2012年3月9日金曜日

仕様の誤記訂正


12月7日のブログでご報告したにも関わらず、仕様に下記2点の誤記がありました。

①太陽追尾速度 恒星追尾速度の100.27%(誤) --> 99.727%(正)
②月追尾速度 恒星追尾速度の103.79%(誤) --> 96.350%(正)

また、今日現在、在庫はゼロなのですが、通販サイトを作りました。
リンクは右枠に設けております。

宜しくお願い致します。

2012年3月7日水曜日

昨夜は・・・

初回生産の1台を満月の中、それでも久しぶりの星空だったので動作の確認をしました。
たぶん、グリスの影響だと思うのですが、最初の数分は少し流れます(逆L字部)。
これで、初回生産分の3台を実写で確認しましたが、概ね、Pモーション治具で測定した値と近い(感覚的に±10%)領域で揺れている事を確認できました。
これで、±15秒角くらいだと評価します。
(全てのHiglasi-1AでPモーション値を保証できない事がなんとも歯がゆいです)
ISO100 f/5.6 200mm 238s*19 

写真はオリオン座近くのほぼ真南、天の赤道近辺で、238秒✕19枚 の合成、Pモーション2周期くらいの時間です。「時間は下から上へ進み、途中の途切れはウォームギヤのバックラッシュによるジャンプだと思います。
真南近辺を撮る場合はカメラの設置を傾ける等、故意にバランスを崩す対策が必要です。バランスアームって名前が適当かどうかわかりませんが、そのような対策ツールが必要ですね(検討します)
以下はPモーション治具の測定結果
Y軸:秒角 X軸:回転角(deg)  上/全周 下/0~30deg


2012年3月6日火曜日

ありがとうございました。

ご予約頂いた台数+α は完売致しました。
本当にありがとうございます。
輸送中の取扱不備によるケースの割れ、改造レリーズケーブルが動作しない、取説の不備・・・の不具合があり、ご迷惑を申し訳ありません。大変勉強になりました。
それでも、全員の方から、
「届きました」 
のご連絡を頂き、こんな気持ちのいい商いを経験をさせて頂き、感謝しております。

まだ、正式に通販サイトも立ち上がってないのに、こんな事書くのは不謹慎かも知れませんが、先程、天文ガイドを立ち読みしてましたら、「CP+2012」で参考出品している、超小型赤道儀の写真を見ました。
思わず、「次、考えてたやつや~ん」 ・・・・って独り言。




2012年3月4日日曜日

お客さまからのご意見、ご質問



ご意見
動作音は、じゃまになる程ではありませんがCD-1との比較では思っていたよりも大きい。800倍速で戻る時の音が一定ではなく、時々カリッ、、カリッ、、のような音が混じる

見解
平歯車の噛み合いをきつくすれば、高速回転時のカリッ、、カリッ、、音は消えるのですが、どうしても、ある程度の偏芯 があるため、その影響がPモーションに影響し、少し隙間を儲けているためです。おそらく、モーターが1クロック分進んだ時(0.9deg)、振動(ダンピング)が平歯車を蹴飛ばしているのだと思います。グリスをきつくすれば消えるのですが、追尾開始時にグリス厚分追尾エラーが起きる傾向にあり、現状に至っております。撮影には影響ありませんが、改善方法を検討します。

ご質問
追尾を停止したときに、ギアを特定の場所に戻す処理の件ですが、追尾中や高速 回転時に電源が中断された場合には、どうなるのでしょうか?
モータを動かす都度、位置をEEPROMへ記録しているという説明だったように思いますが、微妙なタイミングで実際のギアーの位置とEEPROMの内容に不整合が生じることはありませんか?

回答
追尾中やDPPA中はEEPROMに書き込みをしません。
回転位置の情報はRAMで保管し、1クロック毎に加減算やってます。EEPROMに書き込むタイミングは停電処理で行います。ですから、誤差は無視できるレベルだと思います。
大きなサージ(静電気等)を受けて、EEPROMのデータが化けると、32ビットのカウンタがゼロになるまで、モーターは回りっぱなしになります。その時はSAT_swで止まりますから、仮想原点の再設定を行えば、元に戻ります。
(EEPROMの化けは先日ブログでご報告した通りで、その後発生はしておりません)

ご意見
DPPAで30度以上回転できる(隠し?)機能は、非常にありがたいと思います。

回答
仕様書に追加しました。
内容:トルク130%時で、DPPAすると、赤軸は360deg回転します。


ご意見
電源SWが無いのは問題ではないかと思っていましたが、スタンバイ時の消費電流を測ったら10mA以下(私のテスターの読みでは6mA程度)のようで、安心(?)しました。
撮影中でないときにはスタンバイ・モードにするよう、マニュアルにも記載した方が良 いと思います。(いちいちバッテリーを外すのは面倒ですから、、)

回答
仕様書に追加しました。
電源を挿入し、LED1が点灯している状態の消費電力は 0.1W以下ですから、電池の消耗はほとんどありません。

質問
メンテナンスモードを中断する方法はありますか?

回答
STA_sw を1回押すと、反転し、もう一回押すと、停止します。そこが、仮想原点にな
ります。

2012年3月3日土曜日

巾着とトートバック

家人が Higlasi 印 の巾着とトートバックを作りました(笑


もちろん、Hilasi-1A を持ち運ぶにはちょうど良いサイズです。。。

お客様からの質問


質問
Dip_sw_3がon(トルク130%設定)の時にSTA_sw長押しによるDPPA動作を行おうとすると、
500倍速運転およびバルブ撮影が再びSTA_swを押すまで継続するのは仕様でしょうか?

回答
その通りです。
仕様の最大荷重2.2kg以下で使用する限り、トルク設定100%で対応できると考えております。
トルク130%はメカの経年変化や想定できない状態が起きた場合のために、対応できるよう、設定しました。

DPPA動作は初期値約30度です。私が使用する限り、それで十分だったのですが、それでは足らない場合、対応できるよう、設定しました。ただ、割り当てるSWが限られているためトルク設定と併用しました。


質問
トルク130%設定は、バッテリー駆動時間が減少する?

回答
減少します。
実測で電流値は1.7倍になりますから、駆動時間は100%の半分とお考えください。


質問
トルク130%設定で撮影精度や、機構部に対する負担に影響はありますか?
取り付けるカメラ・雲台の総重量が大きい時はトルク130%設定にしたほうが良いのでしょうか?

回答
最大荷重(2.2kg)を守る限り、精度や機構部に問題は無いと考えておりますが、先ず、100%で使用してみてください。

この内容は急ぎ、取説及び仕様に反映致します。。

2012年3月2日金曜日

クレーム1

雲台を取り付ける1/4W ボルトが自由雲台のボールに当たる。

仕様書の不備で、ご迷惑かけました。
写真の通り、9mm です。


謝意

ご予約をくださった方々から、レリーズケーブルの加工を請け負いました。
私の所有しているデジカメは canon の D30 D60 60D の三種で、それ意外はネットから情報を取り、Higlasi-1A で操作できる様加工したつもりだったのですが、ことごとく間違いました。
本当に申し訳ありません。
思い込みもあり、それが、不要な誤配線を生んだと、反省しております。
必ず、動作させますので、お手数かけますが、宜しくお願い致します。

加工したケーブル

・NIKON MC-DC2
・NIKON  MC-22
・NIKON  D700用 E6258
・PANASONIC GH-1用 RM-L1-PS1
・オリンパス E-620 用






2012年2月29日水曜日

感謝

今日、雪の中(関東の意味)数名の方に Higlasi-1A が届きます。
看板も無い、信用も無い、ただただこのブログやHPで、わいわい書いていただけの僕を信用し、¥35000円の大金を託してくださった方々に深く感謝致します。
物作りで糧を得て34年、これほど "思い" を注いだ製品は無かったと記憶します。
一生懸命作りました。
それでも機械である以上、まして電子回路がプログラムで動いている以上、想定外な事は起こるかも知れません。仕様通り動作しないかも知れません。その時は誠意を持って対処致します。
また、通販でよく耳にする・・・
「こんなハズじゃなかった」
を避けるため、製品仕様もできるだけ細かく書きましたが、それでも十分では無いと思います。
もし、仕様の不備でご迷惑をかけましたら、お詫び致します。。

これからも、人生が続く限り、製品の改良を含め充実していく予定です。
宜しくお願い致します。

浅野達也

2012年2月28日火曜日

ピリオディックモーション検査、合否の分かれ目


十数台の検査をしていると、合否に迷うブツに遭遇します。
まあ、そんな時は涙をのんで原則 「否」 を選択しなければなりません。
今回、最も迷ったブツのデータはこれです。
ホイールの全周データ Y軸:Pモーション(秒角) X軸:回転角(度)

中心部のうねりは治具の問題で、Pモーションの評価は波形のP-Pと考えてください。
(平滑化は行なってません)

私の評価は±25秒角です。正にボーダーライン上のブツです。
・・・で、一昨日は久しぶりに天気が良かったので、このデータを持つブツの実力を実写で確認しました。
168秒*15枚(42分)


拡大すると・・・

11ピクセル、まあ~見事に±25秒角、正にボーダーラインです。

このボーダーなブツで、真面目に撮ると・・・
168秒*4枚 200mm ISO800
原寸拡大で・・・

ボーダーなブツでも、この程度の写真は写ります・・・。

注意: 全てのHiglasi-1Aでこの写りを保証するモノではありません。

ちなみに、Pモーション測定で最もエラーが少なかったブツのデータはこれです。
こんな結果ばかりだと、良いのですが・・・。

Pモーション検査治具については、こちらをご覧ください。
http://ndl2000.sakura.ne.jp/sekidougi/p-motion_jigu_00.htm





本日・・・

本日から、やっ~~と、ご予約を頂いた方々に・・・お嫁入りです。
我がまま言わんと、ちゃんと、お役に立てよ!娘達!!

ご予約を頂いた方には既にご連絡しておりますが、未だ受けてない方がいらっしゃいましたら、
「着てないぞ~」
・・・と、一報を御願いいたします。

少し整理し、それから標準品の生産を始めます。
ある程度の在庫も欲しいので、通販サイトの開設は3月下旬になると思います。


15:10 出荷!「戻ってくるんじゃないぞ~~」と、見送りました。

ローストビーフ

お客様にお出しする時は 食中毒が怖いので、、少し多めの時間設定(55分)で 仕上げてきた ローストビーフ 二人で食べるにちょうど良い大きさの もも肉があったので 35分で焼きどめてみたら 安い肉の割に柔らかく美味しく仕上がった レシピは以下の通り・・・ 肉は塩胡椒(適当 香味野菜...