2012年1月3日火曜日

カーチス・デジカメ法で極軸を設定する際に参考となる時角(houre angle)の計算

表題LINKが更新されていました。(更新に気が付きませんでした、ごめんなさい)
http://www.ps2.homeunix.com/astro/polar_finder.html

ただただ、感心するばかりです・・。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あけましておめでとうございます。匿名1号です。
ご紹介いただいたサイトは匿名2号さんのですね?
もの凄い技術に敬意を表します。カーチス・デジカメ法がずいぶん進展しましたね。
これで星々円弧の中心(極軸の回転中心)にパターンを移動できるようになれば、カメラの写野(ライブビュー画面)の中心を星々の円弧の中心に合わせる必要が無くなる(カメラの向きを微調整しないで済む)のでパーフェクトです。
それが出来るようにソフトがバージョンアップされることに期待しています。

なお、望遠鏡の焦点距離は、たしか古いJIS規格だと10%の誤差まで許されるので、実際に星座や二重星や月面を撮影して正確な焦点距離を求めた方が良いと思います。

それと、追尾や極軸設置の許容範囲などは竜爺さんをはじめ「2ピクセル」を基準に厳しく定めることが多いように思います。
私は3ピクセルで計算しています。カメラ内部の画像処理により、出てくる星像直径は1~2ピクセルのこともあるのですが、撮像素子の前にはぼかしフィルターが入っていること、一般にレンズの結像性能は1~2ピクセルよりも大きいこと、そもそも画像は4×4ピクセル程度はないと形成できないこと、などが理由です。
もちろんカメラやレンズの仕様/性能によって変わりますが、3ピクセルで計算すれば厳しい方だと思っています。
同様の理由から、35mm判フルサイズがAPSサイズになっても、追尾などの許容範囲は単純に反比例して1.5倍厳しくなるわけでもないと考えています。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

「カーチス・デジカメ法」が検索で掛かるようになりました。それは大変嬉しい事なのですが、新たな心配事でもあります。
それは「カーチス・デジカメ法」の検索で、匿名さんの関係している組織で、匿名さんが匿名ではいられなくなるのではないかと・・・。その結果として、ご迷惑を掛けてしまわないかと、取り越し苦労なら良いのですが・・・。

匿名 さんのコメント...

匿名でいられなくなるかも知れない…ということは、どうぞご心配なく(笑)
私は、その昔、業界の端のそのまた末席に居たことはあるのですが、誰も知らないただの天文機材好き親父です。お恥ずかしいので匿名にしています。
業界に居たときは、持てる知識のほんの少しは活用しようとしたのですが、なんの足しにもならなかったと思いますよ。
それで、竜爺さんが工業製品を作る真面目なスタンスで、どんどん理解を深めて進歩されるのが嬉しいのです。

業界を批判的に見ているわけでもありません。他の業界には見られない自作っぽい機材の多い楽しい趣味の分野だと思います。
自作っぽいのに努力して驚くほどの精度を実現する場合があるのには感心します。怪しげな製品が多いのも楽しいではありませんか!(笑)
ただ、あまりにも自作っぽ過ぎて、物作りの基本的な数学やデータを軽視(無視?)する傾向はあると思います。この点は竜爺さんも「科学的な趣味のはずなのに」と不思議に思われているのではないでしょうか?

極端な例を紹介しますと、天体望遠鏡の反射鏡の必要精度は無線の電波を受ける場合と同じなので、波長の1/4つまりλ/4が必要です。
光の波長に対してなので非常に高精度でなかなか実現できません。
しかし、20年以上も前には、なんと「λ/100の精度」とホラを吹いた非常に高価な反射鏡が、かなり売れた時期があるんです。「わが社の自動車は時速1000kmで走ります」とホラを吹いたようなものですよね? こういう反射鏡を指導的立場の人さえ信用して買ってしまったんですよね。検証すればすぐにわかることなのにやらないんです(笑)

星野写真はデジカメですぐに結果が出て、誰でも様々な手段で検証できるようになりました。
このことは天文機材の製作に基本的な数学やデータを、初心に帰って導入する千載一遇のチャンスと思っています。

竜爺 さんのコメント...

匿名さん

了解しました。
ありがとうございます。

電波の話も面白いですね。ご存知かもしれませんが、赤道儀を作る前、こんな事を懸命にやっとりました(笑
http://mitai-tvo.xii.jp/
これはこれでお金もかからず、面白いのですが、体が二つ三つ欲しいです・・・。

mars_999 さんのコメント...

匿名2号です。ややこしいので今後は、mars_999の名前で投稿させていただきます(笑)。

極軸の設定支援ツールの件ですが、北極星の時角からカメラの液晶画面上に北極星を導入するサークルをリアルタイムに表示できるわけではありません。現状は単に、時角を計算するためのツールです。

デジカメの機能の一つとして実装できれば、ポタ赤だけでなく、普通の赤道儀の極軸設定にも役立ちそうですね。デジカメにはカレンダー機能が内蔵されているので、日時の情報を得られますし、装着されているレンズの焦点距離の情報も取得できます.(望遠鏡の場合には、手動で設定する必要がありますが、、、)

あとは、撮影場所の経度の情報が必要となりますが、手動で設定できるようにするか、GPSを装備したカメラであれば、自動設定も可能ですね、、、
アストロトレーサを開発した某社であれば、すぐにでも実装できそうですね(笑).

新年も、よろしくお願いします.

竜爺 さんのコメント...

mars_999 さん

今年も宜しくお願い致します。。