2012年1月28日土曜日

電源仕様の変更

ご予約を頂いてる埼玉のKさんから、
「とにかく軽く、電池もできるだけ少なく・・」の要望を頂きました。
当初、特殊品でと考えていたのですが、¥100円程のコストアップで実現できそうなので、標準品でも採用する事としました。

電源仕様: 7v~12v  -->  6~12v に変更。
推奨電源: エネループ 8本 または 6本 (同梱電池ホルダーは8本用)

エネループ6本時の放電特性(参考値)
トルク設定は標準(100mm位置で3.1kg) 10℃

6vで停電を検出し、モーターを停止します。(動作時間は4~4時間30分程度)

以下は以前報告したエネループ8本使用時の放電特性です。

停電検出を6vで行いますから、エネループ8本使用時の駆動時間8時間くらいです。


余談
電池(エネループ)4本でも、テストでは2.5時間くらいは動くのですが、各コネクタの接触抵抗が無視できなくなったり、モータードライバーのロジック回路が電圧仕様以下となり、動作を保証できません。


4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

電源は大切ですよね。Higulashiは豪華なモーター&ドライバなので特にですね。
ポータブル赤道儀は-10℃以下で使うのは当たり前ですから、普通の赤道儀よりも電源には余裕が必要で、電池の保温も必須になります。

Higulashiの極軸はφ8ですか? ずいぶん細いですが研きシャフトでベアリング使用なら充分だと思います。太い方が良いには違いないですが、細くても大丈夫なことを啓蒙してくださいね。

それと、おそらくユーザーさんは「極軸設置」の精度を気にすると思います。極望も欲しいとのご意見も多いことでしょう
しかし、デジカメで露出時間が1/10になったため、極軸設置精度も1/10と非常にラフになりました。
下記に私流の「暗算の方法」の方法をご紹介します。

★100mm望遠レンズ4分露出に必要な極軸設置精度は±1度★
これを基準に暗算します。暗算しやすい数値であり、フィルム時代との精度とも比較しやす数値です。
すると、
25mm→±4度
50mm→±2度
100mm→±1度
200mm→±0.5度(±30′角)
300mm→±0.3度(±18′角)
……露出時間が上記の半分なら極軸設置精度も2倍悪くて良いので暗算も簡単です。
ずいぶんラフですよね? 。
フィルム時代には200mm望遠レンズで40分露出するには±3′角の極軸設置精度なら完璧、と言われたものですが、それも暗算で検算できます。

したがって、広角なら極望代わりの覗き穴さえ不要なんですよ。
スマートフォンのアプリで「高度計」や「方位磁石」があります。広角ならアプリを使って設置するだけで充分です。
もちろん、そのためにはポタ赤の筐体のどこかが極軸と平行または直角になっている必要がありますが。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

いつも情報ありがとうございます。

>Higulashiの極軸はφ8ですか?
そのとおりです。
Φ6でも撮影には問題はなさそうなのですが(7号機まではΦ6)、Φ8だと安心感が違います(苦笑

極望設置の問い合わせを頂いております。
少なくても、北半球で使用する限り、85mm程度の望遠があれば、不自由は無い旨、DPPAと一緒にお伝えしております。

K さんのコメント...

埼玉のKです。
電源小型化は一旦は諦めたのですが、やっぱり6本の仕様も良いなぁと迷っていたので、6-8本に対応は大変有難い仕様です。
完成楽しみにしています。

竜爺 さんのコメント...

Kさん

コメントありがとうございます。
いつの日か、Kさんの要望を100%実現したいです。
電池4本、400g、8時間・・・。