ブログとメールで多くのコメントとお便りを頂き、作り手として大変感謝しております。多少の混乱もありますから、少しまとめます。
1. 極軸に対し0.1deg以内の精度を実現するためには三点調整機能付、架台と照光機能+レチクル付単眼鏡が必要。
2. 1.は架台が必要なため、既にご購入されたお客様への対応が難しい。
3. 極望には極軸に対して精度を求めず、DPPAの補完的機能と考える。
a, 例えば極軸調整穴の代替でしたらレチクルは不要で、DPPAの時間短縮効果は大とのご連絡も頂きました。
b,重心移動による極軸ズレ補正用とするなら、最低限のレチクルが必要。
c,100mm程度ライブビューで北極星が写る安価なカメラやスマホからリアルタイムでモニターできる様なモノがあれば良いのですが・・・調査します。
4. 極望の設置場所について
a,フレームの場合:極軸との誤差はたぶん0.5deg以内だとは思うので、3.a,bは可能と考えてます。構造的には裏面に4から5mm厚のアルミアルマイトになりますから、そこそこいい値段になると思います。
極軸補正時は、地上に対象を求める事ができる。
b,雲台ステージの拡張:この方法でも3.a,b,は実現できるような気がします。(試作とテストは必要)板金の加工+塗装ですから、4.a,より安価だと思います。
極軸補正時は、北極星に限らずシリウス等の明るい星でも可能。