2012年3月4日日曜日

お客さまからのご意見、ご質問



ご意見
動作音は、じゃまになる程ではありませんがCD-1との比較では思っていたよりも大きい。800倍速で戻る時の音が一定ではなく、時々カリッ、、カリッ、、のような音が混じる

見解
平歯車の噛み合いをきつくすれば、高速回転時のカリッ、、カリッ、、音は消えるのですが、どうしても、ある程度の偏芯 があるため、その影響がPモーションに影響し、少し隙間を儲けているためです。おそらく、モーターが1クロック分進んだ時(0.9deg)、振動(ダンピング)が平歯車を蹴飛ばしているのだと思います。グリスをきつくすれば消えるのですが、追尾開始時にグリス厚分追尾エラーが起きる傾向にあり、現状に至っております。撮影には影響ありませんが、改善方法を検討します。

ご質問
追尾を停止したときに、ギアを特定の場所に戻す処理の件ですが、追尾中や高速 回転時に電源が中断された場合には、どうなるのでしょうか?
モータを動かす都度、位置をEEPROMへ記録しているという説明だったように思いますが、微妙なタイミングで実際のギアーの位置とEEPROMの内容に不整合が生じることはありませんか?

回答
追尾中やDPPA中はEEPROMに書き込みをしません。
回転位置の情報はRAMで保管し、1クロック毎に加減算やってます。EEPROMに書き込むタイミングは停電処理で行います。ですから、誤差は無視できるレベルだと思います。
大きなサージ(静電気等)を受けて、EEPROMのデータが化けると、32ビットのカウンタがゼロになるまで、モーターは回りっぱなしになります。その時はSAT_swで止まりますから、仮想原点の再設定を行えば、元に戻ります。
(EEPROMの化けは先日ブログでご報告した通りで、その後発生はしておりません)

ご意見
DPPAで30度以上回転できる(隠し?)機能は、非常にありがたいと思います。

回答
仕様書に追加しました。
内容:トルク130%時で、DPPAすると、赤軸は360deg回転します。


ご意見
電源SWが無いのは問題ではないかと思っていましたが、スタンバイ時の消費電流を測ったら10mA以下(私のテスターの読みでは6mA程度)のようで、安心(?)しました。
撮影中でないときにはスタンバイ・モードにするよう、マニュアルにも記載した方が良 いと思います。(いちいちバッテリーを外すのは面倒ですから、、)

回答
仕様書に追加しました。
電源を挿入し、LED1が点灯している状態の消費電力は 0.1W以下ですから、電池の消耗はほとんどありません。

質問
メンテナンスモードを中断する方法はありますか?

回答
STA_sw を1回押すと、反転し、もう一回押すと、停止します。そこが、仮想原点にな
ります。

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