Higlasi2.1C(ES) 取扱説明書
このたびは Higlasi-2.1 をお買い上げ頂きまして誠に有難うございます。
Higlasi-2.1 は星景星野写真用インターバルタイマー機能付き赤道儀で、タイムラプス用回転台としてもご使用頂けます。
ご使用にあたっては下記取扱いの説明及び注意事項をご理解の上、ご使用くださいますようお願い致します。
【注意】この取扱説明書及び商品は一眼カメラと赤道儀をご理解されてる方を対象としております。
【注意】非常に精密なギヤを使用しているため、絶対最大荷重は厳守でお願い致します。
【注意】実用的なレンズは 35mm 換算で 300mm 以下とお考えください。
【注意】記載内容はご連絡する事無く変更します。
変更の詳細はこちらをご参照ください。
http://tatsujijii.blogspot.jp/2014/02/higlasi_27.html
ご注意:Higlasi-2.1Aの取扱は基本的にHiglasi-2Aと同じで最終バージョンは304です。
●● Higlasi の基本動作 ●●
先ずは、3つあるトグルスイッチを全て下に倒し、電源(USB電源5v)を投入ください。
黄 LED がゆっくり点滅し、以下の通り表示します。
STBY Kos
Ton: 60
この状態が「スタンバイ」で、恒星追尾、インターバルタイマーの時限は60秒です。
VR下の白いボタンをクリックしてください。
Tracking
Start
の表示と同時にテーブルが東方向に回転し、数秒後反転し追尾を開始、接続したカメラのシャッターをONします。
TRCK 1
Ton: 48
TRCK 右の数値はレリーズ枚数を表示します。
Ton:右の数値はシャッターがOFFするまでの秒数をダウンカウントで表示します。
もう一度、白いボタンをクリックしてください。
カメラのシャッターをOFFしテーブルは初期位置にもどります。
以上がHiglasiの基本動作です。
[SW1-1] [SW2-1] [SW3-1]
STBY Kos スタンバイ 恒星追尾モード
Ton: 60 タイマー時限 60秒
[SW1-2] [SW2-1] [SW3-1]
STBY 66% 星景追尾モード 恒星追尾速度の66%で追尾します。
Ton: 60
[SW1-3] [SW2-1] [SW3-1]
Sighting 導入モード 赤緯ユニット接続で緯度の相対角度を表示
E 0h 0m0 経度の相対時角を表示
[SW1-1] [SW2-2] [SW3-1]
STBY Kos スタンバイ 恒星追尾モード
Ton: 120 タイマー時限 120秒
[SW1-1] [SW2-3] [SW3-1]
STBY Kos スタンバイ 恒星追尾モード
Ton:*** タイマー時限 ***はVRで 5〜600秒可変
[SW1-1] [SW2-1] [SW3-2]
STBY Kos スタンバイ 恒星追尾モード
TRQ:100% トルク100% パワーオンプリセットで75% 125%に可変
■ 導入モード ■
[SW1-3] + 右_SW長押 西方向に回転 相対経度を表示 E **h**m*
[SW1-3] + 左_SW長押 東方向に回転 相対経度を表示 W **h**m*
赤経表示のリセット
[SW3-1] → [SW3-2] → [SW3-1]
注意:導入モードからは追尾開始はできません。
Higlasi-3Bを赤緯ユニットとした場合、緯度を表示。
+12° 34' 表示例
E12h34m5
■ ON時間可変モード と ON、OFF時間可変モード ■
インターバルタイマーの時限を設定します。
ON時間(Ton)可変モード
STBY Kos
Ton: ***
[SW2-1] 60秒 出荷時に変更可能 OFF時間は5秒固定
[SW2-2] 240秒 出荷時に変更可能 OFF時間は5秒固定
[SW2-3] VRにより 5〜600秒 OFF時間は5秒固定
ON、OFF時間(Toff)可変モード 注意:ver210から廃止
Tof: ***
Ton:***
ON時間
[SW2-1] [SW3-1] 60秒 出荷時に変更可能
[SW2-2] [SW3-1] 240秒 出荷時に変更可能
[SW2-3] [SW3-1] VRにより 5〜600秒
・追尾中レリーズオフ
追尾中、SW3-2 に切替てシャッターをOFFし設定した時限を変更できます。
再開方法 (注意:モードで再開方法が違います。
ON時間可変モードでは SW3-2 → SW3-1
ON,OFF時間可変モードでは ST_SW クリック
●● 極軸調整 ●●
■ DPPA ■
[SW1_1] [ST_SW] 長押しで DPPA (Digital Photographic Polar Alignment)モード起動。
DPPA の操作 (DPPA に関してはこちらもご覧ください)
DPPA 44
E 00h00m0
表示の44は回転角44degです。
回転角はSW2で設定
[SW2-1] 44deg (出荷時に変更可能)
[SW2-2] 60deg (出荷時に変更可能)
[SW2-3] 180deg (出荷時に変更可能)
DPPA操作
1 極軸調整穴で粗調整します。(携帯端末のアプリで角度と方位調整でもOK)
2 電源投入。
3 高 ISO 値で数秒撮影し、北極星と λUMi の位置関係と真極軸を星座表で確認します。
4 オプションのレリーズケーブルでカメラと本体を接続します。
5 STA_sw 長押で表示は DPPA モードになり、シャッターが ON します。
6 表示とシャッター音を確認後、STA_sw OFF で極軸が回転します。
動作例:シャッター on --> 400 倍速運転 --> 44 度バルブ撮影 -->バルブ撮影 off --> 800 倍速でスタート位置に復帰
7 描かれた星による同心円の中心は当赤道儀の回転軸です、この位置を(P)とします。
極軸調整は赤道儀の回転軸(P)と日周運動の回転軸(真の極軸)を合わす作業です。
8 カメラのライブビューで北極星を確認できれば、先ず、北極星を 7 の(P)位置へ、
赤道儀を載せている雲台を調整し、移動します。これで、精度は 0.7deg です。
9 さらに極軸精度を求める場合は 3 で確認した真極軸に(P)位置を移動します。
■ DRIFT ■
[SW1_2] STA_sw 長押しで ドリフト法起動 (北極星が見えない時に有効です)
DRFT 30
0s
表示の30は恒星追尾時間を示します。
追尾時間はSW2で設定
[SW2-1] 30秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-2] 60秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-3] VRにて設定
[SW1-2][SW2-3]時に表示するTon:*** が追尾時間になります。
ドリフト法の操作
[SW1-2] [ST_SW] 長押しで LED 赤黄が点灯またはドリフトモードに表示が変わった時点
STA-sw OFF でドリフト法が起動します。
1 ギヤのバックラッシュをクリアするため5 deg 後退5 deg 前進。
2 シャッターオン、黄色 LED 高速点滅
3 5秒後恒追尾、LED 消灯
4 SW2 による設定時限後、追尾停止、黄 LED 高速点滅
5 シャッターオフ
6 スタート位置に復帰
■ パワーオン プリセット ■
左_SWと右_SWを同時に押した状態で電源を投入し、トグル_SWの位置で下記機能を切り替えます。
確認:LEDの赤黄が交互に高速点滅
南半球モードは STBY → STBS に変わります。
トルク切替
月
[SW1-3] + 右_SW長押 西方向に回転 相対経度を表示 E **h**m*
[SW1-3] + 左_SW長押 東方向に回転 相対経度を表示 W **h**m*
注意:導入モードからは追尾開始はできません。
Higlasi-3Bを赤緯ユニットとした場合、緯度を表示。
+12° 34' 表示例
E12h34m5
■ ON時間可変モード と ON、OFF時間可変モード ■
インターバルタイマーの時限を設定します。
ON時間(Ton)可変モード
STBY Kos
Ton: ***
[SW2-1] 60秒 出荷時に変更可能 OFF時間は5秒固定
[SW2-2] 240秒 出荷時に変更可能 OFF時間は5秒固定
[SW2-3] VRにより 5〜600秒 OFF時間は5秒固定
ON、OFF時間(Toff)可変モード 注意:ver210から廃止
Tof: ***
Ton:***
ON時間
[SW2-1] [SW3-1] 60秒 出荷時に変更可能
[SW2-2] [SW3-1] 240秒 出荷時に変更可能
[SW2-3] [SW3-1] VRにより 5〜600秒
OFF時間はVR
[SW2-*] [SW3-3] に切替VRにて可変
・追尾中レリーズオフ
追尾中、SW3-2 に切替てシャッターをOFFし設定した時限を変更できます。
再開方法 (注意:モードで再開方法が違います。
ON時間可変モードでは SW3-2 → SW3-1
ON,OFF時間可変モードでは ST_SW クリック
●● 極軸調整 ●●
■ DPPA ■
[SW1_1] [ST_SW] 長押しで DPPA (Digital Photographic Polar Alignment)モード起動。
DPPA の操作 (DPPA に関してはこちらもご覧ください)
DPPA 44
E 00h00m0
表示の44は回転角44degです。
回転角はSW2で設定
[SW2-1] 44deg (出荷時に変更可能)
[SW2-2] 60deg (出荷時に変更可能)
[SW2-3] 180deg (出荷時に変更可能)
DPPA操作
1 極軸調整穴で粗調整します。(携帯端末のアプリで角度と方位調整でもOK)
2 電源投入。
3 高 ISO 値で数秒撮影し、北極星と λUMi の位置関係と真極軸を星座表で確認します。
4 オプションのレリーズケーブルでカメラと本体を接続します。
5 STA_sw 長押で表示は DPPA モードになり、シャッターが ON します。
6 表示とシャッター音を確認後、STA_sw OFF で極軸が回転します。
動作例:シャッター on --> 400 倍速運転 --> 44 度バルブ撮影 -->バルブ撮影 off --> 800 倍速でスタート位置に復帰
7 描かれた星による同心円の中心は当赤道儀の回転軸です、この位置を(P)とします。
極軸調整は赤道儀の回転軸(P)と日周運動の回転軸(真の極軸)を合わす作業です。
8 カメラのライブビューで北極星を確認できれば、先ず、北極星を 7 の(P)位置へ、
赤道儀を載せている雲台を調整し、移動します。これで、精度は 0.7deg です。
9 さらに極軸精度を求める場合は 3 で確認した真極軸に(P)位置を移動します。
[SW1_2] STA_sw 長押しで ドリフト法起動 (北極星が見えない時に有効です)
DRFT 30
0s
表示の30は恒星追尾時間を示します。
追尾時間はSW2で設定
[SW2-1] 30秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-2] 60秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-3] VRにて設定
[SW1-2][SW2-3]時に表示するTon:*** が追尾時間になります。
ドリフト法の操作
[SW1-2] [ST_SW] 長押しで LED 赤黄が点灯またはドリフトモードに表示が変わった時点
STA-sw OFF でドリフト法が起動します。
1 ギヤのバックラッシュをクリアするため5 deg 後退5 deg 前進。
2 シャッターオン、黄色 LED 高速点滅
3 5秒後恒追尾、LED 消灯
4 SW2 による設定時限後、追尾停止、黄 LED 高速点滅
5 シャッターオフ
6 スタート位置に復帰
■ パワーオン プリセット ■
左_SWと右_SWを同時に押した状態で電源を投入し、トグル_SWの位置で下記機能を切り替えます。
確認:LEDの赤黄が交互に高速点滅
南半球モードは STBY → STBS に変わります。
STBS Kos
Ton: 60
トルク切替
STBY Kos
TRQ: 70%
太陽
STBYSun
Ton: 60
月
STBY Mon
Ton: 60
■ オートガイド ■
仕様 ST4互換
コネクタ 2.5mm ステレオフォンジャック ピンアサイン
・ チップ(先):+RA 恒星追尾速度の2倍
・リング(中央):-RA 停止
・スリーブ:COMMON
ST4ピンアサイン
仕様 ST4互換
コネクタ 2.5mm ステレオフォンジャック ピンアサイン
・ チップ(先):+RA 恒星追尾速度の2倍
・リング(中央):-RA 停止
・スリーブ:COMMON
ST4ピンアサイン
●● タイムラプス ●●
TimeLaps
Tint 5
Tint 5
表示の5はシャッターのインターバル時間で5秒を示します。
インターバル時間は
[SW2-1] 5秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-2] 10秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-3] 15秒 (出荷時に変更可能)
インターバル時間は
[SW2-1] 5秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-2] 10秒 (出荷時に変更可能)
[SW2-3] 15秒 (出荷時に変更可能)
テーブルの回転速度
[SW3_1] 1.25deg/min (出荷時に変更可能)
[SW3_3] 2.5deg/min (出荷時に変更可能)
[SW3_1] 1.25deg/min (出荷時に変更可能)
[SW3_3] 2.5deg/min (出荷時に変更可能)
[SW3_3] VRにて可変
●● 電源仕様 ●●
電圧 5v±5% ( 4.75v ~ 5.25v )
出力電流 1A以上
Higlasi型番 Higlasi-2.1A,C (消費電力 2w以下)
Higlasi-2.1AES,CES (消費電力 1w以下)
動作確認済モバイルバッテリー
・Panasonic QE-QL202 (21.5wh)
・Panasonic QE-QL101 (10wh)
適合電源プラグ EIAJ RC-5320A 区分2 (日本電子機械工業会規格)
出力電流 1A以上
Higlasi型番 Higlasi-2.1A,C (消費電力 2w以下)
Higlasi-2.1AES,CES (消費電力 1w以下)
動作確認済モバイルバッテリー
・Panasonic QE-QL202 (21.5wh)
・Panasonic QE-QL101 (10wh)
適合電源プラグ EIAJ RC-5320A 区分2 (日本電子機械工業会規格)
*********** ver210 追加機能 *********
・ ミラーアップ設定
・ 電源ONで恒星追尾設定
・ TonToff 表示切替
・ Toff 時限設定
これら4項目を同時に設定切替します。
(注意:再設定時は必ず4項目の設定を行ってください)
○ 方法
[SW1_1][SW2_1][SW3_1] に切替 [VR]を左いっぱいに回す
[左_SW][ST_SW] 押した状態で電源を投入します。
--- ---
ton of 5
この表示が現れます。
[SW1_2][SW2_2][SW3_2] に切り替えると
mup nsp
Exp of5
と表示が切り替わります。
[SW1_2] mup : ミラーアップ
[SW2_2] nsp : 電源ONで恒星追尾
[SW3_2] Exp : 表示の切替
設定になります。
[VR]を回転するとof5の数値が変わります。
これがToff (Int) 時間になります。
可変範囲は 5~35秒
[右_SW] クリックで設定は完了し、スタンバイモードに移ります。
例えば
mup nsp
Exp of15
この状態で設定を完了すれば、スタンバイモードの表示は
STBY 66%
TRQ:100%
となり、66%時のモーター駆動音が聞こえます。
[SW1_1][SW2_1][SW3_1] に切替
STBY K/M
Exp: 60
追尾モータ音は恒星追尾速度になります。
K/M はミラーアップ設定で恒星追尾速度を表します。
注意:上記Toff時間設定により、これまで搭載しておりました、Ton Toff 設定モードは廃止します。
注意:ミラーアップからシャッターが切れるまでの時間は5秒固定で、出荷時変更可能です。
*********** ver211 追加機能 *********
撮影枚数設定
VRを左いっぱい
[SW1_1][SW2_1][SW3_3] に切替
Tof: 5
count:0
VRで枚数を設定できます。
撮影枚数は0~75(5枚単位)
設定枚数撮影後はスタンバイに移行します。
撮影枚数0設定は連続運転。
詳細はお問い合わせください。
bzk00100@nifty.com
・ 電源ONで恒星追尾設定
・ TonToff 表示切替
・ Toff 時限設定
これら4項目を同時に設定切替します。
(注意:再設定時は必ず4項目の設定を行ってください)
○ 方法
[SW1_1][SW2_1][SW3_1] に切替 [VR]を左いっぱいに回す
[左_SW][ST_SW] 押した状態で電源を投入します。
--- ---
ton of 5
この表示が現れます。
[SW1_2][SW2_2][SW3_2] に切り替えると
mup nsp
Exp of5
と表示が切り替わります。
[SW1_2] mup : ミラーアップ
[SW2_2] nsp : 電源ONで恒星追尾
[SW3_2] Exp : 表示の切替
設定になります。
[VR]を回転するとof5の数値が変わります。
これがToff (Int) 時間になります。
可変範囲は 5~35秒
[右_SW] クリックで設定は完了し、スタンバイモードに移ります。
例えば
mup nsp
Exp of15
この状態で設定を完了すれば、スタンバイモードの表示は
STBY 66%
TRQ:100%
となり、66%時のモーター駆動音が聞こえます。
[SW1_1][SW2_1][SW3_1] に切替
STBY K/M
Exp: 60
追尾モータ音は恒星追尾速度になります。
K/M はミラーアップ設定で恒星追尾速度を表します。
注意:上記Toff時間設定により、これまで搭載しておりました、Ton Toff 設定モードは廃止します。
注意:ミラーアップからシャッターが切れるまでの時間は5秒固定で、出荷時変更可能です。
*********** ver211 追加機能 *********
撮影枚数設定
VRを左いっぱい
[SW1_1][SW2_1][SW3_3] に切替
Tof: 5
count:0
VRで枚数を設定できます。
撮影枚数は0~75(5枚単位)
設定枚数撮影後はスタンバイに移行します。
撮影枚数0設定は連続運転。
詳細はお問い合わせください。
bzk00100@nifty.com
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