2011年12月11日日曜日

お約束どおりの赤い月・・・



いいお月見でした。
月追尾モドキで1時間強撮りましたが、まあ、それなりのできで・・・(笑


光を失った月の近くで、輝いていた・・・昴
最も古い記憶の一つ、まだ、幼稚園にも行ってないころ、銭湯の煙突の近くで、ちっちゃな星が狭い範囲で、いっぱい輝いていた事を記憶してます。
昴なんて名前も知らなかったボクは、ぐちゃぐちゃ星って・・・。
そのころは目は良かったんでしょう、今は ぼ~~~っとしか見えません。
200mm f/4 ISO800 50s 4枚加算
等倍トリミング
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8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

プレアデスは1分露出ということもありますが、200mm望遠を完璧に追尾しているようですね。
超小型のポタ赤で200mmが使えるのですから、性能的にはパーフェクトだと思います。これ以上の望遠レンズはたわみを避けるため搭載の仕方を変える必要がありますから、高精度のポタ赤でも使いにくいです。
40歯の極小さなウオームホイールを、これ以上良くなりそうにないところまで追い込まれたと思います。さすがですね!

この性能なら、高価で大きなポタ赤や安価でも広角レンズしか追尾しないポタ赤は、アホらしくて使う気がしませんよ(笑)

Pモーションの測定グラフを拝見すると、通常はもっとも目立つ(ほとんどそれだけと言える)ウオームスクリュー1回転の36分周期のモーションがほとんど見えませんね。エージングとギヤヘッド無しモーターの著しい効果だと思います。
その代わり通常は見えにくいウオームホイールの歯の不整を拾っているようでグラフが短周期で上下していますね。
40歯の小さなウオームホイールですから、モーションの10″角は1/1000mmくらいに相当するので、当然の結果だと思います。モーターピニオンギヤの16分周期のモーションも拾っているように見受けられます。大きなPモーションがほとんど見えないので、些細な短周期のモーションが見えてきたのだと思います。

ただ、Pモーション周期が36分でなく5~6分に短くなったので、露出時間が短いほど望遠レンズが使えるようになるという、ウオームホイールの歯数が少ない恩恵は得にくくなったように思います。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

Pモーションの揺らぎ?は0.5度の平均値なのですが、再現性もそこそこあるので、匿名さんの解析どおりだと思います。
昴の写真はグラフの0-9°のどこかだと思います。
なぜ50秒かと言うと、月が撮れればいいやと思い、かなり雑に極軸を合わせたんで、200mmで長く撮るには不安だったんです(苦笑
ですから、データとしてはNGですね。
偶然、良い感じで、極軸が合っていたのかもしれません。
撮影の終了間際、3分で撮ったモノを掲載します。

匿名 さんのコメント...

PモーションのグラフはExcelのBスプラインによる平滑化をされていると言うことですね。
そのためグラフがずいぶん滑らかになっていますが、平滑化前のグラフはかなり激しくギザギザで、おそらく2倍ほど大きく振れていませんか?
幅が狭くて大きめな振れは平滑化の前は、ピョコンと大きく尖っているのではないかと推察します。

実際の星野写真には、ピョコンはほとんど写りませんが、撮影レンズのFが明るいとそうでもありません。
もちろん、星の実写によるPモーションの検証で写らなければ問題はありません。
しかし、実際の追尾をオートガイダー(PHDガイディングなど)のソフトで解析すると、そのピョコンはかなり小さくなるものの、ベンチテストと同じ感じで、けっこう激しくとらえられると思います。
ピョコンはノイズなどではなく、実際の動きなのだと思います。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

さすがです・・・。生データを貼ります。
15度近辺は谷も深く山も高いので、明らかに何か傷でもあるものと考えております。
絶対量は十分実用と考えているのですが、さらなるエージングでどうなるかを確認したく、耐久テストを兼ね、このサンプルを一日中200倍速くらいで、アンバランスな負荷で回しております。。。

匿名 さんのコメント...

やはり…図星でしたね(笑)
さっそくの生データの公開に敬意を表します。
四十数年もポタ赤に取り組んでいると、後進の人のやることはたいてい分かります(笑)
グラフの平滑化は必要な処理ですが、多めにやりすぎると「データの改竄」に近くなるので気を付けましょう。

最近はユーザーのレベルが向上したので、メーカーさんは安易に(測定などしていない)ヨサゲなPモーションの公称を慎むようになって良い傾向です。が、ベンチテストをできるメーカーさんが増えてくると、平滑化の「さじ加減」を多めにした公称値が出てくるのだろうなぁ…と今から気になっています。

グラフのピョコンは、明るい星は光芒に隠れて写らず、暗い星は露出不足で写らないので、影響するのは適当な明るさの星だけです。
たいして実害はないので、どうなんでしょうねぇ。生データと平滑化データの中間くらいを公称するのが妥当ですかねぇ?
すると、竜爺さんのHIGURASHIポタ赤は、生のデータで±22″角、平滑化のデータで±13″角くらいなので、公称は±18″角が妥当でしょうかね? 極めて立派というか、40歯のウオームホイールですから、量産メーカーには絶対作れないと思われるほど高精度ですよ。

デジカメの高感度で露出時間が短くなって、精度の悪い赤道儀でも使えるようになったことは確かですが、高感度で時間分解能が上がったため、ピョコンが写りやすくなり、そうした意味では逆に高精度が求められるようになりました。
フィルム時代は、1~2秒間くらいい追尾が大きく乱れても、全く写らなかったものなんですけどね。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

ありがとうございます。。。笑笑・・
データを隠す気はぜんぜん無いのですが、どうまとめるかを未だ思案中でして・・・。。
添付は左右各600回転時のデータで、エージング時間(回転数)も最適値模索中です。
何れにしても、納品時には一台一台、ウォーム360°の生データを付け、最もPモーションの少ない位置を原点に調整する予定です。

匿名 さんのコメント...

ちょっと気になったのですが、ウオームスクリュー1回転のグラフの上下の山の数が、モーターに付けたギヤの歯数と同じくらいですよね?

厚みのある上等な平ギヤを使っているので、ひょっとしたら、ギヤ同士の噛み合いの直角の狂いによって、噛み合う歯同士の接触面でPモーションが生じていませんか?
一度、噛み合わせをうんと緩くして測定してみてください。

私の場合は、噛み合う歯同士のPモーションを減らすために、モーターにはピニオンタイプの歯幅の厚い歯を、ウオームスクリュー側は特注の歯幅のうんと薄い平ギヤを使っています。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

そんな事もあるんですか・・・。すごいですね。
higrasiの平ギヤ小はモジュール05の36歯です。遊びは0.1~0.3くらい設けています。