2011年12月10日土曜日

ピリオディックモーション計測治具・・・続き

匿名さんとのコメントで出てきた ”例の測定器” の現状をご報告します。
その測定器は以前、このブログで何回か書きましたピリオディックモーション計測器の事で、それなりに進化しております。

誤カウントを減らすため、所有する旋盤で噛める最大の直径62mmのプーリを作り、ベルトも細くしました。
ウォームギヤとウォームホイールのかみ合わせをしっかりエージングする事で、ピリオディックモーションは劇的に改善でき、以下の性能を得られるようになりました。
X軸:回転角(ウォームギヤ3回転108分相当)
Y軸:ピリオディックモーション値(角秒)

これは再現性を確認するため同じギヤのかみ合わせ位置を4回トレースしています。
エクセルのBスプラインで平滑化(デフォルト)してます。
それでも、このサンプルでは±15秒角は謳えそうなのですが、全品の保証は現時点なんともいえないところです。
リリースまでには、ここのところをもう少し、明確にします。


5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おお!私の装置と同じような進化をしていますね!
パン焼き器の名前の高額なポタ赤は、ターンテーブル取付の受け側がプーリーみたいな型をしているのですが、竜爺さん式に細いベルトを掛けるためもあるんですよ。なかなか良いアイデアでしょ?(笑)
せっかく設計してあげたパン焼き器ですが、今は決裂して一人歩きしていますから、もう発展しないでしょうねぇ。
元々は3万円台で売るための簡略化した初心者用ポタ赤のメカです。それを次の上位機種の予定だったフライスのボディに入れて高額で売るのは良くないですよ。
格好が良いと性能も良く見えるらしくて、お年寄りや天文ファンでない初心者のカメラファンは購入してしまうようですね。
バリバリの天文ファンは「なんであんなのに9万円も払うの?」との意見が多いようで、分かっている人は分かっています。
「星野写真撮影機」として、確実なポタ赤を供給してゆきましょう。知識も技術もある竜爺さんは私の憧れでもあります。私はタダの天文好きの親父ですから(笑)

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

へ~興味深い話しですね。
でもでも、もしボクにたっぷりのお金があったなら、買ってますね、きっと・・・パン焼き器(笑

匿名さんはいつも褒めすぎ~(ニコニコ
確実なポタ赤・・・難しいです。計算やテストで自分に対し、論理武装はするものの、リリースは何回やっても恐いです・・・。

匿名 さんのコメント...

あと1時間以内に月食が始まります。こちらは東京なので晴天です。

PanHead EQの月の速度は役に立ちそうにないので、太陽時にしてタイムラプスの動画を撮影します。
月が東進して地球の影に入って赤くなって反対側から出てくる姿が捉えられるかどうか?
少し薄雲があるので、かえって雰囲気の良い動画になるかも。

竜爺 さんのコメント...

当地は雨が降ったり晴れたりで、どうなりますやら?赤い月とオリオン、スバルあたりが撮れればと・・・higrasi赤道儀をセッティングし、スーパーの袋をかぶせ、時間待ち。。

竜爺 さんのコメント...

eye-fi 使って、ストーブ抱え、パソコンでモニターしながらの・・・って、楽やね。。。とりあえずの月追尾モード改め、月追尾もどきで・・・。