2011年7月14日木曜日

ピリオディックモーション測定治具_09

昼間はピーカンなのに夜になると雲が広がり、撮影ができませんでした。
昨夜はほぼ満月、雲も多いながら、晴れ間もあり、何とか連続的にデータが取れました。。。
上は製作中の測定治具から得られたグラフ。
下は実写(3周期弱)。

治具から得られた数値と実写からのピリオディックモーション値は100秒角を示していし、なんとなく傾向は掴んでる感はあるので、合否判定には使えそうですが、本来の目的、偏芯補正値を出して、追加工用データを得るには・・・・だいぶ近づいて来ましたが、もう少し、何かが必要です。。

追記(20:47):

治具が少し共振気味だったので、モーターのスピードとギヤの噛みあわせ+αで、ずいぶんと、それっぽくなってきました・・。





4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

実写と比べてまずまずの成果を得られたようで良かったですね!
エンコーダ計測の方は、グラフをダルくする計算式をくぐらせていますか?たぶんやっておられると思います。それをしないともっとピョコピョコしたグラフになると思います。
測定器が悪いのではなくて、極軸は実際にピョコピョコ動いているのだと思います。しかし、撮影時はその上に何らかの台座が付いて、雲台がついて、カメラがつく、となるので様々な箇所でピョコピョコが吸収されるため、実写のPモーションカーブは緩やかに写るのだと思います。
したがって、計算式を工夫してグラフをダルくすることは、決してインチキな手法ではないと思います。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん、こんばんは

治具が共鳴気味だったので、少しの手直しで、ピョコピョコはずいぶん良くなりました。

ダクるって言うのですか?
ちょっとだけインチな手法ですが、Bスプラインで抑えております(笑

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

共鳴 ---> 共振です(汗

>実際にピョコピョコ動いているのだと思います。

恒星時速度の時、ダイヤルゲージで見た事があるのですが、その時はたしかにスムーズとは言えない動きでした・・。
治具評価の場合、0.5°の動きに対するモーターの駆動クロック数を計数しているので、あまりピョコピョコはマズイですよね?。。。
上記で貼った画像はかなり良い時みたいで、追テストで条件を少し変えると、簡単にピョコピョコします・・・。

匿名 さんのコメント...

極軸にきちんとエンコーダをアタッチさせるのは大変ですよね。その部分で物理的な変化が出てしまっては何にもなりません。
私は直付けですが、今のところは製品を出荷前に測定する予定はなく、研究用のテストですから、その都度がんばって装着しています。
コンスタントに作業をするために、ポンポンと瞬時に装着するにはかなり工夫が必要だし、極軸側にもそのための勘合部などが必要になりますね。
前にお話ししたように、案外タイミングベルトは良いと思います。歯車比も選べますし。その部分でPモーションが出る可能性は高いですが、共振のような現象は出にくいと思います。
ユニバーサルジョイント系のカップリングは、エンコーダにかかる圧力変化が心配です。また、完全に真っ直ぐ装着しないと、角速度エラーも出るでしょうね。