2012年1月4日水曜日

謹賀新年


今月末を目標に部品を仕込んでいます。
お安くご提供するためには、量産効果を生むくらいな数を購入しなければならないですが、なにせ、資本力がありません(汗。
絞り出して、ファーストロットは50台分を仕込み、歩留まり90%として45台はご提供できると思います。まだ、最終原価は分かりませんが、とにかく、お約束通り、送料込み、消費税込みで、3万円前半(¥35000以下)は死守したいと考えております。
本当は3万円を切りたかったのですが、当初の想定以上に使えるウォームギヤが高価で・・・ごめんなさい。
設計で糧を得て30年以上経ちますが、別世界である天文機材の市場規模は全く分かりません。年賀状を交わす友人知人で天体望遠鏡を持ってる方を知りません。ましてポタ赤、ボク自身、ポタが「ポータブル赤道儀」って知るまでにどのくらいかかったろう?さらに市場なんて・・・。
ファーストロットの45台は10年分なのか、1年分なのかさえわかりません(苦笑。
とにかく、モノ作りを楽しみながら、1台1台を心を込めて作っていこうと考えてます。(私が昔いた世界は心を込める時間はありませんでした)現時点の生産能力はたぶん、2日で1台くらいです。まあ10台も作れば慣れてくるでしょうから、2ヶ月くらいあれば、ファーストロットは作れると思います。既にご予約を頂いている方には2月末にはご提供したいと考えています。

人様からお金を頂こうと決めた時から、販売形態をあれやこれや考えてます。
当初、赤道儀を自作されてる方々に、個人では作るには難しい、プリント基板やフレームを提供するような、キット屋さんに近いイメージを持っていたのですが、求める精度を維持するためには、市販部品を集めて組み立てれば動くようなモノでは無い事も分かりました。ちょっと油断すれば平気でPモーションは±50を超えてしまいますし、ギヤのかみ合わせを変えれば、性能を戻すには、そこそこのエージングと調整が必要となります。ですが、自分の首を絞めてしまうかも知れませんが、大手メーカーさんなら絶対やらないような、たとえば、CCSのコンパイラーとPICを十分ご理解されてる方にはプログラムのソースファイルは公開しようと思いますし、フレームやプリント基板は単品で販売しようと考えてます。基本は公開です。
公開すれば、みんなの知恵で、もっと面白いモノが作れるかも知れません。。


たったこれだけの部品ですが、ここまで3年かかりました(笑


ご希望、ご意見ありましたら、メール等でご連絡頂ければありがたいです。


今年も宜しくお願い致します。

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