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ありがとうございました。

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本年もお世話になり、ありがとうございました。 2014年は あんな事や・・・ こんな事・・・・ さらに あんな事とこんな事を合体して・・・・てな事を考えております。 ではでは、良いお年をお迎えください。

Higlasi-3

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お問い合わせで、Higlasi-3の内部が見たい・・・と。 シンプルそのものですが、この位置に落ち着くまで、58枚の構造図を描きました。。 モーターのシャフトを切れば、あと3mmはスリムになるのですが・・・。

Higlasi-3

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早速、お得意様からご意見を頂いております。 「それでは重すぎます、登山には持っていけません・・・」 Higlasi-3 の使命は2つあります。 ①Higlasi-1に代わる軽量化タイプ ②Higlasi-2とドッキングして2軸の赤緯ユニット 軽量タイプでは既に安価なナノトラッカーなるブツがあります、Higlasiはこことガチで喧嘩をするつもりはありません。 先日現物を見せて頂き、想像していたモノよりしっかりできているな~と感心しました。原価も聞きましたが、Higlasiのある小部品より安価でした(苦笑 ①はとにかくHiglasiらしく軽量化を行い、この小さな怪物に満足できなくなった天体ファンの目に留まるようなブツに仕上げたいと考えております。 先ずは一個一個の小部品から再検討です。 プロトタイプの本体重量は640gで、軽量化タイプは少なくても500gにしたい所です。 さ~て、どうやって・・・。 例えば、ウォームホイールの厚みを落とします。 これで、65g --> 47g 18gのダイエットです。。。

Higlasi-3

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相変わらず、ミスの目立つプロトタイプですが、とりあえず、部品は収まり、それっぽく動作も確認できました。 本体はツートーンにすると、少し小さく感じます。

Higlasi-3

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Higlasi-3の板金が出来上がってきたので、とりあえずの仮組みです。 塗装してないせいか、思ったより大きく感じます。 重量はこの状態で、ちょうど500gでした。 雲台座とステージを取り付けると、600g強になってしまいます。 (500g以下を期待されたお客様、ごめんなさい) 手前の板金は表示付コントローラーです。 桜が咲く頃までには何とかしたい所ですが、どうなりますやら・・・。 本体(メカ部)はこの先、大きな変化は無いと考えています。 ところがコントローラ部は多様化するハズで、分離する事により自習度は格段に広がります。 上の写真のコントローラはHiglasi-2B+表示ユニットの板金ケースですが、恒星モードだけで良いならば、スイッチ類は全て不要ですから1/3サイズでできるかもしれません。 電子回路の好きな方でしたら、自分で作ったコントローラで駆動する事もできます。wifi経由携帯端末でコントロールする事だって可能です。。

老眼用極軸調整(導入)穴の代替え?予備実験

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Higlasi の極軸調整穴は老眼の方にはまっこと使い辛く、私は使った事すらありません。 されとて、市販の極望は高価で、HiglasiにはDPPA機能がありますから、もったいないのも確かです。。 ネットでうろうろしてますと、 こんなブツを見つけました。 表示機能付きパソコン不要のアイピースです。これに北極星が写れば、 極軸導入やカメラの向きを変える事による極軸ズレモニターとしても・・・ 使えるかも知れません。 さらに欲張るなら、来年末までにはやってみたい、オートガイド用のガイド鏡になるかも知れません。(戯言かも??) 早速、手持ちの単眼鏡を旋盤で加工し・・・。 単眼鏡では少し倍率が高過ぎました。 市販のレンズですと、20mmくらいが良いのかも知れません。 でも、このアイピースに市販レンズを付けると、市販の極望を付ける方法とあまり価格差は出ないかも知れません。

お客様便り・・・

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愛媛県のN様から ----- 900 mmでの追尾のお話、興味深く読ませて頂きました。 実は私も 300 mm× 2 倍テレコンでの M42 に挑戦したことがあるのですが、 自分としては もう少しシャープに撮れないかと思っております。 ただこのあたりは レンズ性能なども絡んでくるので出来ればBORGあたり を使ってみたい です。 実際にはこの焦点距離になるとピント合わせのためにちょっとレンズに 触っただけでものすごく揺れるのでシステム全体の強度も重要なのでしょ うね。基本的にはポタ赤でやるようなことではないのかも知れません。 何かの参考、あるいは話のネタになればと思い写真をお送りします。 M42は換算900mm(300mm×2)、ISO6400、125秒×3枚 馬頭星雲は換算675mm(300mm×1.5)、ISO6400、240秒×19枚 これをDSSでコンポジット(スタック?)したものをLR3.6で現像して います。どちらもノートリミングです。 ちなみにレンズは benzo さんと同じシグマの 300 mm F4 アポテレマクロで カメラは Fuji の X-E1 、テレコンはケンコーの PRO2 倍とノーマルの1.5倍です。 今後も色々とバージョンアップが検討されているようで楽しみです。 個人的に今のシステムに一番足したいものは微動雲台ですね。 ----- 今、Higlasi3の試作を御願いしているのですが、図面にミスが多く、板金屋さんから添削の嵐でなかなか進みません(苦笑

スカイメモの改造・・・続報

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お客様にはこの状態でお渡ししました。 できる事はご自分での希望で、パネルはお客様に作って頂き、構造図とパネルの図面はこちらで作成しました。 構造図 パネル穴加工図 昨夜パネルができましたのお便りと写真が・・・。 モジュラージャックはST4準拠オートガイド用です。 ------ こんばんは。  改造スカイメモですが本日片側のパネルができ、基板などを固定しました。 まだ塗装もインスタントレタリングもしていませんので、のっぺらぼうで間抜けな 感じがしますが・・・。  反対側は現在外注依頼中ですので、年内には全体が完成する予定です。 取りあえずの状態を写真でお送りします。 オートガイド含め、年末ごろから本格試用ができると思います。  なお本”改造スカイメモ”機は、自分のイニシャルを付けた「スカイメモHK」と 呼ぼうと考えています。 ------- 操作仕様 トグルsw1-1: 恒星モード キングスレート(86190秒) トグルsw1-2: 星景モード 0.67% トグルsw1-3: 太陽モード 0.9972% トグルsw2-1: stop トグルsw2-2: ニュートラル  この位置でオートガイドが有効 トグルsw2-3: 2倍速 トグルsw3-1: 北半球 トグルsw3-2: 南半球 トグルsw3-3: 北半球 左タクトsw: 西早送り 中央タクトsw: 追尾スタート、DPPAスタート 右タクトsw: 東早送り 最小回転角0.51136秒角(29.404PPS) アルミパネルを当方で製作(レタリング無)するとすれば、材料+ソフト変更+作業工賃込3万円くらいで対応できると思います。

お客様のブログ・・・

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お客様のブログを観ていて、赤道儀を作り始めた頃の目標は、ほぼ達成できたな〜と嬉しく感謝しております。 (自作のポタ赤で馬頭青雲を撮りたかった) http://kinomukumamani.doorblog.jp/tag/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%A4%A7%E6%98%9F%E9%9B%B2 http://galaxygazer.seesaa.net/article/382064656.html 現時点、出荷した全てのHiglasiでこれらの映像が撮れるかどうかは分かりません。 (仕様上は難しいレベルかも知れません) 少なくても、カメラを含め、僕が持ってる機材と技術では到底無理です(苦笑 これからの目標は全てのHiglasi でこの映像が撮れるHiglasiっぽいカラクリを考えます・・・。 上の写真、お客様のブログから無断で掲載しております。問題でしたら、お手数ですがご連絡を御願い致します。

スカイメモの改造

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やらなくてはならない事が多く、なかなか、このブログを更新できません・・・(言訳 表題の件、やっと動くようになったので、最も興味があるスカイメモのPモーションをれいの治具にて測定してみました。 測定の様子はこの通りで、かなり粗っぽいのですが・・・ 結果は・・・ Y軸がPモーション値(秒角)です。 実写はもう少し時間が必要ですが、後日、ご報告します。

お客様からの要望・・・・検討中

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ありがたい事にお客様からいっぱい要望を頂いてます。 ① シャッター回数の表示。   これは既に一部のお客様の特殊仕様で対応しております。 LCD部右上がシャッター回数です。 ② シャッター回数を設定。 案:sw1-3 + VRでシャッター回数を設定し、表示は①の位置でダウンカウント、追尾は継続し、シャッター回数を再設定でしる。。 現状sw1-3 はタイムラプスですが、設定で選択可能 ③ 時限設定を1秒単位で正確に・・・ VRの電圧を内蔵のADコンバーターで数値を決めているため、64諧調が現実的なところです。ですから、例えば10分を1秒毎に設定する事はプログラム上は可能ですが、数値がパラパラして現実的では無いと考えております。 現状、設定値より-1秒~-2秒の差がありますが、プログラムを修正する事で、最大1には収まると思います。 ④ 極軸望遠鏡 お客様からは極軸穴とDPPAの中間的なモノで良いのでは? または DPPAで調整した後、カメラの方向を変えた時に重心移動による極軸ズレを補正できるような・・・・そんなイメージの極望アイデアを頂いております。 ここはもう少し、考えさせてください。 ⑤ 雲台座を板金では無く、円形の削りモノで・・・ これはコストをかければほぼ解決すると思います。 でも、他社様の様にその部分だけで、ん万円はHiglasiらしく無いな~~って考えております。 昔から、天文に携わるお客様のイメージは良くないかも知れませんが、僕は、金属で実現しなければならない事は無いと考えております。長時間安定でポタ赤の仕様には耐えられる剛性を持った樹脂は多くあります。。 ここも、やってみたい事があり、もう少し、時間をください。 ⑥ オートガイド入力 (ST4コンパチ) 2倍速と停止信号を入力できるインターフェースをver3基板には設ける予定です。 多少、へんてこりんな場所に穴を開けなければなりませんが、Higlasi-1,-2 でも対応できる方法は考えます。 ⑦ 底部1/4ネジ補強 既に対応可能ですが、現時点、問い合わせゼロです。 ⑧ Higlasi エンジンで動くスカイメモR 現在、開発中・・・。 ⑨ 暗闇でも Sta_sw が分かるように・・・。   次回ver3基板からはSta_...

お客様から・・・

岡山のお客様から以下の問題点を頂きました・・・ ------ ①VRモードで撮影していて  設定時間の撮影が終わりシャッターがOFF後に  2秒(デフォルト)のインターバルになりますが  このインターバル時にsw3-1→sw3-2にして  「追尾を止める事無くレリーズを OFF」 状態になりますが  ここでVRの値を変更したり、カメラの角度を動かしたりしたのち  sw3-2→sw3-1に戻すと  通常はシャッターONとなり撮影が開始されますが  シャッターONにならず露出カウンターだけが  動くということがありました。  頻度は撮影中には結構な頻度で発生する感じです。  対処方法としてはインターバル中にsw3-2にするのではなくて  シャッターON中にsw3-2にしてシャッターoffとなった場合は  上記現象は発生しません。 ----- この現象を確認致しました。 シャッターONからOFF直後に sw3-1→sw3-2 の操作を行い sw3-2→sw3-1 に戻すと、問題無くシャッターはONしますが シャッターONからOFF後1秒以上待つと、sw3-2→sw3-1 の 操作でシャッターはONしません。 シャッターONにならず露出カウンターが カウントダウンし次のインターバルからONします。 弊社対応:次回のバージョンアップ時に対応致します。

11月生産 誤記訂正

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11月生産にやっと目処が立ちました。 ご予約を頂いたお客様、大変お待たせ致しました。もう少し早くご準備できるハズだったのですが、私事、予期せぬ事だらけの2ヶ月で(継続中)、こんなに時間がかかってしまいました。 先ずはご予約頂いたHiglasiを11月19日に出荷予定です。 (誤記訂正 11月19日出荷 -->11月20日出荷予定) 在庫は11月25日ごろになると思います。今年の生産はこれで終了です。 今後の予定 ・Higlasi−3を図面化し、試作の準備を進めます。 ・Higlasiエンジンver.3開発   オートガイド I/F   LCD I/F   USB I/F ・Higlasi らしい極望の検討   カメラの重心移動による極軸ズレの補正用 ・旧スカイメモの機構部をHiglasi エンジンで駆動する特注品開発   (うまくいけば正式に受注できる準備を致します。。) Higlasi-3 外形 Higlasiエンジン ver.3 スカイメモ改造イメージ

ねじバカ 11/16 追記

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仕事私事とバタバタしてまして、ブログがなかなか更新できません。 もう2週間以上前の事ですが・・・ 「ネジが無くなった~」と鳥取県の I さんから 返送して頂くと、写真の通りです。 Higlasiの中から切粉がいっぱい出てきました。 新しい底板に変えればそれで済むのですが、これも何かの縁と思い・・・ 真鍮棒を加工し1/4ネジを組み込みました。 先日、お客様から頂いた ご 提案  にもありましたが、この穴の補強が必要なのかも知れません。 それで、ヘリサートを挿入できる準備を進めております。 価格等の詳細はこれから決めますが、底板のネジにご不安を持たれているお客様がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願い致します。 11/16 追記 こんな感じになります。。

EEPROM 不良

お客様のブログに表題内容と思われる現象が起きてました。 以前、このブログでもEEPROMについて書きました。 EEPROM: Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory 不揮発性メモリ http://tatsujijii.blogspot.jp/2012/02/eeprom.html それなりにシステムを変更し、出荷検査も工夫していたのですが、PICーCPUには潜在的にEEPROMの品質問題があるのかも知れません。 (コンパイラーの問題では無いと思います) 現象としては 「プリセット内容が電源を切ってしばらくすると(数秒〜数日)内容が変わる」 です。つまり不揮発性メモリのデータが揮発してしまうのです。。 上のリンク先でも書いたのですが、僕は昔からこのEEPROMのトラブルに縁があります。サラリーマン時代は月に数千個単位で使用する設計に携わっていたため、チップメーカーに対してもそれなりに改善要求ができたのですが、月産数台ではどうにも力がありません。ですから、自分の身は自分で守る意味で、これからのシステムの考え方は 「EEPROMの内容は壊れる」を前提にしなければならないかも知れません。 例えば、電源投入時に、 EEPROMの内容を確認し、破壊が起きていたなら、デフォルト値に戻す。 (幸いにPICのEEPROMデータが壊れる場合、知る限り、H'FF 値になります) または ユーザープリセット値をEEPROMの数カ所に保存し、多数決で動作を決定したり・・・ もう少し、考えてみます。 お客様のHiglasiで同じ現象が起きてましたら、ご連絡をお願い致します。

焼き嵌め

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以前、シャフトと雲台を載せるカラー部の結合で難儀してる事をブログで書きました。 数人のお客様からアイデアを頂き、その中の一つ、「焼き嵌め」をやってみました。 大昔、理科の実験でやった↓これと同じ原理です。 真鍮製のカラーを熱し、シャフトを挿入します。 シャフトが触れた瞬間、カラーの収縮が始まり、一回目の挿入量は僅か1mmでした。 僅か1mmの嵌めあいでも、シャフトとカラーの結合力は10cm位置で軽く10kg以上あり、十分な内容です。 再度こころみ、ほぼ完ぺきな状態で結合できました。 安心感を持って使える技術ですが、問題は弊社の設備ですね・・・。 今日は台所のガスコンロでした(苦笑

改造依頼

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お客様から、こいつの改造を依頼されました・・・・ いや~初めて現物を見ました(笑 改造内容はザックリ↑こいつを↓これで動かすって事です。 つまり、DPPA機能や東西早送り機能を持った「SKYMEMO R」を作ろうって話です。 難しい話では無いと考えてるのですが、問題は現時点、Higlasiの在庫が無い状態で、直ぐには取り掛かれそうない事です。たぶん、12月末から1月になると思います。 できましたら、ご報告致します。。。

打ち合わせ

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ここのところ、Higlasi 以外の事でバタバタしております(苦笑 先日、この業界(天文関連)で、長い間活躍されている方とお会いする機会があり、同時に Higlasi を評価して頂きました(頂いております)。 これは近日中、再度お会いするために作成頂いたペーパーです。 少しくすぐったい部分もありますが、あえて、そのまんまで・・・。 全て実現できるかどうかは難しい部分もありますが、少しづつ、この線を確認しながら、Higlasi らしさを忘れず、開発を進めようと考えております。

ひとりごと・・・

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こんな事は報告の必要は無いかもしれませんが・・・ 北海道のW様に間違った部品(USB電源仕様に電池ホルダー)を同梱したため、返品頂いたHiglasiの基板を調べております。 電源仕様 5v±5% に8P電池ホルダーから 10v以上の電圧がかかった事が容易に考えられます。基板上のPIC_cpuに貼られたバージョンを示すシールは軽く茶色に変色しておりました。 しかし、驚いた事に完全に壊れてませんでした。ちゃんと表示ユニットに内部のデータを吐き出してくれました。 (もちろんこの基板を製品に使う事はありません) 表示ユニットの53は電源の投入回数を示します。 Higlasi の動作がおかしいために50回以上、電源を入り切りされたのだと思います。 W様、申し訳ありませんでした。。

シャフトとカラーのはめ合い部スリップについて・・・

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先日、不具合を指摘された表題の件ですが、スリップの再現テストを続けておりました。 これまでの製造方法は圧入+接着です。 現検査基準は10kg/10cmなのですが、圧入が弱いと6kg~8kg/10cmくらいで接着部が剪断剥離する事が分かりました。 (製品仕様 最大荷重:3.5kg 破壊荷重:8kg) 圧入をゼロにして(+公差)、シャフトに追加工し、4mmのホーロービスで固定すると15kg/10cmでもスリップしない事の確認が取れましたので、今後の製造は 圧入(-公差)+シャフト追加工+4mmビス固定+接着とします。 尚、現在ご使用されているお客様の多くは、基準を満たしておりますし、同様の不具合が発生した場合は責任を持って対処致しますので、自己テストは絶対止めてください。 ウォームギヤを付けた状態で、このテストをされますと、高い確率でギヤの変形が発生します。 ちなみに 1/1000 mmの変形はピリオディックモーション約9秒角に相当します。 また、10kg/10cm 以上の荷重がかかりますと、はめあい部のスリップでは無く、ウォームギヤの固定ビスがスリップします。

またまたやってしまいました・・・すみません。。

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北海道の W様 申し訳ありません。 USB電源仕様のお客様に標準電源仕様の同梱材を送ってしまいました。 USB電源仕様に同梱の電源ケーブル コネクタの先は黄色です。 標準電源仕様に同梱の電源ケーブルと8P電池ホルダー コネクタの先は黒です。 USB電源仕様をご注文くださったお客様で、もし、8P電池ホルダーが同梱されてましたら、絶対に接続しないで、ご連絡を御願い致します。。

お客様から・・・

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愛媛県のN様から ------ ドリフト法によって極軸をあわせて撮影したアンドロメダ銀河の 写真を添付しておきます。 レンズは300mmでAPS-Cサイズなので換算450mm、180秒 です。 1枚ものノートリミングでこれだけ写っていれば十分以 上だと思っております。 ------ 僕もアンドロメダ星雲は何回かトライしているのですが、こんな絵は撮れた事がありません。 どうぞお客様、お手持ちのHiglasiでこんな写真は撮れない・・・のクレームだけは堪忍してください(苦笑

Higlasi 的極望

ブログとメールで多くのコメントとお便りを頂き、作り手として大変感謝しております。多少の混乱もありますから、少しまとめます。 1. 極軸に対し0.1deg以内の精度を実現するためには三点調整機能付、架台と照光機能+レチクル付単眼鏡が必要。 2. 1.は架台が必要なため、既にご購入されたお客様への対応が難しい。 3. 極望には極軸に対して精度を求めず、DPPAの補完的機能と考える。  a, 例えば極軸調整穴の代替でしたらレチクルは不要で、DPPAの時間短縮効果は大とのご連絡も頂きました。  b,重心移動による極軸ズレ補正用とするなら、最低限のレチクルが必要。  c,100mm程度ライブビューで北極星が写る安価なカメラやスマホからリアルタイムでモニターできる様なモノがあれば良いのですが・・・調査します。 4. 極望の設置場所について  a,フレームの場合:極軸との誤差はたぶん0.5deg以内だとは思うので、3.a,bは可能と考えてます。構造的には裏面に4から5mm厚のアルミアルマイトになりますから、そこそこいい値段になると思います。 極軸補正時は、地上に対象を求める事ができる。  b,雲台ステージの拡張:この方法でも3.a,b,は実現できるような気がします。(試作とテストは必要)板金の加工+塗装ですから、4.a,より安価だと思います。 極軸補正時は、北極星に限らずシリウス等の明るい星でも可能。

自己メモ的・・・Higlasi 用極望

1.極軸望遠鏡の問題点  ①0.1deg以下の精度を保証できるHiglasi用極軸望遠鏡(以下極望)を作る場合、三点止めの調整機構部が必要で、安価には実現できない。  ②そんな架台を作った場合、既に購入いただいているお客様への対応は難しい。  ③極望の設置調整は意外と難しい(私心) 2.DPPAの問題点   ①使った事の無い人には、なんとも分かり辛い。   ②北極星と極軸とλumiの位置関係を把握する必要がある。   ③長かったり、重かったりの機材を使用する場合、極軸調整後の重心移動で、三脚等のたわみ量の変化による極軸ズレを起こす可能性がある。   ④DPPA実行前の極軸調整穴による導入は老眼の方には難しい。  ☆極望があれば・・・③の補正が容易  ☆④方位だけである程度、DPPAが実行できる位置に導入できます。 これらの問題点を解決できる方法は? それがHiglasi用極望ですね。。 ポイントは 2.③ だと考えております。 つまり、極望+架台 より安価で、Higlasiを購入くださったお客様にも対応可能で、老眼にも優しく、重心移動による極軸ズレを容易に補正できるような・・・装置です。 35mm換算、160mmf4クラスで1万円以下のコンデジがあれば、ライブビュー機能で北極星が写れば、安価な極望になるような・・・・気がするのですが。

極軸望遠鏡

極軸望遠鏡の問い合わせをよく頂きます。 それに代わる機能としてのDPPAなのですが・・・ これで9割以上の方で目的を果たせると考えていたのですが・・・ 重い機材や長い機材を使用されているお客様の場合 三脚や雲台のたわみによる極軸ズレは問題になるかも知れません。 それを補う方法として http://tatsujijii.blogspot.jp/2012/11/blog-post_8.html ここでレーザー補正の可能性をご提案したのですが、お問い合わせも無く・・・ 今朝、2chを読んでいて・・・ 「Higlashiのカーチス法もおもしろそうなんだけど、変態歴が長いこともあって、写野決めた後に極軸状態確認できないのがネックなんだよなぁ。」 やっぱりそうなんや〜と思った次第です。 さ〜ってどうやって・・・これが問題です。 正攻法でやれば、高価なモノになってしまいます。 ・・・ 極軸と旋盤の精度で直角を保証できる場所が一箇所あります。 これを巧く使う事ができれば、安価で精度のいいモノができるのですが・・・・。

自己メモ的報告ですが・・・

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アングル部の大きい雲台はどうしてもモーメントが大きく、ふにゃふにゃ感は否めないのですが、Higlasiに定量的なストレスを加え、ふにゃふにゃ量(変位量)を測定し、追尾による重心移動で加わるストレス量の変化を計算すると、一枚の撮影時間ではほとんど無視できる事も確かです。 一般的な雲台にカメラを載せた形態では現状で大きな問題は無いと考えているのですが、大きななアングルやステーを使用された場合、やはり、梃の作用もあり、どうしてもふにゃふにゃ感は気になります。この気になる感は商品としては重要な要素だと認識はしております。 そこで、少しでも改善できないかと、Higlasiの裏面に厚さ5mmのアルミ板を4か所で固定し変位量を測定してみました。 雲台座から垂直に7cm位置を3kgで写真の方向に引くテストでは、アルミ板のあるなしで、変位量は44%の変化がありました。テストのアルミの板も大きすぎて現実離れしてますが、期待していた数値よりいい感じです。また、この種の板でふにゃふにゃ感がどこまで改善できるかは全く不明ですが、やってみる価値はあるのではないかと考えております。。。 また、裏面のアルミ板には1/4wのタップを切ります。タイムラプスでご使用のお客様からの要望にも対応できます。 明日から、しばらく、仕事になりません。 メールはチェックできます。ご迷惑をかけるかもしれませんが宜しくお願い致します。

最大荷重、破壊荷重について・・・

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お客様の ガタ報告 で表題項目が問題になってきたように感じます。 Higlasi の設計を始めた頃、この業界の事をほとんど知らない私は表題項目やピリオディックモーション(以下Pモーション)を測定するためのスタンダードが存在しない事に驚きました。 それにも関わらず、最大荷重とPモーションは機種選定時の判断で大きなファクターであることは天体を趣味とされている方々のブログで知りました。 Higlasiを通し、多くの方々と知り合い、中でも重鎮的存在の匿名さんともTELで話す機会があり、彼の見解でも最大荷重とPモーションの評価はそれぞれの会社の独自基準って事でした。 Higlasiでは可能な限りこのブログやHPで公開してきたのですが、もう一度、数値の根拠をメモしときます。 最大荷重:3.5kg ステッピングモーター検査の合否は0.1Nmです。 このトルクがベルト歯車 16:44、ウォームギヤ 1:60 で赤経軸に伝達されます。 つまり、0.1Nm×44/16×60/1 = 16.5Nm ギヤの伝達効率を30%として4.95Nm これは回転軸の中心から10cm位置で約5kg で、経年変化(ギヤのワックス等の劣化)を考慮して 3.5kg としました。 装置の剛性に関しては全く考慮しておりません。 剛性に関してのテストはこんな事をやりましたが、的確かどうかは不明です。 http://tatsujijii.blogspot.jp/search?q=%E5%89%9B%E6%80%A7 破壊荷重:8kg 写真の通り、赤経軸とウォームホイールは4mmのビス2本で固定されています。この固定限界が10kgです。つまり、赤経軸から10cmの位置で回転力を与えると、固定ビスが滑りはじめます。これが滑ると、ウォームギヤとの接触条件が変わります。 ここから、破壊荷重を8kgとしました。 これは搭載荷重8kgを保証する数値ではありません。 装置が壊れてしまうかもしれない数値とお考えください。 新たなパラメーター ガタ報告  のMASAさんからのコメントで赤経軸延長上10cm位置で3.5kgの荷重を加えた場合どうなるか? これはまさにガタ報告を頂いたお客様の使用環境でどうなるか?を表現するパラメータだと思います。これに関しては、全く考えておりま...

お知らせ

10月1日から10月11日の予定で営業を休みます。 メールのチェックはできますが、返信は少し時間がかかると思います。 ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

お客様からのレポート 9/25 9/26 9/27追記

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http://d.hatena.ne.jp/madogiwakanbou/20130923#p1 お客様のブログから・・・。 詳細は未だ分からないのですが、アリミゾ、アリガタが原因では無い様子なので、以下のような事が考えられます。 1 ウォームギヤのバックラッシュ 2 ウォームシャフトとベアリングのクリアランス 3 ベアリングとフレームのクリアランス 4 フレームの剛性不足 詳細が分かり次第、ご報告致します。 9/25 追記 お客様からのメールより・・ ----- >もしかすると、ギヤのバックラッシュかも知れません。 >お手数ですが、回転角を変え、90度毎で、**さんが感じられるガタの量が変化するか >どうかをチェックして頂けませんか? ガタはバックラッシュではありません。ブログの写真の状態で、ボーグ微動雲台の 頭あたりを持って回転軸と直角方向に力をかけてみた、という感じです。 力の程度は文章で書くとぜんぜんわからないとは思いますが、軽く押したよりも、 もうちょっと力を入れた、というくらいでしょうか。 壊れるほどは押していないと思うのですが・・・ 多少押しても動く感じが無くて、押した手に硬い感じが伝わってくる、というのが 理想だと思います。Higlasi-2Aは少したわむような感触です。 もし確認に必要でしたら、ブログの写真に写っていたボーグ微動雲台とプレートを そのままの状態でお送りしますがどうしましょう? ご連絡いただいたとおり、90度づつ回してやってみましたが、(手の感覚なのでいい かげんですが)とくに同じように感じました。回転方向に関係なく、上下よりも左右方向 に押した時の方が大きいような気もします。 グラグラと書きましたが、もちろんそんなに大きく動くわけではなくて微妙かもしれません。 それでですが、やっているうちに大変なことになってしまいました。アリミゾを手で回す と容易に空回りするようになってしまいました! ガタは最初よりもかなり大きくなっ たような気がしますので、私がグラグラといっていた状態がどれくらいか再現できなく なってしまいました。軸のはめ合いの問題だったのかもしれません。 ということで不良品かもしれないので、明日お送りいたします。 >推奨規格がありましたら、教えてください。 ...