2011年11月17日木曜日

カーチス・デジカメ法モード + 剛性確認

使い勝手を確認するため、毎日夜空を撮ってます・・・
カーチス・デジカメ法」モードはさらに一歩、進歩?しました(笑
操作方法
スイッチ長押し・・・・後は全て赤道儀がやってくれます。。。

スイッチ長押し
500倍速で運転開始
0.5秒後レリーズ_on
約30deg回転
レリーズ_off
1700倍速で原点復帰

200mm で、だいたい 3回繰り返せば、北極星の軌道の内側に、極軸を合わす事ができます。

バルブ撮影中、追尾を継続しながら、カメラの設定を変えたい事があります。
今はレリーズケーブルを抜いて変更をしているのですが、レリーズケーブルにスイッチがあれば、さらに便利が良いかも知れません。
これはオプションとして必要ですね・・・。

eos60Dのレリーズケーブルはカメラ側はΦ2.5のプラグですが、他のメーカーの仕様を調べなくては・・・。

まだ、測定方法を確立できないのですが、200mmで極軸をあわせ、最も赤道儀に応力のかかる真上を撮影した場合、極軸は0.11deg変位する事を確認しました。
ま~問題は無いと思いますが・・・。
方法は極軸にレーザーポインターを固定し、2600mm離れた場所のスポット位置の変位での計算値です。
写真は三脚に付けてますが、上の数値はテーブルに固定した場合の値です。
三脚だと、2~3倍数値が大きくなります。
このあたりをもう少し綺麗にまとめたいのですが・・・。

レーザースポット

極軸調整位置

最も応力がかかる位置
投票ありがとうございます。(71)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

カーチス・デジカメ法(DPPA)をワンタッチできるのは素晴らしいですね!
円弧を描かせる撮影は何倍速くらいが適正と思われますか?
竜爺さんは400倍速ですが、それだと極軸のクランプを緩めて、手でスーッと交わすくらいの速度ですから、高速駆動のない普通のドイツ型赤道儀でも手で回せば使えますね。
ただ、400倍速だと星の円弧が露出不足で薄くなってしまいます。もっと遅い方が良いのか? もっともっと遅い方が良いのか、レンズにもよるので試してみる必要がありそうです。
あまり遅いと日周運動の影響が無視できなくなります。
その無視できない日周運動で、北極星が楕円弧を描くことを利用したのが、本来のカーチス写真法なのですけど。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

>星の円弧が露出不足で薄くなっ・・・
ISO値3200,f/4,200mm,500倍速で問題なく回転の中心は確認できます。