツは見当たりません。
つまり、
「ポタ赤用ギヤモジュール」
です。

モーターの取付は2箇所を考えてます。
これはHigasi-3と同じ方向です。
図は35mm角のモーターですが、トルクに余裕があれば、28mm角でも、トルクが足らなければ42mm角も取付可能です。
この図の裏側にモータを取付ければ・・・
こんな絵になります。
これを、Hilasi-2の赤緯台にすればこんな事になります。
体裁をもう少し考えなければなりませんが、こんな事もできるかも知れません(笑
イラストのカメラは60Dと同じ大きさです。
この組み合わせでやってみたい事は win10 搭載のラズベリーパイ+ST4 による2軸オートガイドですね。。






















2015年6月22日月曜日

ひとりごと・・・

通信コマンドのコードを書いていてると・・・・
窓の外にオートバイが止まった。 あれっ?
ヘルメットの中からスキンヘッド  JIMさんや~(笑
金属加工を飯の種に、工作機械の設計と製造を趣味と実益?に走り回ってるJIMさんですが、
Higlasi-3Bの試作前バラックを見て・・・
「削ったろか!」
マジっすか!!
って、事で、今日は朝一から、削りだしの構造を考えてるのですが・・・・
部品を移動し、補助線を何本引いても・・・・
アイデアが出てこない・・・(苦笑


2015年6月12日金曜日

Higlasi-3B??

ぐるぐる遠回りして、結局ここに戻ってきた感が強いHiglasi-3Bですが、未だ”絵”の状態です。
市場は スカイメモS の嵐が吹き荒れ、Higlasiは風前の灯・・・(笑
まぁ、ここは原点に戻り、自分が欲しくなる物をブツブツ言いながら、自分のペースで楽しみながら作って行こうと考えております。。
あるお客様からは、Higlasi-3Bの様な記号では無く、例えば 
Higlasi-Nini はどう? のご提案。 いいですね~~。。

そのHiglasi-Nini の絵はこんな感じです。
形状はHiglasi-3A と変わりませんが、コントロール基板をお客様サイドで交換可能にします。
目的1:バージョンアップ費用(主に送料)の軽減です。
ネットを介してプログラム内容を変更する方法もあるのですが、弊社が管理出来ないプログラムのインストールが必要で、ちょっとやってみた感覚では安定感に問題がありますね。
さりとて、自前でブートローダーを制作できる費用もなく・・・。
目的2:コントロール基板不要のお客様対応(赤緯ユニット)。
目的3:今後開発されるであろうコントロール基板用インターフェースを組み込みやすくする。

アルカスイス規格のマウントプレートやクランプを使用する事を前提とした底板や雲台座とします。
お客様がご使用の同プレートに合し、イージーオーダーで対応できるハズです。

構造的に大きく変更した部分はシャフト径を20mmとし、同寸のベアリングで直接ウォームを支え剛性を強化しました。まだブツができてないので、積載荷重は明確に書けませんが。5kgを目標とします。
積載荷重についてはこのようなテストで判断します。
http://tatsujijii.blogspot.jp/2014/07/higlasi-3a.html

こんどこそ、赤緯ユニットに・・・(苦笑

価格:Higlasi-3A より材料費のアップ分・・・お願い致します。。

これから、試作用図面を描き、評価し、量産図を描き ・・・・・秋までにはなんとかしたいです。。


2015年6月8日月曜日

ドリフト法、星の流れ、極軸精度・・・6/11,13,19 ,23 ,7/3追記

最近ドリフト法のお問い合わせをよく頂きます。
当初、DPPAの補助的機能として考えあまり使われる事も無いのではと思い、動作の解説等はお客様まかせにしておりました。
算数が不得意な私には、なかなか解説も難しく、以下でどれだけご理解頂けるかはわかりませんが、自分が理解している範囲でHiglasiのドリフト法をまとめて見ます。
(注意:間違ってるかもしれません)
三次元空間を二次元平面で説明する事は大変難しいのですが、付き合ってください。
90°に曲げた針金が平面上に置かれています。
針金の一方は真南、片方は真の北極に向いています。
観測者は針金の曲点とします。
針金を平面から離さず、真の北極を中心に回転すれば、観測者から見た針金の先は日周運動になります。
針金の片方を東側に方向け、右回転すれば、観測者から見た針金の一方は平面から浮き上がります。
この浮き上がりが星の流れる量です。

----- 6/11 追記
浮き上がる部分はカメラ側ですから、星像は南下します。
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東西方向にE(deg)傾いている(極軸エラー)場合、星の流れる量をM(秒角)、撮影時間t(秒)とした場合
M (秒角)= E*sin(t/240)*3600 ------- ① 式
近似すると僕は考えてます。
同様に南北に傾いた場合
M(秒角) = E*(1-cos(t/240)*3600

極軸エラーが東西で1degの場合、1分後の星の流れは15.7秒角です。
極軸エラーが南北(高度)で1degの場合、1分後の星の流れは0.034秒角です。
つまり、ポタ赤で撮影するような短時間の場合、南北の極軸エラーはあまり気にする事はありません。スマホ等の角度センサーの数値で十分だと思います。

・・・で、ドリフト法です。
Higlasiのドリフト法は約5秒間追尾を停止し、30秒、60秒、180秒 追尾し、5秒間追尾を停止します。
仮に以下の結果が得られたとします。
5秒間の追尾停止で星は75秒角流れます。
先ず、右側が下ですから極軸は西側にズレてるハズです。

------- 6/11 追記
誤記訂正: 極軸は西側に ---> 極軸は東側に

問題は縦に流れた30秒角です。
これがドリフト法の設定30秒で測定したモノでしたら①式より
E≒ 3.8deg  つまり極軸を東側に3.8deg調整すれば、極軸エラーはゼロに近づきます。

------- 6/11 追記
誤記訂正: 極軸を東側に ---> 極軸を西側に

同様にドリフト法の設定60秒の場合は
E≒ 1.9deg
180秒の場合
E≒ 0.6deg になります。

如何でしょうか?

ドリフト法30秒設定の場合、流れる量(M秒角)と極軸エラー(Edeg)は①式より次式で近似すると考えております。
E(deg)≒ M/7.85

同様に 60秒設定では
E(deg)≒ M/15.7

同様に 180秒設定では
E(deg)≒ M/47.1

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6/11 6:13追記 朝一でパソを開けると、お客様からご連絡・・・
寝起きの頭では難しくて(苦笑 とりあえず掲載致します。
僕はいつもお客様に助けられてます、、ありがとうございます。。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tomoyu/column/co065.htm

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6/19 追記
お客様から新たなお便りがありました。
ありがとうございます。

東にずれている状態
下にずれている状態
    東西と高度のズレの概念図(1枚に付き2ポイント)です。
    ■が追尾対象(開始位置)で、仮に15度追尾した時に、○が赤道儀で□が恒星
    の位置です。
    それぞれの○と□を結んだ線が星像(ズレ)となります。
表中の条件による計算結果(単位は秒角)です。
   計算根拠です。
    出典は天文年鑑の巻末資料(西條善弘氏)です。

6/23 追記 お客様より・・・
Yさん、いつもありがとうございます。。
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おはようございます。
貴ブログの以下のコメントの件で、また連絡させていただきます。

> 天文年鑑巻末資料のΔHを求める式、これ、δ=0つまり赤緯0°、すなわち天
> の赤道上の星を撮ることを考えると、tan0=0ですから、ΔH=0、すなわち天の
> 赤道上の星は、赤道儀の極軸がどうズレていようが、赤経方向には全く流れな
> い、ということを意味することになりますよね…

6/17(水)PM6時36分のメールの添付ファイル(http://ndl2000.sakura.ne.jp/test/pcal%20xls)を見ていただくとよろし
いかと思います。

セルI2のところですが、SIN((90°- 赤緯)としています。
いちおう計算と追尾動作の辻褄も合っているはずだと思います。

それと改めて概念図(Psim_tan.pdf)を添付します。
●が軸中心です。

TAN0とは一定時間追尾した後でも、赤緯のズレがない状態です。
これは極軸と赤道儀の回転軸が一致しており、互いに同じ大きさの円となってい
る場合です。

いっぽう軸がずれている限り、TAN0にはならないです。
軸が一致していない状態でx時間追尾すれば、赤緯方向にズレが生じていきます。
円の大きさが違うので当然のことですね。
いかがでしょうか。


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2015年6月5日金曜日

うだうだ・・・

プレートが届いたので、早速、付けてみました。


2015年6月4日木曜日

ひとりごと・・・

最近、カメラの小物が妙に安価で、騙されてもいいやレベルだったので、Lプレートを買ってみました。十分使えそう・・・。

2015年6月2日火曜日

ひとりごと・・・・

昨日の続き・・・・
あ~ぁの思いで、SWATさんのオプションを見てました・・・
綺麗な切削やな~~
ドイツ式赤緯ユニットか~~~
いい値段やな~~
と思いながら、素材置場を見てて・・・・こんなん作れるやん(笑


これをHiglasi-2 に付ければ
それっぽい? 
それにしても安っぽいな~~(笑
こんなんで良ければ、対応できますよ。。
まぁ、SWATさん価格の1/3くらいかな~~(笑
でも、僕がやりたいのは・・・
商品と呼べるレベルのこんなイメージ(構造は違います)












2015年6月1日月曜日

あ~ぁ あほでした

力を入れ、懸命に小型化の絵を描き、自分でも・・
「なかなかええやん」 と
自己満足・・・・
今日、注文してたちっちゃいモーターが届き・・・・
計算通りのトルクと消費電力値が得られ・・・
ニコニコ・・・(笑
んがっ
DPPAの瞬間・・・全てが終わりました。。。アホでした。。。

モーターの性能がもう少し良くなるまで・・・
10年くらい先かな~~
トホホホ。。。くそぉ~~~。。。

買うよ~ってご連絡頂いたお客様、ごめんなさい。。